帰国子女枠で中学受験を考えているんだけど、学校ってどれぐらいあるの?
帰国子女枠で受験する場合の条件や学校選びのポイントは?
帰国時期に悩んでるけど、編入って可能?
おススメの人気の中学校ってある?
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここでは特に情報がなかなか少なくて困ってる人も多い、帰国子女枠の中学受験について、いくつか役立つ情報をまとめていきますね。
本記事のテーマ
帰国子女枠中学受験の、私立中学校の選び方
ポイント
- 帰国子女枠での受験を実施している私立中学校は増加傾向
- 帰国子女の中学受験は11月や12月で、一般入試も受けられるチャンスあり
- 帰国子女枠で受験するなら、滞在2年以上、帰国後2年以内ならほとんど受験可能!
- 帰国子女の編入は、どこも対応してるけど、席は激少!
- 帰国子女が学校を選ぶ場合も、基本は進学実績!
- 帰国子女枠中学受験の人気の私立中学は?
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
国子女枠の中学受験ってなに?普通の中学受験とは全然違うの?
多くの私立中学では、帰国子女枠として、一般の中学受験の入試とは、全く異なる試験を実施しています。
東京であれば、三分の一以上の私立中学校で帰国子女枠の中学受験を実施していますね。
もちろん定員は少なく10名以下とかの若干名がほとんどです。
ですが、最近は本当に多くの私立中学や公立中高一貫校で帰国子女対応が増えてきており、チャンスが広がっている、って見方ができますね。
ここで覚えておいてほしいのは、帰国子女枠の中学受験の大きな特徴として、その試験日にあります。
東京や神奈川の中学受験は、ほとんどの学校が2月1日が受験日開始ですが、帰国生枠の入試はそれより前に設定されることが多いのです。
ほとんどの私立では、11月後半から遅くとも1月千班に試験を実施します。
帰国子女枠の受験日は学校によってまちまちです。
つまり帰国子女枠として、多くの私立中学校を受験することが可能です。
一般的な中学入試では、受験日が学校でほとんど変わらないのですが、私立中学は併願の選択しが多数ありますね。
また、帰国子女枠として中学受験を行い、さらに2月の一般生徒としても、受験することが可能です。
つまり、そもそも受けられる学校が多く、何度もチャンスがある!ってのが、帰国子女枠を利用した中学受験の大きな特徴となりますね。
帰国子女枠で中学受験するための条件って何?どんなものがあるの?
帰国子女枠で受験する受験資格、受験条件は、本当に学校によります。
なので、各学校の入試募集要項、をしっかりと見て確認してもらうのが一番安全です。
ただ、せっかくこうやってサイトを見てくれている以上、あなたには役立つ情報を届けたいと思います。
そこで、まずは一般的な条件を教えます。
多くの学校の条件を調べましたが、ほとんどの学校では、滞在歴2年以上、帰国後2年以内、という条件であれば、ほとんどの学校で帰国子女枠で受験可能です。
もちろん中には、滞在歴1年以上でよかったり、また逆に5年以上、という条件を課してくる学校もあります。
なので、最終的には受験を考えている私立中学校の簿募集要項で確認するようにしてくださいね。
ここで注意しておいてほしいのは、帰国後の日数にも制約があります。
帰国後2年以内、という条件の学校が多いのですが、これってまあまあ厳しいですよね。
6年生の1月に受験だとすると、帰国後2年以内ってことは、帰国が4年生の1月以降ということになります。
まあ実質、小学校5年生以降の帰国、って生徒を対象とした受験だ、ってことですね。
海外にいるとなかなか中学受験の情報も入ってこないですし、そもそも受験勉強する教材にも悩む状況です。
それなのに、そんな短い準備期間で中学受験を行う、ってなると、なかなかにハードな気がしますね。
帰国子女枠の中学受験と編入、って何が違うの?ベストな帰国タイミングは?
私立中学に進学させることを考えている家庭では、帰国日をいじれるなら5年生の1学期からは帰国して中学受験準備をするのがおススメです。
先ほど説明したように、帰国子女枠は受験のチャンスが多いですし、どうせならそのチャンスは利用したほうが良いですよね。
さらに、もう一つ言っておきたいのは、私立中学の帰国後の編入枠は、本当に数少ないです。
基本的には、欠員が出た場合の補欠、って意味合いですね。
要は、入学を辞退して実際は入学希望者が減った場合や、途中で様々な事情で退学した生徒。
そういった場合の穴埋め的な形でしか、編入の募集は行われません。
つまり、人気のある私立中学校では、編入枠がほとんど用意されない!
ってことが、言えますね。
せっかく人気のある学校に入った以上、何が何でも卒業まで食いつこうとする家庭や親がほとんどなので、
もちろん帰国日は会社の事情など色々あるので、そこまでいじるのは難しいとは思います。
ただ、最終的には日本に帰国することを考えているのであれば、母親と子供だけ一足先に日本に帰って、中学受験に備えるのがおススメですね。
帰国子女枠で中学受験する場合の、私立中学校の選び方は?
帰国子女枠での中学受験の学校選び、本当に難しいですよね。
ただでさえ数が多い私立中学校の中から、さらに海外で説明会などに参加できない状態で学校選び、ほんとに難しいし、悩んでいるお父さん、お母さんの方は多いと思います。
ここでは、私立中学校や公立中高一貫校を選ぶ際の、いくつかのポイントを紹介しますね。
失敗したくなければ、過去の学校のイメージで選ばない!
一番多い失敗は、あまり調べることなく、学校の名前やブランド、過去のイメージをもとに選んでしまい、実際に遊入学すると全然イメージと違った・・・
なんて、失敗が本当に多いです。
こういった失敗は、お父さんやお母さんが中学受験経験者によく起こりますね。
自分が苦労して頑張ったから、その時の経験を過信して学校を選んでしまうんですね。
ただ、学校の評判、校風、偏差値、ってのは、本当に10年前と今では大きく変わっている学校が多いです。
もともとは優秀な進学校だったのが、今では大したことのない平均的な学校に落ちこぼれた、なんて話は本当にいくらでもあります。
流石に御三家や準御三家、といった本気の進学校の偏差値が激下がりすることはないですが、中堅校は競争が激しく、入れ替わりも多いです。
過去の景観はあまり信用せず、あくまでも現状の学校のデータを利用して、学校選びをするようにしてくださいね。
帰国子女の受け入れタイプを確認する!
帰国子女枠で中学受験をした場合でも、入学後の扱いが学校によって異なることがあり得ます。それは、帰国子女でも一般入試と同じ生徒として取り扱う 帰国子女として、特性を生かす特別クラスを用意している。
という2種類があります。
ただ、私立中学校では、前者の一般の入試の生徒と同様に扱う、って学校が多いように感じますね。
基本的には入学した以上は同じ生徒、同じカリキュラムで進路指導をして大学受験に進ませる。
ってのが、私立中学校のほとんどの対応ですね。
ただ、帰国子女として特別カリキュラムを用意してくれている学校もいくつかはあります。
卒業まで完全別クラス、って学校はほとんどないのですが、例えば卒業後に再度海外に出れるように、受験の内容も、海外の大学受験向けにカリキュラムを用意したりしている学校があることはあります。
また、帰国子女の特性を生かすために、ディベートや自己主張の能力成長などを図っている学校もありますね。
進学実績はやっぱり重要!
当たり前の話ですが、帰国子女でも、私立中学校を選ぶ大きなポイントは、その中学校の進学実績だと思います。
もちろん合格者数だけで学校を選べ!
なんて言ってるわけではないのですが、私立中学校に行かせようと考えている親御さんは、少なくとも大学をある程度は選べるぐらいのレベルには育ってほしい、と思っている方がほとんどだと思います。
なので、もし学校に質問ができるのであれば、
「帰国子女枠で入学した生徒の進学実績を知りたい!」
と、どストレートに聞いてしまうのが一番だと思います。
進学実績の数値だけだと、例えば特待生や高校編入組で合格者数を稼いでいる学校も多くあります。
質問したら、学校の関係者って嘘は言わないので、気になる情報は聞いてしまうのが一番ですね
帰国子女枠で中学受験できる、人気の私立中学校ランキング
それでは最後に帰国子女枠で中学受験できる学校の中でも、人気の私立中学校をいくつか紹介していきますね。
もちろん全国で多くの学校がありますが、ここではまずは東京や神奈川を中心としていくつか紹介していきますね。
渋谷教育学園幕張中学校の帰国子女枠中学受験
渋谷教育学園幕張中学校のおすすめポイントは、まずは英語のみで受験可能!
ってのが大きいですね。
試験科目も英語と面接のみ、ということで、国語が不要なのが大きいですね。
もちろん帰国時期次第なのですが、帰国時期が受験ギリギリの家庭にとっては、そもそも中学受験用の国語の勉強なんてほとんどできてない家庭が多いと思います。
そういった意味では、そこまで中学受験準備を進めていない家庭でも受験できますし、しかも合格可能性も十分にあります!
東大や海外大学への合格者、進学者も数多くおり、卒業後の学力レベルに関しても全く問題ありません!
しかも、帰国子女には特別に、一般の生徒に追いつけるように数学や国語を特別クラスを編成してレベルアップを図り、おいつ浮いたと判断されたタイミングで一般の生徒との授業に混ざっていく。
と非常に、帰国子女にとっては至れり尽くせりの仕組みが用意されています。
ここまでされている学校に、本格的な中学受験勉強をしなくても入学できるチャンスがあるなら、ダメもとで記念受験になったとしても、受験することをおススメしますね。
慶應義塾大学湘南藤沢中等部の帰国子女枠
慶應義塾大学湘南藤沢中等部、もう多くの説明はいらないですよね。
こちらの湘南藤沢中等部は、慶応義塾大学付属の中学校の中で、唯一帰国子女枠を用意している学校となります。
慶應義塾大学湘南藤沢中等部を帰国子女におススメするポイントの一つ目は、ほとんどの生徒が慶応義塾に進学できる!って点ですね。
就職を考えても、慶応卒と言えばほとんどの企業で、エントリーシートでいきなり落とされることは少ないですし、将来の就職に大きなチャンスがあると言えます。
もう一つは、慶応SFCの記憶性の割合は2割と、仲間が多く、相談相手が容易に見つかります。
また、先生の中にも各学年にネイティブの先生を各学年に一人は担当しているので、相談しやすい、ってのも大きなポイントとなりますね。
まとめ:帰国子女による中学受験と私立中学選び
いかがでしたか?
漠然と帰国子女枠は別試験、ぐらいのイメージしか持ってなかった人も多くいると思います。
最後に繰り返しになりますが、帰国子枠での中学受験の学校選びのポイント、についてまとめておきますね。
ここで、簡単に今まで説明してきた内容をまとめておきますね。 帰国子女枠での受験を実施している私立中学校は増加傾向 帰国子女の中学受験は11月や12月で、一般入試も受けられるチャンスあり 帰国子女枠で受験するなら、滞在2年以上、帰国後2年以内ならほとんど受験可能! 帰国子女の編入は、どこも対応してるけど、席は激少! 帰国子女が学校を選ぶ場合も、基本は進学実績! 帰国子女枠中学受験の人気の私立中学は渋幕や慶応はやっぱり人気!
ポイント
- 帰国子女枠での受験を実施している私立中学校は増加傾向
- 帰国子女の中学受験は11月や12月で、一般入試も受けられるチャンスあり
- 帰国子女枠で受験するなら、滞在2年以上、帰国後2年以内ならほとんど受験可能!
- 帰国子女の編入は、どこも対応してるけど、席は激少!
- 帰国子女が学校を選ぶ場合も、基本は進学実績!
- 帰国子女枠中学受験の人気の私立中学は渋幕や慶応はやっぱり人気!
中学受験は親の受験と言われることが多いです。
もちろん子供の希望、やる気がないとどうしようもないのですが、成功に導くためには、親の今期のあるフォローが絶対に必要不可欠です!
投げ出したくなる気持ちは横において、子供の成功だけを信じてフォローし続けましょう