中学受験の科目に英語が採用され始めたってマジ?うちの子供、全然英語なんて勉強しているそぶりもないんだけど、英語受験って本格的にはいつから導入されそうなの?ってか、特典とかレベル、優遇ってどんなことがあるの?
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
特に、こんな勉強しておくべき科目がどうなるの?
なんて大きなテーマであれば、本当に不安でしょうがない親御さんも多いと思います。
ここでは、そんな方の不安を少しでも解消するべく、以下のようなテーマで説明していきますね
本記事のテーマ
中学受験と英語試験対策の必要性
ポイント
- 首都圏私立中学校では、2021年度受験科目に英語を143校が導入と年々増加
- 英語が必須な学校はほとんどなし
- 選択式が多い
- 英語本格導入時期は未定。2022年度が最新の噂?
- 御三家などの有名校は、今のところ導入なし!
- 学校によっては、加点や奨学金などの特典も
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
首都圏私立中学校では、2021年度受験科目に英語を143校が導入と年々増加
2021年度の首都圏中学入試で行われた「英語(選択)入試」の実施校は、前年度から2校増の143校。
内訳は、私立中142校、国立中1校。
2014年に15校が試験的に始まった本制度ですが、私立中学校をメインとして、続々と拡大中ですね。
もう少し対応状況を詳しく解説すると、7校が英語の選択入試を導入し、5校が英語入試を取りやめたので、結果として2校の増加。というのが、2021年度の最新情報になりますね。
受験科目に英語が追加、ってどんな対応なの?まさか必須の学校も増えてるの?なんて心配があるかもしれませんが、そんなことはないです。正直、必須の学校なんて、首都圏には今のところないんじゃないかな。
基本的には従来の2科目算数と国語に英語が追加と言った形式。
はたまた、算数選抜のように英語選抜。といった形式。
さらには、英検などの資格保持者には無条件て加算、などといった様々な対応があります。
この辺りは本当に学校によってまちまちなので、学校の入試概要をしっかりと注意してみるようにしておいてくださいね。
じゃあ、中学受験で求められる英語レベルってどの程度なの?
なんてのが気になると思いますが、正直、そこまでレベルが高いところは求められません!
今はまだ英語の得意な子が試験に選択する。ってレベルなのですが、それでも英検で3級~4級の間ぐらいあれば戦力になる!
ってレベルなので、手っ取り早く1年まじめに勉強して、英語選抜だけ狙いに行く!なんてのも戦略の一つとしてはアリだと思いますね。
英語の問題形式としても、リスニング、ライティング、スピーキングをメインとしたインタビューやコミュニケーション、と本当にまちまちですね。
とはいえ、最近の政府の教育カリキュラムを見ていても、今後はリスニング+スピーキングのインタビュー形式がメインになるのでは?なんて気もしますが、受験って考えると、結局センター模試みたいに、単語力+文法+長文読解+英作文+リスニング、のフルセットになるのが一番ありえそうですね
中学受験にいつから本格的に導入されるの?御三家や様々な中学校の対応は?
一番気になってるのは、いつごろから本格的に必須科目として受験に追加されるのか?
ってことだと思いますが、残念ながらまだはっきりとは決まっていません!
2022年度の中学受験を受ける子供たちは、小学校5年生から教育カリキュラムとして勉強するような教育プログラムになっているので、動きがあるとしたら最速で2022年度なのですが、まだそういった話は、噂にも出ていません。
学校説明会などで質問があったりもしましたが、まだ明確な返答が出た学校はないので、おそらくは2022年度では本格対応はないですね。
ちなみに英語導入している学校なのですが、男子、女子含めて御三家のような本当のトップ校では導入していません!
準御三家と言われるような偏差値60近辺では導入に消極的ですね。
どちらかというと偏差値が低めの学校が、いくつかの試験科目バリエーションの一つとして、英語科目を導入しているように感じますね。
ただ、一番注意が必要なのは、国公立の中高一貫校の英語受験対応状況ですね。
2021年度入試までは、国公立一貫校での英語対応は1校だけとなっており、全くやる気もない状態でした。
ただ、2022年度の中学受験の生徒は、義務教育の科目として英語が導入されて、勉強してきていることになっています。
なので、2022年度以降の国公立中高一貫校の受験を考えている人は、本格的に英語対策、特にリスニング+スピーキングのコミュニケーション能力は、準備しておく必要があると思いますね。
ってか、2022年度に限って言えば、準備してない家庭も半分程度はあると思うので、勉強しておいてもし導入されれば、それだけで半分以上には入れる可能性がある!という判断というか賭けで勉強しておくのもアリかも?!
なんて思いますがね。これだけ倍率激高なのに、公立中高一貫校しか受験予定じゃない家庭であれば、ダメもととして勉強するのをおススメしますよ
英語ができると中学受験でどんな特典があるの?
中学受験時に英語が得意になっている生徒は、2点の特典の可能性があります。
1点目は、まずダイレクトに入試成績に、例えば英検3級以上は10点プラス、といった入試時に得点加算が得られる可能性があること。
そしてもう一つは、たとえ試験では考慮されなかったとしても、入学した後の奨学金などの条件に英検3級以上、といった特待生になれる可能性が上がる学校、もあったりします。
この辺りは、要は一芸を持っている。という扱いで、学校側も推奨しているようなところがいくつかありますね。
入学してからの話なので何とも言えないかもしれませんが、奨学金や特待生になれる。ってのは非常にありがたい話なので、やっぱり勉強しておいても損はないような気がしますね。
まとめ:私立中学校の英語対応増加の流れは止まらない!公立中高一貫校は準備して!
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
ポイント
- 首都圏私立中学校では、年々増加
- 英語は選択式が多い
- 御三家などの有名校は、今のところ導入なし!
- 公立中高一貫校は、2022年度入試は要注意!勉強しておいて
- 学校によっては、加点や奨学金などの特典も
といったあたりが、中学受験における英語学習ですね。
サピックスや日能研などで英語の科目ができるとは全然思ってないのですが、とはいえ、入試科目に導入され始めると、本格的に大手の塾でも入試対策として導入され始めると思います。
特に、公立中高一貫校の専願を考えている家庭では、まじめに英語学習への取り組みを始めておいてくださいね。
オーディオブックなどで聞くだけでも安上がりで良いですし、英会話教室に行くのが手っ取り早いとは思いますね。
気になる人は、こういった軽いものから始めてみて