中学受験の勉強時間が長いことはある程度分かったんだけど、何とか短く効率的な勉強をさせたい!そのためには、塾帰りの復習が重要!って聞いたんだけど・・・
どうやって復習するのが良いの?先週の授業で習ったこととか全然覚えてなくて忘れてるんだけど、なんか良い勉強方法はないの?
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
中学受験勉に必要な強時間を減らすための、効率的な勉強方法や記憶方法まとめ
本記事を読むと分かること
- 復習は、授業をしたらその日のうちに少しでも復習しておくのが大原則
- 塾から帰った次の日には、2/3を忘れてます!
- 効果的な勉強方法はすぐにやる
- 復習は、その日のうちに、音読するだけでも十分
- 効率的な記憶方法は?
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
塾から帰った次の日には、2/3を忘れてます!エビングハウスの忘却曲線
まず、結論からお教えします。
人間は非常に忘れやすく、習ってから20分でほぼ半分、9時間以上たつと、2/3を忘れてしまいます。
これは、エビングハウスの忘却曲線、というかなり有名な原理なので、聞いたことがある方も多くいると思います。
ここにグラフを紹介しておきますが、このように人間は、習った後でもどんどん時間がたてば記憶に定着することなく忘れていく。
というのが、研究結果としてわかっています。
この記憶の定着率、かなり低くないっすか?
せっかく習ったのに、これだけ減ってしまうなんて、そうとうつらいっすよね。
ですが、この記憶への定着率、やり方によっては、そもそも忘れにくくしたり、忘れてもすぐに覚えなおせるやり方があります。
本記事では、これだけ忘れやすい特性があるということを前提とし、そのうえで中学受験をするうえで効果的な勉強方法について、この後紹介していきますね。
効果的な勉強方法はすぐにやる!復習はその日のうちに!
結論から言ってしまいますが、忘れてしまうなら、忘れる前に復習する!
ってのが、一番の解決策になります。
って、これだけ聞かされると、
『ふざけんなっ!それが分からないから、こうやってここまで読んでるんだけど・・・』
なんて、怒られそうな気がしますので、もう少し解説していきますね。
次に示すグラフは、忘れるたびに復習をして、再度覚えなおしを行った場合、青の忘れてしまう記憶がどの程度変化するか?
ってのを表しているグラフになります。
要は、このオレンジの線のように、忘れそうになるたびに復習をすることで、記憶を定着させることができるんですね。
エビングハウスはこの研究をするときに、どうやったら忘れずに済むのか?
ってことも併せて研究してくれているのですが、その中で非常に効果的な研究結果が出ているんですね。
それは、2回目以降は、覚えるために必要となる勉強時間が、ものすごく短縮される!
ってことです。
グラフの中に赤文字で数字が書いてあると思いますが、この数字、記憶を100%に戻すための勉強時間の目安を書いているんですね。
このグラフを見てもらうと分かることですが、復習時間、すっごい短くても記憶の定着には効果が抜群に発揮する!ってことが分かりますよね。
なので、ここであなたに覚えて帰ってほしいのは、
本当に、その時間をとるか取らないかだけで、全然覚えている量が異なりますので、まずはとにかく教科書を眺めることをやるようにしてくださいね。
ポイント
- とにかく忘れる前に復習をする
- 復習としては、できれば授業で習った後にやる。
- その日の当日中であれば、15分程度教科書やノートを読むだけで、十分
ということをまずは意識して勉強に取り組んでみてくださいね
ここで、さらに効果的な復習方法を紹介しておきますと、復習の際には教科書を音読しましょう!
この音読、高学年になると時間もかかるし非効率に思うかもしれませんが、実はすっごい復習に効果的です。
自分で声に出して読むことで、目で見て、声に出し、さらに自分の声を耳から聞く。と、見る、話す、聞く、と3つのことを同時にやり、脳に徹底的に刷り込むことができます。
時間がないから、ってことでひたすら問題を解く勉強をしている方も多くいると思いますが、まずは音読をして声に出す。ってことを意識して復習に取り組んでみてくださいね
語呂合わせや連想ゲームをすることで、忘れにくくすることができる!
まず結論から言いますが、記憶力を高めるための勉強には、語呂合わせやこじつけ、などとにかく自分ルールで連想できることをくっつけると記憶力が上がります。
あくまで自分ルールで構わないので、思いついたことにくっつけてくださいね。
あのエビングハウスの忘却曲線のグラフ、あれは数字やアルファベットなどの記号の羅列に対する記憶力の変化を表しているんですね。
なので、みんな歴史の年号で日本史や社会など、794ウグイス平安京、とか言って覚えたと思いますが、これはものすごい有効なんです。
これ以外にも自分で無理やり語呂合わせを作ったり、自分の好きな漫画に当てはめて覚えたり・・・と、やり方は自分が好きなことなら何でもよいので、とにかく連想できるように結びつきを作ってください。
人間って見たり習っりしたことって、一度はその情報を脳みその中にしまい込んでいるんですね。
ただ、すべてを覚えているとパンクしてしまうので、どんどん記憶の奥にしまい込んで、最終的にはどこにしまい込んだか分からなくなって忘れてしまう・・・
ってのが、物忘れというか記憶力の正体なんですね。
なので、無理やりにでも語呂合わせでも何でもよいので、その情報につながりを作ってあげると、連鎖的に思い出して、完全に忘れ切る前に何度も脳みその取り出せる位置に移動してくれます。
そうやって、いつでも取り出せるような状態で定着させることによって、覚えていくんですね。
このつながり、これはもう本当に何でも良いです。
電車が好きなら、駅名の頭文字にこじつけて覚えても良いですし、本当に自分の好きな漫画のキャラに置き換えても良いです。
一見関係なさそうでも、自分が発見したルールなら、そのルールに従って記憶力を上げることができるので、自分が直感的に思ったことをそのままルールにすることで、記憶力を上げることができます。
ぜひとも試してみてくださいね。
まとめ:中学受験の効率的な勉強方法は、復習をすぐにやれ!
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
本記事の概要まとめ
- 塾から帰った次の日には、2/3を忘れてます!エビングハウスの忘却曲線
- 効果的な勉強方法はすぐにやる!
- 復習はその日のうちに!
- 語呂合わせや連想ゲームをすることで、忘れにくくすることができる!
ってのが、ここまで話してきた内容になります。
中学受験の勉強は、本当に量も多いですし、時間も長くなりがちです。
こちらのページでも紹介していますが、6年生ともなると、休日は10時間なんてざらにやるようになります。
ただ、どれだけ勉強時間を長くしても効率が落ちて、勉強しても忘れていってしまっては意味がありません
ここで読んだ復習、記憶定着のコツを頭に入れて、少しでも勉強時間を短縮しながら、最終的な合格を勝ち取りに行きましょうね!