子どものやる気を何とか引き出したくて、色々声掛けするんだけど、いっつも裏目裏目に・・・
どんな言葉を言うと、子供は傷つくの?
中学受験は小学生の子供がチャレンジしているのですが、子どもだけで自力で最後まで勉強を走り続けるのは、かなり難しいです。
となると、親の声掛けが非常に重要になってくるのですが、親御さんも熱が入ってくると、ついつい言い過ぎてしまい、子供を傷つけてしまったり子供のやる気をなくしてしまいがちになります。
ここでは、そんな悩みを持つ人向けに、子供に行ってはいけないNGワードをタイプ別にまとめておきました。
特に受験前の6年生は反抗期を迎えるタイミングでもあるので、難しいところが多々あります。
ここでは、コミュニケーションがうまくいっていないな~、なんて思ったときは何度も見返して、
紹介しているNGワードを言ってしまってないかを何度も確認してくださいね。
本記事のテーマ
受験を頑張っている子供に言ってはいけないNGワードまとめ
ポイント
- 子どもは普段から頑張っています!基本はホメる!
- 勉強ができなくても、自己肯定感、人格を傷つけるような物言いは、絶対にNG!
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
中学受験の親の声掛けは、ホメるか見守る!
まず初めに結論から言ってしまいますが、中学受験で頑張っている子供への対応の大原則としては、
中学受験で親がとるべき対応
- ホメる
- 見守る
という、この2つしかありません。
なぜなら、中学受験はあくまで子供のものであり、親がでしゃばりすぎないのが最重要となります。
こういうと、『自分の家では、しっかりとコミュニケーションをとって、子供の言うことを聞きながら指示している』
なんて反論を言う人もいますが、それは親側の完全な勘違いです!
親はあくまでサポータとして見守るだけであり、コーチとして色々指示する必要はありません!
基本的には、ご飯をしっかりと用意して、安心する家庭環境を用意して、いろいろ言いたいのを我慢して辛抱する!待つ!
というのが、親の重要な仕事になります。
とはいえ待つだけってのが難しいってのも分かっていますので、少なくともこういった言葉は子どもには言わないであげてほしい。
って言葉を厳選して紹介していきます。
子どもに人格否定する言葉は絶対に言っちゃダメ!
子どもがあまりにも勉強していない様子を見ていると、イライラしてついつい言いたくなる気持ちも分かりますが、子供の人格、性格を攻めるような言葉は絶対に言ってはいけません!
最悪中学受験が失敗に終わろうとも成功に終わろうとも、ここで親子関係が冷え切ってしまうと、反抗期に入る中学生の間に修復するのは非常に難しくなります。
ここで紹介している言葉は、絶対に言っちゃダメな最低NGワードだ!
ってことをまずは頭に刻み込んでおいてくださいね。
人格を否定するNGワード
- 嘘つき
- 情けない子供だ
- 根性がない
- こらえ性がない
- 性格がずるい、悪い
- 怠け者
- 口先ばっかりで何もしない
子どもに能力を否定する言葉は言っちゃダメ!
中学受験で難しい問題を解いている子供は、ただでさえ自信を無くしていますし、不安になっています。
特になかなか成績が上がらず、勉強している努力が成果に結びつかずに、見ている親もヤキモキしていますが、それ以上に子供は悩んでいます。
そんな子供に、試験結果を見てがっかりするような言葉は言ってはいけません!
テスト結果を見てショックを受けていないような子供を見ていると、ついつい嫌みの一つも言ってやりたくなる気持ちも分からなくはないですが、子どもも少なからずショックを受けているはずなので、親が追い打ちをかけるような声掛けはやめてあげてくださいね。
能力を否定するNGワード
- なんでこの問題が分からないの?
- こんな簡単な問題、なんで解けないの?
- 前も同じ間違いしてたよね?
- 前やった問題を覚えてないの?
- 何回言えば、分かってくれるの?
子供に勉強しなさい!といった命令言葉もNGです!
中学受験を考えている家庭では、絶対に何度も何度も繰り返し、子供に言ってしまっているNGワードが、こちらの命令形の言葉です。
学校から帰ってきて塾までの間にマンガ読んで、塾から帰ってきてもマンガ読んで、慌てて学校の宿題やって眠る・・・
なんて姿を見ていると、ついついマンガ読んでないで勉強しなさい!
といった怒鳴り声をあげたくなりますよね!?
その気持ちは非常に分かるのですが、結局そうやって無理やりやらせたところで、子供の熱が入ってないので、全然進まないですし、やらされた感だけが残るだけです。
焦る気持ちも分かるのですが、結局は言ってもしょうがない部分もあるので、なるべくは声掛けは少な目にしましょうね
命令するNGワード
- 勉強しなさい
- マンガを読むのをやめなさい
- ゲーム・テレビを見るのをやめなさい
- 早く宿題やっちゃいなさい
子どもを罰する、ペナルティーを与える言葉もNGです!
子どもが勉強してないのを見ると、ついつい罰を与えるような声掛けをしてしまいがちです。
こういった声掛けもしてしまいがちなのは分かるのですが、これもNGです。
結局、子供の反発心を引き起こすだけですし、そもそも安心できないようなストレスフルな家庭環境で勉強しても、勉強の習得効率が上がらないのは研究結果としてわかってきています。
脅すような物言いはやめてあげてくださいね。
罰を与えるようなNGワード
- 勉強しないと、お小遣いは無し!
- テストで何点以下ならゲーム禁止!
- クラスが落ちれば、マンガ没収!
- 勉強しないとゲームさせないよ!
子どもが反論できない、お金の話は絶対NG!
中学受験を続けていくと、どうしても考えてしまうのが、お金の話。
夏期講習で20万近くかかっているのに、全然勉強しないで朝からアニメ見て、昼ご飯を食べてようやく面倒くさがりながら行く姿を見ると、ついつい言いたくなりますが、こういったお金の話も言ってはいけません!
子供の塾代、教育費にお金をかけると決めたのはあくまでも親の事情であり、子どもには全く関係ありません!
それなのに、反論しようがないお金の話をして子供に勉強するようにけしかけるのは、やってはいけない言葉です。
ついつい出てしまいがちなのですが、これも言わないようにしましょうね。
オトナの事情満載NGワード
- 塾代に、今まで○○万円かかってるのよ!
- これだけバックアップしてるのに、なんでやる気にならないの?
子どもを比較するような言葉はNGです!
中学受験となると、明確に成績に順位がついて偏差値が出て、さらに席順やクラス含めて、ずぅっと順位付けされ続けます。
もちろんそういった競争が好きな子供であれば問題ないのですが、多くの子供にとっては、それだけでストレスにつながります。
そうやって比べられ続けているのに、さらに家でお父さんお母さんから、他の子供と比べるような言い回しをされると、子供は傷つくばかりです。
なかなか成績が伸びない、要領の悪い子供を見ていて言いたくなる気持ちも分かりますが、ぐっとこらえるようにしてくださいね。
他の子と比べるNGワード
- 同じクラスの○○ちゃんは、××塾の一番上のクラスに行ってるそうよ!
- お兄ちゃんは、もっと勉強してくれたのに。
- ○○君は、毎朝早起きして、勉強して偉いね~
まとめ:子供に言ってはいけないNGワードは、しっかりと覚えておいて!
いかがでしたか?
正直言って、『勉強しなさい!』『宿題しなさい!』なんて、中学受験関係なく、どこの家庭でも一度は絶対に言ってしまっている言葉だと思います。
もちろん宿題を忘れた子供を見て、明日は忘れないように頑張ろうね。
ぐらいであれば問題ないのですが、ついつい習慣で、晩御飯前に宿題やりなさい!
なんて、命令形で言いがちですよね。
ただ、言うのが常習化すると、どんどん言葉がきつくなって、最終的に子供の人格を否定するような言葉につながりかねないのが、中学受験の怖いところです。
ここで紹介した言葉を絶対に一言も言わない!
ってのは難しいかもしれませんが、言わないようにまずは心がけてくださいね