なんて悩んでる人、多いですよね。
迷っていろいろな情報を見ても、結局よくわからない感じで、最後は『子どもに合わせましょう!』って、それが分かれば、こんなに苦労して考えてないんじゃーーーーっっ!!!
って叫びたくなる気持ち、わかります。
そこで、ここでは、そんな悩みを解決できないか?として以下2点に絞って、解説していきます。
ポイント
- 私立中学を選ぶポイントは、大学進学率で決める!
- 志望校を子どもと選ぶことで、勉強のやる気が上がる。
志望校選びは本当に各家庭の状況によります。
ですが、それでも多くの学校から親は決めていかないといけません。
そこで、決める際の指針となるポイントを紹介しますね。
あなたが得られる情報
私立中学を選ぶポイントは、大学進学率で決める!
子供に良い将来を送ってほしい。と思ってるなら、私立中学を選ぶポイントは、間違いなく大学進学率です。
わざわざ早くから中学受験をしてる一番の理由は、
と思ってるはずです。
それなら、中学を選ぶポイントも、その一番の理由に合わせて、素直に大学進学率から選ぶべきです。
私立中学によって、校風は様々ですし、いろいろな特色を打ち出しています。文武両道をうたっている学校もあれば、完全にコッテコテの理系で、鉄道、プログラミング、科学部、といった理系男子推しの学校もあります。
ただ、結果として
スタート:中学入学時の偏差値 ゴール:大学入学時の偏差値
ということを考えた時に、少しでもゴールの大学入学時の偏差値が高い中学校が良いのは間違いないですよね?
同じような偏差値レベルでも、けっこう学校によって最終的な大学進学先が異なります。
どこの中学校でも進路情報は提供されているので、情報は簡単に手に入ります。
また、大手塾であれば、すぐに見れるように私立中学データベースを提供してくれてるところもあります。
日能研では、実際には保護者向けサイトで、私立中学の様々な情報が見れるようになっています。
まあ、ぶっちゃけサイトは使いにくいんですが、それでも情報がそろっているだけでもありがたいですがね。
って、完全に横道にそれましたね(笑)いろいろ話してきましたが、結論としては、最終的に良い大学に進学できそうな私立中学から選ぶのが正解、知っておいてほしいのはたったこれだけです。
お金とか距離とか校風は見なくてよいの?
もちろん見てください。気になるものは、あとで後悔しないように、最初からあらかじめ見ておくべきです。
とはいえ、首都圏であれば自宅から電車で1時間以内でのびのびとした雰囲気の学校。イジメとか大きな問題のない学校が良いな~
ぐらいで選び出すと、もうドツボにはまります。
そんな学校、大量にあって、結局選びきれなくて、なんの助けにもならないんですね。
なので、私立中学を選ぶ時のポイントとしては、距離やお金などは各家庭、最低限これぐらいに収めたい。
という希望を設定し、その希望が叶う中学校から進学率で選ぶ。ってのが、結論になりますね。
参考までに、よく言われている、私立中学校を選ぶ時のポイントを紹介しておきますね。
私立中学を選ぶ一般基準
- 通学時間:1時間以内が望ましい
- 電車の乗り換え:2回まで。ただし、特急から普通とかは、回数に入れない
- 学費:家庭による。参考に言うと、慶応など学費トップクラスで年間約135万円。ミッション系の聖光学院などで焼く75万。といった振れ幅です。
- 部活動:子供の好きなものがあればよいが、帰宅部といわれてもガッカリしない。
- 男子校女子校共学高:ご自由に。共学のほうが、若干将来は安心かも。だけど、これは好みです。男子校は楽しかったです。
なんてあたりが、選ぶポイントとなります。
ほんとうにこの基準って、少しでも超えたらダメなのかというと、そんなことは全然ないです。
たとえばあなたのお子さんが電車大好きで長い時間乗るほうが嬉しい。
とか、奥手な感じなので、ぜひとも女子校jに入れたい。とかその辺りは本当に人それぞれです。
こうじゃないとダメ!って考えるのではなく、これぐらいが望ましんじゃないの?
ぐらいの軽い感じで受け取っておくのが、選ぶ際のポイントだと思いますね。
大学付属を選ぶべきか?
これまた難しく、あなたの考え方によっちゃいます。
ただ、個人的な意見としては、
- 医学部薬学部獣医など医療系に進ませたいなら、付属は選んじゃダメ。
- 早慶明治青学の付属に行けるなら中学から通っちゃえば将来安心
ってのが、ここでの結論になります。
なぜなら、大学付属校の私立中学に行ける学力があるなら、大学受験時はもっとレベルの高いと大学に行ける可能性が高いからです。
イメージつかないかもしれませんので、具体例を紹介しますね。
- 立教大学付属中学 中学受験時偏差値65 進学先 ほぼ立教大学
- 世田谷学園中学 中学受験時偏差値63 進学先 早稲田慶応東京理科大に多数合格
という進学実績になります。
正直中学受験時の偏差値60台って、相当高いんですよ。
どれだけ少なく見積もっても、大学進学時の偏差値でみると、5~10ぐらいは上がれる可能性があります。
それなのに、大学付属校に行ってしまうと、そこがゴールになってしまうんですね。
なので、せっかくあなたのお子さんが賢く育っているのであれば、付属で止まってしまうのはもったいないっ!
もっとハイレベルの大学が狙えるなら狙うべき!
ってのが、管理人の考え方になりますね。
もちろん、家庭の考え方にもよりますし、絶対に苦労させたくないっ!
って意見があるのも分かります。
大学付属校に行かせると、浪人や大学の心配をしなくて済むので、非常に安心感がありますよね。
最近は受験制度がコロコロ変えようとして結局変えなくて・・・なんて、イマイチ先行き不透明なので、大学付属校のメリットはなおさらです。
最後はもちろん各家庭が納得した選択ができればそれでよいのですが、私個人の意見としては、少しでも上の大学に進学してほしい!
それなら付属じゃないほうが良い。ってのが基本的な考え方の結論になりますね。
志望校を決めるメリット・理由は、子供のやる気スイッチが入ること!
まず最初に結論を言ってしまうと、具体的な志望校、私立中学を決めることにより、子供のスイッチが入ります。
本当に自分が行きたいと思った学校ができれば。子供もテスト結果をまじめに振り返るようになるからです。
志望校を決めない状態で塾のテストを受けていても、そこまで結果にこだわらない子供って結構います。
具体的に言っちゃうと、テスト結果を見て、計算間違いとか普段なら解ける問題を間違えていたのに悔しがらない。
順位を見て、まあ、こんなもんかな。程度にしか思わない。
なんて子供も結構います。
そういった子供って、この試験が受験にどうつながっているのか?
何をしないと合格できないのか?
ってのが、あんまりわかってないケースが多いです。
ですが、自分が行きたい学校ができる → その学校に入るためにはこれぐらいの点数・偏差値をとらないと合格できない。
ってのが目に見えてわかるようになると、テストの見直しや振り返りの真剣度が上がります。
また、テストで計算間違いなどの検算などの取り組み方が一気にレベルアップします。
これは、中学受験を行っていくうえで、絶対に身につけないといけないスキルですし、気持ちが出来上がらないと勉強の成果も現れません!
そのためにも、子供が希望する形で、母親であるあなたが納得できる志望校を選ぶのが肝心ですね。
5年生の秋には、学校をある程度固めておきたい!
志望校、熱望校は、小学校5年生の秋には決めておきたいですね。
なぜかというと、小学校6年生の夏終了、もうここでの偏差値が最終的な受験校選択の基準となります。
その小学校6年生の夏、そこまで約半年から9か月ぐらい、この期間で成績を底上げし、熱望校に偏差値が10以上届いてなければ、かなり危うい状態だと言えます。
もちろん、ここから追い上げれる子もいれば、ズルズル落ちていく子もいます。
が、一般的にはここの成績を基準として、2学期の学校対策特別日曜特訓などの学校を選んでいく家庭がほとんどだと思います。
そのためにも、偏差値アップをもくろんでいる家庭では、志望校を決めて子供が本気になり、熱望校への下克上をぜひとも成し遂げてくださいね。
まとめ:私立中学選びは、大学進学率で決める!志望校を決めると子供のやる気が上がる!
いかがでしたか?
私立中学の選び方について悩んでいるあなたにとって、有益な情報は手に入りましたでしょうか?
繰り返しになりますが、ここまでの情報をまとめておきますね。
ポイント
- 私立中学選びは、大学進学率で決めればOK!
- 学費や距離などは、一般常識内であれば、各家庭の判断でOK!
- 大学付属校は、早慶明治青学付属校なら選んでもよい。
- 医学部系に進学したいなら、付属校はやめておけ!
- 志望校選びは、小学校5年生の秋で決まるとよい!
ってのが、ここであなたに説明してきた内容になります。
いかがでしたか?
いろいろとお子様の個性とかどこの学校が自分の子供に合っているのか?
いじめられたりししないのか?
なんて、いろいろと考えることが多すぎて、志望校選びは本当に迷って大変です。
まずは、あなたの中で大事な基準を選び、それ以外のふんわりとしたモノは考えすぎないで、学校を選ぶので良いと思います。
やっぱり、私立中学受験にはかなりのお金がかかりますので、まずはそのお金に対して期待する効果は、目に見える数字で表せないと、いつまでも悩む羽目になります。
人が何と言ってこようとも、結局最終的な判断はご家庭のものですし、責任をとるのももちろんあなた方、保護者の判断です。
親戚や周りのママ友、実績青上げたいだけの塾の先生など、無責任な外野の声は全く気にしなくてよいです。
自分が本当に納得した学校を見つけ、その学校を子どもも行きたいと思っている。
という理想的な状態に持っていき、中学受験本番へ向けて、加速していきましょうね。