中学受験の勉強をいざ始めてみたけど、成績がなかなか上がらない。
最初は下の方のクラスで入塾して、後から頑張って勉強させて、クラスアップしていけば良いかな♪
なんて思っていたら、むしろ成績が下がってきており、このままだと最下位クラスまで落ちこぼれそう。
勉強方法が悪いのか、塾があってないのか、子供の成績が上がらない理由を知りたい!
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
中学受験で成績が上がらない理由と、成績を上げるための勉強方法
ポイント
- 学受験勉強において、子供の成績が上がらない理由とは?
- 中学受験勉強において、子供の成績を上げるために、やるべき項目科目別に紹介!
成績が上がらない理由は様々ですが、はっきり言って、ほとんどの子供は勉強する意味や方法を正しく理解できていません!
そこで怒ったりすることなく、なんとか、少しずつでもよいから、勉強を取り組む姿勢を、作ってあげていきましょうね。
あなたが得られる情報
中学受験勉強において、子供の成績が上がらない理由と正しい勉強法とは?
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、中学受験のテキストを利用して勉強しているのに成績が上がらないのであれば、それは勉強方法が間違っているからです。
もちろん勉強もしていないのであれば、それは言うまでもなく、単純に勉強時間が足りていない可能性が高いです。
ですが、しっかりと勉強時間をとって机に座っているのに成績が思うように上がらない子供は、勉強方法を間違えていることが多いです。
大事なことなので、改めて言いますが、勉強は座っている時間が重要なのではなく、正しい方法で集中した時間が重要となります。
そこで、ここでは、正しい勉強方法を教えますね。
子ども、特に男の子に多いのですが、全体的に幼く、正しい勉強方法、というのが理解できていません。
なぜなら、学校や公文などの習い事では、基本は答え合わせは先生たちが行い、間違えなおしをあまり行いません。
というか、間違えないようにあらかじめ、テストとほとんど同じ問題やプリントを解かせ、そのうえでテストをさせているケースが多いです。
そのままの状態で、いざ入塾して中学受験勉強を始めようとしても、そりゃあ、なかなか難しいですよね。
中学受験勉強で一番大事なのは、とにかく復習 + 間違い直し!
これに尽きます。
ハイレベルの偏差値60超えている学校は別として、偏差値50前後までは、徹底的な基本、基礎の繰り返しでたどり着ける領域ですので、親が正しいやり方を教えながら、根気よくやれる子どもに育てていきましょう!
中学受験勉強において、子供の成績を上げるために、やるべき勉強を科目別に紹介!
ここでは、科目別にやるべき勉強を教えていきます。
ここでは、特に偏差値50以下の平均以下の子供に対して、成績を上げるための勉強方法を教えていきます。
基本的な勉強方法となりますので、偏差値60を超えているような子供にとっては、正しい勉強方法が身についていますので、思い当たるところだけでも取り入れるようにしてくださいね。
中学受験の国語で成績を上げるための勉強法とは?
中学受験国語で点数が取れていない子供は、言葉の意味、語彙、漢字、熟語、という基本的な日本語の能力が単純に不足していることがほとんどです。
意味が分からない単語がやたらと出てくるのに、そんな状態でいきなり登場人物の心情を答えなさい。
とか、論説文の要約をまとめなさい。
なんて言われても、そもそも文章の内容が理解できていないことが多いです。
こういった子供に対して役に立つ勉強方法としては、まずはとにかく、熟語や漢字の勉強を行い、徹底的に語彙量を増やすように指導してください。
ある程度は親が協力して、一緒に国語辞典を引いてみる。
といった手伝いや、知らない熟語を集めた単語帳を作成する。
といった、協力をしてあげましょう。
少し時間はかかる対策となりますが、そもそも読解力の土台となる部分があまりにも弱ければ、得意や苦手というレベルに達していません。
語彙力を高めることは、国語だけでなく、理科や社会などすべての科目に通ずる対策となりますので、時間はかかるかもしれませんが、根本対策として、取り組むようにしましょう
中学受験の算数で成績を上げるための勉強方法とは?
中学受験の算数で成績が平均以下、苦手としていることもは、計算力が不足しています。
もう、シンプルな話ですが、計算力を上げましょう。
特に中学受験で算数が苦手な子供は、2桁の掛け算、分数、少数、の3つでつまずいている子供が多いです。
例えば0.125=1/8、15x15=225、といったのが、すぐに出てこないようでは、試験でややこしい計算が出てきたときに、時間がかかって、最後までたどり着けない可能性が高いです。
よく塾の2週間に1回ある、習った範囲の確認テストで最後まで解ききれてないお子さんの場合は、まずは一緒に問題を解いて、簡単に計算ができる方法を一緒に確認してあげるようにしてください。
2桁の掛け算や繰り上がり繰り下がりの足し算引き算は、本当に単純な慣れです。
学校では九九は一桁の9x9で止まっちゃいますが、19x19ぐらいまでは言っていればいえるようになります。
まずはそこまでは毎日唱えて、計算力を底上げするようにしましょうね。
そこそこの計算力が身についている。と思われているお子さんの場合は、今度は算数ノートの式がどれだけ正しく書けているかを確認してください。
特に6年生で急に算数の成績が落ち始めた。という子供は、式を書かないで暗算で算数を解いている子供が多いです。
5年生までの単純な文章題であれば、適当に出ている数字を掛け算割り算するだけで答えが偶然に近い形で正解します。
ですが、6年生の受験レベルにある問題は、単純な数字の計算だけでは解けない問題がほとんどです。
しっかりと問題を整理して、日本語も交えて説明しながらノートに書きながら問題を解いているか?という視点で、子供の理解度を確認するようにしてくださいね。
中学受験の理科の成績を上げるための勉強方法とは?
理科の成績が良くない子供は、とにかく苦手な単元がいくつかある子供が多いです。
特に男の子は天体や星座、女の子は昆虫やミドリムシなどの微小生物、あたりが苦手な子供が多く見受けられますね。
中学受験の理科って本当に単元が異なれば全く勉強の内容が異なりますし、知らなければ全く解くこともできない。
なんていう風に、単元ごとの差分が出やすい科目です。
特に、子供のタイプや生理的にどうしても興味を持てない。
という単元に対しては、本当に勉強も嫌で成績がなかなか上がらないケースもよくあります。
嫌いなものの勉強をしろ!っていうのは、たしかに子供にとっても、親が教える際にも難しいところではありますが、受験として試験範囲になっている以上は、まんべんなく苦手単元をなくしていく必要があります。
後は、理科だからといって、丸暗記で答えようとして、計算をしない子供も多く見受けられます。
せっかく計算力を身に付けるように勉強しているので、理科も少し考えて、計算することで解ける問題は数多く存在します。
理科のノートを見たときに計算した後が全く残ってない子供も、要注意ですね。
6年生の後半の水溶液やテコで足踏みする可能性がありますので、しっかりと簡単な問題でも式を書いて、問題を解く癖を身に付けさせるようにしてくださいね。
中学受験の社会で成績を上げるための勉強法とは?
中学受験の社会は、大きく分けると、地理、歴史、公民、という3単元に分かれます。
この3単元、すべてが苦手というケースは少ないのですが、どうしても最初につまずいてしまい、地理で点数が取れていないケースがよくありますね。
まあ確かに、自分の興味もない、住んでもいない地域の産業や特産物、と言われても、そりゃあ覚えるのも難しいですし、勉強方法も身につかないとは思います。
こういった子供に対しては、まずはできるだけ、興味が見てる範囲から、各地域の特色を教えていくことになりますね。
例えば果物が好きな子供だったとしたら、各地域のお取り寄せ果物を飼って晩御飯の後に並べてみる、とかそういう普段の日常生活から、興味を持つ対象を少しでも作っていきましょう。
広島にはマツダがあり、自動車工業が盛んである。といった話から、少しずつでも興味を日本国内に広げていくような話をするようにしましょうね。
歴史の場合は、ある程度は漫画やドラマなどの、子供の興味を引くようなものを利用して、勉強への意欲を上げていきましょう♪
特に、大河ドラマやねこねこ日本史など、歴史を嫌いな子供でもとっつきやすいもので、少しでも、苦手意識、ハードルを下げる工夫をしてあげましょうね。
まとめ:中学受験で成績が上がらない子供の特徴と科目別の正しい勉強方法とは?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
ポイント
- 勉強は、机に座ってる時間が重要ではない。
- 集中して、問題に取り組んで間違い直しをした時間が重要
- 正しい勉強方法は分かってない子供が多いので、親が教えてあげないといけない
- 国語の成績アップには、まずは漢字と熟語の意味のおさらいから
- 算数は、特に2桁の計算力と式を書く
- 理科は苦手単元を減らす(男子は天体、女子は昆虫に取り組む)
- 社会は、大河ドラマや漫画日本の歴史を読ませる
浪人生ですら、毎日12時間以上勉強できているのかというとそんなわけではなく、夏休みぐらいまでは午前中はさぼって午後から少し頑張る、ぐらいの程度しか勉強できてないことがほとんどです。
そんな大変なことを小学生にやらせようとしているので、中学受験の勉強を正しく初めからやれる子どもなんて本当にまれですし、そういう早熟な大人びた子供は、御三家とかを狙いに行くような形になります。
ですがいわゆる偏差値40~55ぐらいまでの一番のボリュームゾーンの子供、特に男の子にとっては、勉強のやり方から少しずつ定着させていかないとすぐにずるをしますし、手抜きをして終わらせようとします。
親に覚えておいてほしいのは、子供も悪気があってずるをしているのではなく、親に褒められたい!
がっかりさせたくない。
本当につらい状況で言うと、親に怒られたくない。
という状況で、答えを見たりずるをしているケースがほとんどです。
ずるを怒るのではなく、そもそもズルをさせないために、答えは別に保管しておくなど、ちょっとの工夫で対策が打てることがほとんどですので、そこは、親の仕事と割り切って、対策をしてあげましょうね。