私立中学と公立中学との違いとって何?東京都内では40%近くの生徒が中学受験をして進学する。って聞いたんだけど、どんな違いがあるの?学費や進学率は?
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
中学受験をするか迷ってる人に、私立中学と公立中学との違いを教えます!
本記事を読むと分かること
- 私立中学と公立中学との学費の違い
- 私立中学と公立中学での進学の考え方の違い
- 私立中学と公立中学とでの部活動での人格形成の違い
- 私立中学と公立中学とでの設備面での違い
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
どう見比べても個人的には私立中学をおススメしたいのですが、教育費の考え方によっては逆転することも多いと思いますので、そのあたりの説明もしていきますね。
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
私立中学と公立中学とは、年間学費にして100万弱違う!
まず最初に一番大きな違いについて説明しますが、学校に収める学費が、年間で約100万私立中学のほうが高くなります。この違いが圧倒的に異なります。
基本的には公立中学校ってのは学費がかからないですし、地域によっては給食費、それに部活動の活動費、ってのが教育費として計上することになります。それに引き換え、私立中学では、そもそもの学費が年間100万から高いところでは150万、といった金額がかかってきますので、これは大きな違いとなります。
ただ、入る部活動によっては、公立中学校でも結構かかることもあるので、注意してくださいね。
例えば部活動でお金がかかる代表格としてはブラスバンド部なんかは高額になりがちです。楽器だけで、初期入学時に20万、なんてありえます。
その際に、公立では楽器を自費購入なんですが私立は学校の備品を貸し出しでマウスピースだけ購入、といったケースもあり得ます。そのような場合は私立中学と公立中学とで学費の差が小さくなるケースも考えられます。
また、教育費としていうのであれば、塾代、というのも外せません。多くの私立中学校では中高一貫の6年の学校が多いので、中学校の間は塾通いをしない生徒がほとんどだと思います。ですが、公立中学校ですと、高校受験を行うことになるので、結果として中2、中3では塾通いをする生徒も数多くいます。
塾代はもちろんピンキリなのですが、年間として50万程度は最低限かかるかも、と見積もっておく必要がありますね。
私立中学と公立中学とは進学率が圧倒的に異なる!私立優位!
進学という観点では、私立中学のほうが圧倒的に優位です。そもそもの学習カリキュラムが大学受験をターゲットとして組まれており、受験に関係ない科目は必要最低限にするような配慮がなされています。
また、学習速度も全然異なります。公立高校では、高校3年生の1月末ぐらいに教科書の全範囲を終了するのですが、私立の進学校と呼ばれているところは、高校2年生の最後には、もうすでに大学受験で出題されるほとんどの単元を習得済みです。
そこから1年間かけて、さらに理解を深めて問題への反復練習を重ねていく勉強を行うので、その差は圧倒的です。正直、公立高校から現役で国立大、となると高校1年生終わりぐらいから徹底的に塾通いをして私立に追いついていかないといけないので、相当にハードルが高い。ということだけお伝えしておきますね。
部活動の厳しさでは、圧倒的に公立優位!人生勉強の厳しさが違う
学校生活を語るうえで欠かせない部活動に関してですが、これは公立中学校のほうが圧倒的に上下関係を学べます。
私立中学って良くも悪くもお坊ちゃんタイプが集まってきているので、そこまで厳しい上下関係を強要されることはありません!
顧問の先生も気を使って先輩に絶対服従!みたいな教育をする顧問の先生はほとんどいません。ですが、公立の中学校では、そういう方針が当たり前の文化もまだ残っています。その分、厳しくしつけられる。って見方もあるのですが、まあ、この辺りは好みもあるかもしれませんね。ただ、理不尽への耐久性、って観点では、公立中学校のほうが、強く鍛えられますね。
学習環境(PC)は圧倒的に私立中学が優位!
教育環境や設備面では、私立中学が圧倒的に優位性があります。
コロナのように学校が休校せざるを得ないようなときでも、私立中学では即座にオンライン講座で先生との面談を行い、授業もオンライン講座を実施。
生徒にもタブレットを配布するなど、学習環境のセットアップに関しては、もう比べるまでもないレベルで私立中学の方が優れています。
正直、休校になったさいの公立中学校って、そもそも生徒に連絡する手段もなければ勉強のさせようもないので、数か月放置プレイ・・・なんて、学校も多かったと思います。こういった不測の事態に陥った際の対処は、学校単位でお金を使って迅速に取り組める、私立中学校が比べ物にならないレベルにあります。
まとめ:学習環境や進学率は、圧倒的に私立中学優位!懸念は教育費だけ
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
本記事の概要まとめ
- 私立中学と公立中学とは、年間学費にして100万弱違う!
- 公立でも、ブラバンなどの部活動は、金がかかる。私立では、貸出制度もあるかも。
- 公立でも、高校受験を考えると、結局塾代で年間50万は覚悟して!
- 部活動は、公立のほうが、徹底的に鍛えられる!
- PCなどの学習環境や休校の対応、など対応力は圧倒的に私立優位!
中学受験は親の受験と言われることが多いです。
もちろん子供の希望、やる気がないとどうしようもないのですが、成功に導くためには、親の今期のあるフォローが絶対に必要不可欠です!
投げ出したくなる気持ちは横において、子供の成功だけを信じてフォローし続けましょう