うちの子供は臆病というか、引っ込み思案なのでいじめられないかが心配・・・私立中学だといじめが少なくなるのか?子供が対人関係に臆病なところがあるので、少しでも安心安全なところに行きたいんだけど・・・
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
私立中学校でのイジメ実態といじめ問題に関心の薄いブラック学校を避ける方法
本記事を読むと分かること
- 私立中学にもイジメは存在しますが、公立より被害は軽微に収まります!
- 学校説明会などで注意すべきポイントや質問とは?
- いじめ問題に関心の薄いブラック中高学校の特徴!こういった学校は避けろ!
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
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本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
私立中学にもイジメは存在しますが、公立より被害や深刻度は低い!
まず、最初に結論から言ってしまいますが、私立中学と言えどもイジメが全くなし(ゼロ)なんてことは、ほとんどの学校ではありません。
なぜかというと、中学生ぐらいの子供たちが集まっている以上、どうやっても小競り合いや好き嫌いってのは避けられるものではないからです。
ってか、大人になっても会社でいじめとかまではいかなくても好き嫌いや別グループなど人間関係のトラブルってのは絶対ありますよね?!
子供もそれは一緒です。
ですが、安心してください。
私立中学は公立の中学校に比べて圧倒的にいじめのレベルはマイルドですし、被害もひどくなる前に制止がかかってひどいことにはならないケースが多いです。
ここでは、まず最初にその理由をもう少し詳しく解説していきますね。
私立中学校は、素行の良くない生徒を退学にする権利がある!
私立中学でそこまでいじめがひどくならない原因の一番大きな要因は、この生徒を退学にさせられる権利!
これに尽きると思います。
公立学校だと、良くない子供がいると分かっていても、クラスを移動させることも難しく、下手するといじめられてる生徒とイジメてる生徒が何年も同じクラスになる・・
なんてぐらいにそもそもの対処をとることが難しかったりします。
その点、私立ではあまりにもひどいレベルになると、学校側が介入して、しっかりと周囲に悪影響を与えかねない生徒を追い出すことをしてくれますので、いじめも一定のレベルで収まってくれます。
これが、非常に大きな利点となります。
ちなみに、マスコミなどで被害者が退学せざるを得ない状況に追い込まれる。
退学させられる。なんて記事を読んだりもしましたが、実際にはそんなことはありません。
もちろん、少々のいじめが嫌になって退学している生徒がいるのは事実です。
ですが、実際には、そんな問題を起こすような生徒は、基本的には退学にするのが私立の学校方針です。
そんなイジメるような生徒を成績のためにおいておくのがいじめブラック学校なのですが、そういった学校の特徴は、後程紹介しますね。
私立中学校は、親や家庭の経済レベルも中流以上が集まり、考え方が近い!
私立のいじめがそこまでひどくならないもう一つの理由は、コレ、通わせる家庭環境がそれなりにそろっている!ってのが要因としてありますね。
こんなこと言いたくはないのですが、やっぱり家庭の経済環境と学校のいじめなどの校風は直結します!公立中学校でも、駅からそこそこ近い学区と駅からバスで行かないといけないような遠くの中学校を比べてみてください。駅から遠い牛学校のほうが、いじめとか学校の校風が悪い評判を聞くことが多いと思います。
どうしても駅から遠い方が家庭の経済レベルが悪くなりますし、その結果として通わせる生徒の質も悪くなりがちです。つまり、私立中学校に通わせようとしている経済環境を持っている家庭の子供が集まっている。という時点で、育ちが良く、いじめや衝突もそんなひどいことがないレベルで収まることが約束されていますね!
いじめの少ない学校の選び方
次にいじめの少ない学校の選び方ですが、一番の方法を教えます。それは、学校説明会で率直にいじめ問題について質問してください。
『学校のイジメたい対策はどうなっていますか?また、ここ5年でいじめが問題となって指導したケースはどの程度ありますでしょうか?』と、こういった質問をしてみてください。
ここで、『当校は自由な校風を自負しておりますので、生徒間のトラブルは子供同士の解決に任せています!』みたいなとってつけたようなあいまいでふんわりとした学校は、選んではいけません!!
良いように言っていますが、それって結局は学校としてまじめに取り組む問題ではありませんよ!って宣言しているのとイコールです。
こんなことをまじめな顔をして言うような学校は、もうそもそも選択肢から外すようにしましょうね。
最低限、『生徒間のトラブルには常に気を配っており、職員室やカウンセラーなど相談するルートは用意してあります。トラブルが全くないとは言いませんが、学校としても真剣に取り組んでおり、親御さんに心配をさせるようなことはありません!』ぐらいのことを言いきってくれる学校じゃないと、安心して大事な子供を預けるのは嫌!ってのが本音だと思うし、それでよいと思います。
たっかい学費を払わせておいて、絶対に起こりうる問題に対処する能力がないような学校なんて、そもそも価値がないと思いますので、そんな学校は選ばないようにしましょうね。
いじめ問題に鈍感なブラック私立の特徴!こんな学校は避けろ!
ということで、最後にいじめ問題に鈍感というか無関心、といったいじめ問題にブラックな私立中学校の特徴を何点か紹介しておきますので、こういった学校は絶対に避けてくださいね。
いじめに無関心、って要は、いじめをしている生徒をかばう要因がある。ってことなんですね。じゃあ、それは何なのか?っていうと、多くは学力偏重主義の学校は、やっぱり注意が必要となりますね。
学校の気持ちを言っちゃうと、東大への進学率を稼いでくれるなら少々の素行の問題は目をつぶる。って学校がいくつかあるってことですね。そんな私立中学校の特徴をいくつか紹介していきますね。
学校説明会が手厚く、個別説明会も頻繁に実施!
学校説明会が手厚くて何が悪いの?って思うのかもしれませんが、基本的には学校って生徒に選ばれて学校が存在しています。
でも、こんなに必死になって営業活動をしないといけない学校てのは、要は中身がイマイチなので、必死で学校説明会で少しでも良い印象を与えて、受験生を囲い込みたい。ってことなんですね。
もちろん学校の方針として門戸を広く、ってところもあるのですが、あまりにも頻繁に開催していて、すごいな~、なんて感動して帰ってきた学校は要注意です!
その、保護者対応がピークで、そこから先の子供が進学した後はどんどん学校への印象がマイナス傾向・・・なんていうケースが考えられるので、手厚い営業をかけてくる学校は注意してくださいね。
高校への進学率が低い
次に気を付けるポイントとしては、そもそも高校への進学率が低い。ってのは大問題です!!
私立の中高一貫校に入学したのであれば、基本的には6年間ほぼ100%の生徒が高校に進学するのが正常です。それなのに、高校への進学率が95%を切っているようであれば、かなり黄色信号です。40人クラスとして2人も高校は別のところに行くなんて、よっぽどその学校は嫌なことがある。って言っているのと同義語なので、高校に進学してない理由はしっかりと質問するようにしてくださいね。
もちろん、さらにもう少し上位の私立に合格してそちらへ進学していく。っていう正常な理由があるのであれば、全く気にする必要はありませんから。
高校進学時に、外部生に奨学金枠を数多く準備する!
高校から特待生や奨学金の枠を数多く用意する。こういった学校も気を付けてください。
奨学金を払ってまで成績が優秀な生徒を集めている。ってことは、要はその学校は大学への進学率を最優先とし、宣伝のために生徒を集めている可能性が高いです。
奨学金を払ってまで入学させている生徒がもし仮に素行が悪くていじめ問題を起こしたとしても、学校としては、いじめた側の奨学金をもらってる生徒をかばう可能性があります。
こういった学校も注意が必要なので、しっかりと見極めるようにしてくださいね
まとめ:私立中学のいじめと学校の選び方
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
本記事の概要まとめ
- 私立中学校でもいじめが全くないってことはあり得ない!
- 学校として、いじめ問題を起こす生徒は、退学にする権利があるので、ひどくならない。
- 家庭環境、経済レベルがそろっているので、問題が長期化しづらい。
- いじめの少ない学校を選びたければ、説明会で率直にいじめ対策について質問する。
- いじめ問題に無関心な学校は、保護者説明会や高校からの奨学金枠、など優遇措置が多い
なんて内容を紹介してきました。正直言って、たっかい額l費を払って、わが子がいじめられるなんて考えたくもないし、嫌で嫌でしょうがないです。
ですが、本当のところは入ってみないと分からないこともありますし、口コミサイトを信じ切るのも不安です。
少なくともいじめ問題に実直にまじめに取り組む学校なのかどうなのか?ってのは、説明会で質問を通してある程度見えてくるところもありますので、しっかりとここで紹介した特徴を頭に入れて、見極めるようにしてくださいね。