なんて悩みを持つあなたのために、ここでは必要な情報をまとめておきました。
この記事を読むことで、あなたは、以下のようなことが分かります。
ポイント
- 小学校低学年で中学受験準備としてやっておくことは、身体作りと学習習慣づけ!
- 中学受験に成功した多くのママさんが通わせた習い事:運動編
- 中学受験に成功した多くのママさんが通わせた習い事:勉強・文化系編
大事な小学校低学年、脅かすつもりはないのですが、まだまだ先だと考えてのんびり構えていると、急に焦ることになります。
小学校3年生で早い子は塾に通い始め、気が付いたら入塾テストの試験も始まっているのに、自分の子供は何も準備できなくて、慌てて受けに行かせたら不合格・・・
なんて、切ない事態にならないためにも、親の準備が早ければ早いほど良いのは間違いなので、ここでしっかりと低学年のうちにやっておくべきことを整理して、持ち帰ってくださいね。
あなたが得られる情報
小学校低学年が中学受験準備としてやっておくことは、身体作りと学習習慣づけ!
最初にいきなり結論ですが、小学校低学年のうちにやっておくべきこととは、しっかりと運動させて頑丈な身体を作り、勉強習慣を身に着けること、たったこれだけでOKです。
なぜなら、中学受験を乗り切るには、結局は体力と人の言うことを素直に聞いて机に座り続けられること。
これが、できている子ほど伸びるからです。
いろいろ低学年から公文式とか英語の早期教育など考えることは多いです。
が、小さな子供たちが大人でもプレッシャーで嫌になる中学受験を乗り切るには、とにかく基本的な身体と精神と生活習慣。
これが絶対的に必要になります。
もう少し、詳細に説明していきますね。
中学受験で体力が必要な理由は?
まず、体力の重要性について、簡単に小学校5年生の生活スタイルを例にして、説明していきますね。
5年生ともなると、小学校でもクラブ活動などが始まりますが、まずは平日の塾のある日の小学生の生活を例にして説明します。
- 学校帰宅時間 15:45分
- 塾授業17時~19時30分 ※難関校特別補習授業などあれば、20時30分
- 帰宅後、晩飯&お風呂21時~22時
- 学校の宿題&塾の復讐 22時~23時半
なんて、生活を週3日ほど送ることになります。
そこに、さらにゲームや遊びなど小学生5年生男子は友達との遊びも入れてくるので、塾に行かない子供たちと比べると、すっごい忙しくハードにこなしていかないといけません。
このような生活にへこたれることなく、元気に過ごせるようになるには、もう何をおいてもまずは体力、次に楽観的に考えられる鈍感力。
この2つの素質がとにかくモノを言います。さらに、自分でこの勉強習慣を続けていかないといけないので、どうやっても、体力が必要になります。
大人ですら三日坊主になることもあるのに、それを小学生にやらせることになるので、まずはその土台となる身体がなによりも重要となってきますね
小学校低学年で身に着けたい勉強習慣とは?
まずは、しっかりと人の言うことを聞いてノートを書く。
そして、自分で答え合わせをして間違いに気づき、覚えるまで繰り返し行う。
この勉強の基本といえる、自分で問題を解いて自分で間違えなおしをする。ことができているかどうかが非常に大きいです。
小学校低学年ぐらいの間って、子供と一緒に勉強して、気が付いたら母親が父親が答え合わせや丸付けをしてる家庭が多いと思います。
ただ、親が答え合わせをいつまでもやっていると、塾に通い始めても勉強のやり方が分からないままの子がいます。
その結果、授業にも出て、なんとなく理解してそうなんだけど、間違えてる理由が分からないので、テストで少し応用やひねりを入れられると、対応できなくて点数が取れなくなります。
小学生低学年で机に座ってしっかりと問題を解くだけでも十分に偉いとは思うのですが、中学受験を考えるなら、さらに自分で勉強を続けられる仕組みづくりも考えたいですね。
大手進学塾の低学年、幼児クラスは意味あるのでは?
結論から言ってしまいますと、小学校低学年の進学塾は行かなくても後で取り返せる。
ってのが結論です。
理由は、東大最多合格者数を出してる開成中学合格者の家庭32人にアンケートを行った結果では、塾に行き始めたのは小学校3~4年生が一番多い、というアンケート結果があるからです。
朝日新聞のアンケート結果をもとにグラフ作成 参考リンク先はこちら
もちろん、子供が大人びていて、小学校低学年から大手進学塾に通い、そこで成果を出す子もいます。
塾に通い、きっちりと週2日間でも座って先生の話を聞く。
ってだけでも、中学受験の準備が整うので、無駄だと言い切るわけではありません。
ただ、低学年の進学塾は行かなくても、結局そのあとの小学校高学年の塾の授業で追いつける。
ってのが、ここでのアンケートを基にした、結論になります。
不安な気持ちも分かりますし、少しでも早どりしたい気持ちもわかるのですが、少しここは冷静になって、本当に小学校低学年での通塾費用約2万円に見合うだけの効果が得られるのだろうか?って疑問をもって、考えてみてくださいね。
中学受験に成功した多くのママさんが通わせた習い事:運動編
結論から言いますと、中学受験を乗り切るには、体力をつけるのがとにかく重要です。
また、運動機能を鍛えることにより、結果として脳の働きが向上することも知られています。
ここでは、そんな子供の成長に欠かせない運動の習い事で、多くの先輩ママが通わせたかったもの、もしくは通わせて効果があったもの、を紹介していきますね。
低学年の習い事おすすめ①スイミングスクール
まずは、とにもかくにも全身運動であり、身体の総体力が上がる。
という、良いことづくめのスイミングスクールですね。
小学校で水泳の授業がある地域が多いですし、中学受験を考えているような教育熱心でこの記事を読んでくれているあなたなら、一度は考えたり見学に行ったのではないでしょうかね?
泳げるようになって損はないですし、心肺機能向上にも役立つ、水泳は行かせて良いと思える運動系の習い事の筆頭株ですね。
低学年の習い事おすすめ②ダンススクール
こちらも、特に女の子を持つお母さんたちの中では、通わせてる方が多いのではないでしょうかね。
実際、ダンスも激しい運動で身体全身がまんべんなく鍛えられますし、リズム感も周囲と合わせる。という空気を読むような力も養われます。
一点だけ気を付けることを言うと、ダンスをやらせてるお母さんたちってめちゃくちゃ熱心な方が多いので、巻き込まれる!
いざ中学受験、塾のほうに軸足をシフトしてダンスを減らしていこうとしたときに、引き留められるようなときは気を付けたほうが良いですね。
個人っぽく感じるのですが、結局チームを組んでかなり熱心な団体活動になりますので、高学年になってもダンスを続ける際は注意が必要になりますね。
中学受験に成功した多くのママさんが通わせた習い事:勉強編
続いて、やっててよかったと思える勉強編ですね。
まず、小学校低学年の勉強系の習い事筆頭は、とにかく公文ですね。
中学受験の意思は関係なく、とにかく小学校に入ったら習わせるものだ。という観点で、何も考えずに申し込みをしているご家庭も多いと思います。
実際、計算力の練習、毎日プリント何枚の勉強習慣、という意味では、やって意味がある習い事ナンバーワンになるのが分かります。
中学受験を考えるなら、行かせて損はないですね。
ただ、私が思うに、公文はコスパが悪く感じます。
教室にもよりますが、少ない教室では、毎日あのペラ3枚、国語もちょっとした文字の練習と文章練習のプリント2枚、合わせて1日5枚で1か月150枚で毎月1万5千円。
ちょっと、これは習い事にかける費用に対して、得られる教材量が少なく感じますね。
1万5千円あれば、小学生低学年向けの漢字ドリルや計算ドリル、その他いろいろなドリルを毎月10冊以上は購入して、お子さんがチャレンジ可能です。
その代わりに、先生がプリントだけ出して、丸付けしておしまい。
って公文の教室に対してお金を払うのは、かなり割高に感じます。
教室によっては熱心に子供一人一人のことを気にかけてみてくれるところもあるので何とも言えませんが
ってのが習い事にかかる費用から考えるところになりますね。
低学年の習い事おすすめ③そろばんは良い
ある程度最低限の計算力があるなら、私はそろばんをおススメします。
手先が器用になりますし、もちろん暗算力が鍛えられます。
知らない人からすると、そろばんって電卓のように手だけで計算しているように見えるかもしれませんが、じつは、あれは手を動かしながらひたすら暗算を繰り返す技術です。
しかも、上達すると読み上げられた数字に対して即座に計算する。という、相手の話を聞いて注意する。という、塾に通い始めて必要になる能力が鍛えられますので、古風かもしれませんが、おススメしたい習い事ですね。
まとめ:小学校低学年から始める中学受験準備のやり方!
いかがでしたか?
中学受験を考え始めている親御さんにとっては、小学校低学年からどんなことを準備すればよいのか?
ってのが悩ましいですよね?
ってことで、繰り返しになりますが、ここまでの話を簡単にまとめておきますね。
ポイント
- 小学校低学年は、まずは身体作りが基本
- 小学校低学年から進学塾に行く必要はない。後から追いつきます。
- 習い事は、低学年は公文よりそろばんがコスパが良い
- スイミングなどの体を使うのは良い
なんて内容をここでは、整理してきましたね。
小学生低学年の受験準備としては、身体を使う習い事を行い、受験を見据えた勉強は自宅で行うのが基本となります。
ここで、無理やり習い事に行かせて勉強嫌いになってしまっては、元も子もありません!
基本的にはまずは読書、続けて通信教育などの教材を利用した勉強になります。
小学校低学年なんて、油断しているとあっという間に3年生目前で入塾試験対策兼準備が必要になります。そうなったときに焦らないように、少しずつでよいので、自宅での勉強体制を作り上げていきましょうね。