なんて、疑問を持っている方、踏ん切りがつかない方向けに、ここでは私が考えるメリットを紹介します。
ポイント
- 中学受験のメリットは、大学入学時の偏差値が上がる!つまり、子供の生涯賃金が上がる!
- 中学受験を行うことによるデメリットは、教育費用としてお金がかかる。
もう、たったこれだけです。
私は実際に中学受験を行い、中高一貫校から国公立大学に現役で入学しました。
その時に思ったのは、
なんて、強く思いました。
その中身について、もう少し具体的に紹介していきますね。
あなたが得られる情報
中学受験のメリットは、大学入学時の偏差値が上がる!つまり、子供の生涯賃金が上がる!
単純に偏差値の高い大学に行けば行くほど、子供の生涯年収が上がるのは間違いありません!
そのための東大京大や医学部合格を考えると、圧倒的に私立中学からの受験が有利です。
なぜなら、私立中学高校の学習カリキュラムは、大学受験を考慮したプログラムが組まれているからです。
というかですね、公立の中高では単元の進度が遅すぎます!
数学なんて高校の3学期にようやく終わるようなカリキュラムで組まれていますが、これじゃあ遅すぎます!
私立中学と公立中学の授業カリキュラムの違い
・私立中学 高校3年の夏でほとんどの単元終了。2学期は、復習とさらなるレベルアップ
・公立牛額 高校3年の冬でようやく単元終了間近。3学期をかけて全単元終了。ハイレベルへの時間なし。
なんてぐらいに、勉強のペースが違います。
もう、この状況を見ると一目瞭然なのですが、これだけペースの違いが発生していると、正直公立中高から東大や医学部への現役合格は相当厳しいと言えますね。
中学受験を行わなくても、私立高校で賢いところに行けるのでは?
結論として、中学受験のほうが、難関校に圧倒的に入りやすいです。
中学では入りやすかった学校も、高校で入ろうとすると檄ムズの超難関進学校になっているケースは珍しくありません。
理由は単純なのですが、競争相手の数が全然異なります。中学受験を行う生徒数は、熱心な首都圏の一部の地区で約1/4、郊外のほうであれば約1/10ぐらいのところもあります。
そのような場合、高校受験では、残りの人数が受験するので、数が全然異なりますね。
もう少し具体例を出しながら説明しますね。
ポイント
例えば1000人の小学生児童がいたとした場合、
- 首都圏 中学受験 250人 高校受験750人
- 地方郊外のあるエリア 中学受験 100人 高校受験900人
と、競争倍率が圧倒的に異なります。
ここではカリとしてこのような比率で例示しましたが、そこまでは間違えていないはずです。
実際の具体例を出すと、
<東京都内>明治大学中野 中学受験偏差値 60 高校受験偏差値70
<東京都内>帝京大学 中学受験偏差値 57 高校受験偏差値69
といったような形で、受験するタイミングによって、偏差値にかなりの差分があります。
絶対に高校受験よりも中学受験は、偏差値の高い学校に入る閾値が低くなってるのが、メリットだと思いますね。
公立中学から、東大に行くような子もいるんじゃないの?
もちろん、そういった非常に優秀な子は、公立高校からも現役で東大や地方大学の医学部に合格する子もいます。
ただ、それってトップのほんのひと握りすぎて、自分の子がそこまで賢くなれると信じてるならどうぞご自由に~。って感じですね。
こちらの画像は、"みんなの大学"というサイトのランキング情報を引用させていただきました。リンクはこちら
見てどう思いましたか?
もちろん公立から東京大学に進んでる、非常に高い進学率を誇る公立高校もあります。
ても、この学校って、結局はめちゃくちゃ偏差値が高くないっすか??
もう、公立でここまで賢いのであれば、その子は放っておいても大丈夫です。
でも大多数の子は、なかなかそこまでのレベルには行けません。
ならば、やはり、最初にやっておくべきだな。と思いますね。
自分の住んでる地区だと、公立高校のほうが賢いんだけど。
確かに埼玉、愛知、大阪は公立高校ながらに、非常に勉強のできる進学校があります。
ここの3地区だけのトップ公立高校の進学率だけは完全に別格です。
この記事を読んでいるあなたが、
- その3地区に住んでて、トップ公立に通える位置関係にある
- 子供は非常にまじめで勉強が大好き
- 運動が好きでありかつ得意。その部活のキャプテンクラスとして活躍できる自信がある
- はきはきとしゃべり人の意見をまとめるのが得意
- 生徒会などリーダーシップをとり、だれからも好かれるヒーロータイプだと自信がある。
といった子供であれば、そこの高校を目指すのが良いと思います。
そのほうが圧倒的に塾代や学費が抑えられますし、教育費のコスパは良いと言えます。
ただ、ほとんどのお子さんはそうではないですよね?
そこまでの自信はもてないと思います。そのような場合は、私立中学に通わせ、最初から少し上位のレールに乗せてあげるのが重要です。
中学受験を行うことによるデメリットは、教育費用としてお金がかかる。
中学受験を行い、私立中高一貫校に通わせた場合のデメリットは、お金がかかる。たったこれだけです。
私立中学に行かせようと思うと、一般的なプランとして、
- 4年生春休みに入塾 → 3年間の塾代 + 受験費用 200万
- 中高6年間の学費 → 100万円 x 6 年間 = 600万
の合計800万円が、公立中学公立高校に通わせた場合との差分になります。
これだけ、家計に負担を強いることになるので、経済的なお金の差分は非常に大きいですね。
もちろんもっと安く済ませられる可能性もありますし、逆に家庭教師を雇ったりすればさらにかかる可能性もあります。
ただ、中学受験を始めようとするならば、これだけの経済負担を覚悟したうえで、取り組んでくださいね。
ただし、この800万、子供が将来稼ぐ金額が上がることを考えると、取り返せる可能性が高い。ということに考えを働かせてくださいね。
SPA!で取り上げられてた記事の数値によると、生涯賃金が
東京大学 4億6126万円に対して、大卒平均 2億8653万円
と、圧倒的な数字差があります。
これだけの数値差があるのに、親の努力で何とかなるなら、絶対にやったほうが良い!ってかやらないなんてありえない。ってのが私の結論になりますね。
子供は友達と離れ離れになって悲しまない?
もちろん、その時は悲しく思います。
ただ、これって結局高校行くときにも同じ話になりますよね?
しかも、私立中学の子たちって結局高い偏差値の大学に多数が入学するので、大学でも自然と集まりがちです。
もちろん地元で高校まで一緒にいれば10年以上ガッツリ付き合うことになるので、それはかなり濃密な関係になります。
ただ、私立中高で6年間 + 大学院含め6年 = 12年間 と濃密に過ごす可能性もあります。
私の経験で言わせてもらいますと、中高が同一レベルだと、そのまま会社付き合いした時も似たような一部上場企業の上位にいることが多いので、すっごい高い位置での人づきあいができてる。ってのは、大きなメリットだと思いますね。
これはどっちが良いとかはなく、どっちもよくもなるし悪くもなる。
ただ、私立中高だと、仕事の会社レベルも似たようなところに集まりやすいので、人脈ができている。ってのが、私の経験からくる結論になります。
まとめ:私立中学受験のメリットとデメリットとは?
いかがでしたか?
中学受験を行い、私立中学に進学するメリットとデメリットについて、ここでは紹介してきました。
ここまでの内容を復習すると、
ポイント
- 中学受験のメリットは、大学入学時の偏差値が上がる!つまり、子供の生涯賃金が上がる!
- 教育費をかけることにより、最終的に子供の生涯賃金に跳ね返ってきます
- 高校受験時よりも、競争相手が少なく、入りやすい
- 中学を行うデメリットは、教育費用としてお金がかかる。
- それ以外のデメリットは、今の環境が大きく変わることだが、デメリットにはならない
ということについて説明してきました。
いかがでしたか?
最後、繰り返しになりますが、結論としては中学受験のメリットは、子供の将来の年収にダイレクトに響いてくる、大きなメリットがあります。
そこをしっかりと意識し、各家庭でどのような成長をしてほしいかを考えるチャンスだと思いますので、ぜひとも参考にしてみてくださいね。