中学受験を始めて頑張ってるんだけど、成績も伸び悩んでるしなんだかうまくいく気がしない。失敗する子の特徴や絶対NGな親の接し方をあらかじめ知っておきたい!
正直世の中の成功体験とか偏差値60以上の受験合格体験記なんて、全然参考にならないんだけど・・・
子供の受験となると、一生に一回しかないのに、あまりにも準備もできてないし、本当に毎日が不安ですよね!?
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
中学受験を失敗で終わらせないために親がやるべきポイントは?
ポイント
- 中学受験を失敗する家庭は、大手塾を妄信しすぎ。SAPIXに通おうと、努力しなければ意味なしです
- 親の態度として、成績や〇×に一喜一憂するのはNG!
- 志望校、熱望校に落ちる可能性はある!失敗とするか成功とするかは、親の接し方次第
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
中学受験を失敗する家庭は、大手塾を妄信しすぎ
当たり前ですが、大事なことなので最初に言っておきます。
大手の進学塾に通うだけでは、成績は上がりません!
塾に通って、そこからさらに家に帰って勉強して、と努力するから成績が上がって偏差値が上がっていくのです。
この当たり前のルールを分かってないつもりの人が多いです。
当たり前の話ですが、大手の塾ってのは多くの子供が、まんべんなく全体的に成績が上がることを目的として授業カリキュラムが組まれています。
なので、個人個人に合わせた授業は行っておらず、正しく理解していなくても授業はどんどん進んでいきます。
ここの意味を本当に親は注意して感じ取ってほしいですね。
塾の教科書も、正直、偏差値が少なくとも50以上程度の子供でないと理解できないような構成になっているのが多いです。
偏差値40以下の本当にわかっていない子供にとっては、塾の教科書を読んで理解しろ!!
ってのが、そもそも全く分かってなくて拷問のように感じで勉強ツマンネーなんて、悪循環にはまりがちなので、そういったことにならないように注意してあげてくださいね。
ちなみにですが、塾の言うことを信用しすぎる親御さんも多いのですが、それも危険です!
はっきり言っちゃいますが、大手塾のほとんどは、最難関と言われるような御三家や偏差値60以上の学校を受験するための子供を最優先としたカリキュラムを組んでいます。
だって、偏差値40の学校に何人入れようとも、塾の評判や成果としては全然つながらないですよね?
なので、例えば各塾の教科書に含まれている発展問題、応用問題、なんてものは、正直偏差値50以下の学校を狙っている子供にとっては、全く不要です!
ってか、そんなもの、いくら解説を聞こうとも全く解けるようにならないから、偏差値40前後なんですね。
それなのに、塾が言っているから。なんて理由で何も考えることなく、子供に無駄な宿題、時間を過ごさせている家庭は、本当に危険です!
もちろん塾はデータは豊富ですし、志望校選びなんかには頼りにする。
って考え方も重要です。
とはいえ、本当にウチの子供にこの勉強は必要なことなのだろうか?
今のわが子にとってはオーバースペックの勉強になっているのでは?
ということを常に考えながら、子供の勉強サポートしてあげてほしいと思いますね。
中学受験に失敗する親の言動:成績や〇×に一喜一憂するのはNG!
結論から言ってしまいますが、イチイチ子供の成績や試験結果、偏差値、といったものに喜んだり怒ったり、なんてことはやめなさい!
結局そうやって親が喜ぶ姿や悲しむ姿を見ていると、子供も結局は結果だけを重要視してしまうようになります。
ですが、成績に伸び悩んでいる子供、にとって重要なのは、勉強へのやる気を取り戻し、正しく問題を解こうとしているのか?
という勉強の仕方を見直してあげることです。
特に4年生、5年生で勉強習慣が身についていない家庭では、まずはテストの結果よりも、どうやってテストの問題を解こうとして、どれぐらい試験中に考えてきたのか?
ってことをひたすら見てあげてください。
そんな難しいことを言われても、どうやって子供の勉強を見たら良いのかわからないんだけど・・・
なんて悩む親御さんがいるかもしれませんが、方法はすっごく簡単です。
とにかく、授業ならノートや教科書、試験なら問題用紙、これを徹底的に一緒に見直してあげてください。
ある程度理解していて勉強にまじめに取り組んでいる子供は、とにかくひたすらノートや試験問題に書き込みがされています。
この書き込みがほとんどなくてひたすら答えだけを書いている子供、こういった子供は5年生の夏休み以降に伸び悩みます。
高学年になって一伸びするためには、まずは正しい勉強プロセスを徹底的に身に付けさせてください。
正直、そこさえしっかりしてくれば、後は単純に暗記できているか?もしくは計算をとく処理速度が速いか遅いか?
程度の違いしかないので、そんなものはあとからどうとでもなります。
ですが、そもそもの勉強のプロセスを正しく理解していない子供は、なにをやろうとも伸びていかないので、注意が必要ですね。
志望校、熱望校に落ちる可能性はある!失敗とするか成功とするかは、結局は、大学受験や社会人になるまで分からない
ここで改めて質問させてもらいたいのですが、中学受験させている目的って、子供を私立中学に通わせたいからですか?違いますよね??
ほとんどの家庭では、中学受験をすることによって、よりよい大学、に合格させて、最終的には子供が立派な社会人となって独り立ちしてほしい!
そのために、中学受験なんて非常にコストも時間もかかることをやってますよね?
だとすると、中学受験で志望校に落ちたからって失敗した~~、なんて嘆く必要はありません。
ってか、正直言うと、倍率3倍とか4倍の学校がざらにあるので、そういった学校を5校受けたところで、全落ちする可能性ってのもありうるのです。
ですが、ここで覚えておいてほしいのは、中学受験はあくまで通過点です。
仮に中学受験で志望校に受からなくて公立に通うことになったとしても、高校受験で巻き返せたのであれば、中学受験させたこと自体は失敗ではなかったんだと思うんです。
もちろん全員が志望校にめでたく合格できるのが理想なんだとは思うのですが、現実はそういうわけにはいきません。
なので親御さんには、最悪全落ちしてしまうかも・・・
それでも、何とか子供には、中学受験したことで身についた知識、勉強習慣は、今後の大人への成長過程で絶対に活きてくるはず!!
ということと、強く思えるような接し方を常日頃から考えておいてほしいなあ~、なんて思いますね。
まとめ:中学受験を失敗に終わらせないための親の付き合い方!
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
ポイント
- 学受験を失敗する家庭は、大手塾を妄信しすぎ。SAPIXに通おうと、努力しなければ意味なしです。
- 低偏差値の子供は、塾に任せるのは危険!失敗のモト
- 親の態度として、成績や〇×に一喜一憂するのはNG!
- 志望校、熱望校に落ちる可能性はある!失敗とするか成功とするかは、親の接し方次第
いかがでしたか?あくまで中学受験は、通過点。
これですべてが決まるわけではないので、ある程度は冷静な気持ちを持ちながら、子供の勉強サポートに付き合ってほしいと思います。
特に熱心な親御さんほど、過保護というか完全にべったりの二人三脚になりがちですが、これは本当に危険!
中学受験はそれでよいのかもしれませんが、大人になっていく過程においては、非常にまずい。
結局最後は個人戦になるわけですし、ある程度はふてぶてしさというか、たくましさを身に付けるような子育てを意識していきたいですね。
中学受験を通じ、子供の自己肯定感が上がるような素敵な体験になることを祈ってやまないですし、そういう親御さんを応援し続けていきます!