中学受験は続けたい。って子供が言うのに、全然うちの子供勉強しないんだけど・・・
あきらめる?って聞いたらやるっていうけど、本当に合格できるのかしら?
そもそもいつになったらやる気スイッチって入るの?
見ているだけの親がイライラしてしょうがないんだけど・・・
さすがに小6になったらやると思ってたのに、親ばっかりが焦ってしょうがない・・・
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
中学受験する子供でも、勉強しない問題
ポイント
- 中学受験で子供が自分から勉強しないのは、どこの家庭でも一緒
- 中学受験で子供が自分から勉強させるための親ができる工夫とは?
- 中学受験で子供の勉強のやる気をなくさせる、NGな言動とは?
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
中学受験で子供が自分から勉強しないのは、どこの家庭でも一緒です!
結論から言います。
たとえ中学受験に向かって自分で塾を選んだ子供でも、自分から進んで勉強をしない!というのはどこの家庭でもほとんど一緒です。
これが小学校4年生の間だけかと思いきや、なんと小学校6年生の夏休みになっても、ほとんどの親の不満は、自分ちの子供が勉強しない、ってことに不満を持っており、ストレスを感じています。
話だけを聞くと、なんだかガッカリしちゃいますよね~
なぜ子供が勉強をしないかというと、子供はそもそも勉強する意味、目的、というのがはっきりとはわかっていないからです!
実際に志望校選定のために学校を見に行ったりして、その時は学校に行きたい!という気持ちが上がっていると思います。
ですが、そもそも、なんでその学校に行って、将来的にどうなりたいのか?
って中学受験をしている意義そのものが分かってないので、どうしても目先の遊びや漫画の誘惑に引っ張られてしまうんですね。
そしてもう一つは、子供はそもそも親の必死さってのが全然伝わっていません。
時間的に残り半年しかなくてこれぐらいしか勉強や過去問が解けない・・・とか、そういった日程感覚、ってのが全くありません!
なので、親は家にいる間はひたすら勉強のことだけをやってなんとか合格してほしい!と思っているのに対して、
子供はいつかは何とか受かるだろう♪
なんて楽天的に構えており、そのギャップで親が常にイライラしている!ってストレスフルな家庭がほとんどになっています。
中学受験で子供が自分から勉強させるための親ができる工夫とは?
子供が中学受験勉強を自分からやり始めるようにするために、親ができる工夫は2つあります。
一つ目は、勉強のスタートをスムーズに動かし始めること、
2つ目は、ノートを褒めること。
この2つさえしっかりとやってあげれば、子供は少しずつかもしれませんが、勉強嫌いではなくなっていきますし、自分から始めてくれるかもしれません。
まずは、だまされたと思って、試してみてくださいね。
勉強をスムーズに始めさせる親の行動とは?
それは、最初の5分間、机に座ってノートを開いて鉛筆で書き始めるまでをしっかりと付いて見届けることです!
これはなぜかというと、勉強のとっかかりが一番ネックであり、そこさえスムーズに動き始めれば、意外と30分ぐらいは集中してくれるからです。
子供も勉強をしないといけないというのは分かっており、しかもその量が多いことも分かっています。
そのような状態で机に座っても、親の目がなければ、勉強を始めるまで、平気で30分とかボーッとして、ムダに時間を過ごしがちです。
漫画やゲームをしているなら堂々と親も怒れるのですが、ただただ単純にとっかかりが遅いと、子供に怒るのも難しいです。
なので、どうせ最初に時間がかかるなら、まずは勉強の最初でも休憩明けの勉強の最初でも、親が机のところまで行き、実際に鉛筆を動かし始めるところまで見届けてあげるのが一番の方法となります。
もちろんそのまま横で見ていても良いのですが、実際にはそこまでする必要はありません。
集中し始めれば、それなりに勉強をするのも子供の特性なので、まずは最初のスタートだけは親がエンジンをかけてあげましょう!
ノートを褒める
最初を見届けたのであれば、次に親がやるべき行動は、ノートを褒める!これに尽きます。
中学受験をしている子供であれば、ほとんどの子供は、自分がものすごい賢い天才児ではない、ということに気づいていますし、なかなか成績が上がらないことを不安に思っている子供がほとんどです。
その状態で勉強をひたすら続けろ、といっても、幼い子供にはそりゃあ無理ってものです。
なので、ここで親がやってほしい行動は、とにかく子供が頑張って書いたノートを褒めてあげてください。
算数であれば、丁寧に式を書いているのであればそこを褒める。
国語であれば、知らない単語を調べたり線を引いたりしているようなものが残っていれば、そこを褒める。
とにかく毎日の勉強で頑張ってやっているところは絶対にあるはずなので、そこを見つけてほめてあげてください。
時々、うちの子供はまだまだで褒めたら調子に乗るから褒めない。なんて言ってる親がいますが、それは完全に親の怠慢です!!
親がやるべき仕事をサボって、ノートを見る時間すら子供に作ってあげてない。というだけの、サボりの発言です!
3分でよいのでちらっとノートを見て、頑張ったね♪っていうだけで良いので、続けてあげてください。
中学受験で子供の勉強のやる気をなくさせる、NGな言動とは?
無意識かもしれませんが、親の無神経な発言が子供のやる気を奪っているパターンは本当によくあります。
ここでは、親がつい言ってしまいがちな言動をいくつか紹介しますので、もし思い当たる人は絶対に言わないようにしてくださいね。
NG言動①:勉強やった?って聞くだけで、ノートなどの確認をしない
口癖のように子供に『勉強やった?』ってしょっちゅう聞くだけの親がいます。
が、完全に効果なしというか、子供のやる気をなくすだけの発言だ、というのを理解してください。
なぜなら、とりあえず聞いているだけ、ってい状態で、子供にとっては信用されていないように感じるし、もしやっていなくても『やったよ~』とうそをつくのを覚えるだけだからです。
そもそも本当に勉強をやったのか確認しないなら聞くだけムダです!
とはいえ、本当に勉強をやったのか心配になる気持ちも分かります。
勉強をやった?って聞きたいのであれば、一緒にノートや勉強したところを実際に目で確認して、ほめてあげるようにしましょう。
またこの質問をして子供が逆ギレしているときは、ちゃんとやっていない証拠です。
やってるときは面倒そうかもしれないですが、普通にやったよ。ってちゃんと答えてくれます。 聞くからには、親も責任をもって時間をとって、やったかどうかのチェックをするようにしましょうね
NG言動②:○○していたら○○になるからダメ!ってネガティブ要素を言ったらだめ
よくあるんですが、『いま遊んでいたら、成績が下がって志望校を下げないといけなくなるよ』とか。
『この問題が解けないようじゃ、あの学校には受からないよ』ってマイナスなことを言う親がいますが、コレもNGです。
親としては、マイナスなことを言って危機感をあおって子供が悔しいと思って発奮して、やる気を出してもらおう!と思って言っているのかもしれませんが、これは完全に逆効果です。
こういう風に言われても、子供としては、勉強がマイナス方向に進んでいるようないめーj費を受け付けられるだけで、何も良い影響を与えません!!
よっぽど負けん気の強い、ハートの強い子供で、何を言われても答えずに、逆に頑張っちゃう子供ならいいのかもしれませんが、そんな子供はごく少数ですし、そんな状態で長時間勉強に耐え続けるのは、子供にとっても相当なストレスになります。
強いことを言いたくなる気持ちも分かりますが、絶対に親は、その気持ちはひたすらにぐっと飲みこむようにしてくださいね。
NG言動③:ちゃんと覚えなさい!ってそもそも何をちゃんとするの?
このちゃんと覚えなさい!!ってセリフ、本当に無駄な言い回しの代表的な感じですよね。
サボってたりめっちゃ基礎的なところを間違えている子供を見ると、ついつい言いたくなる気持ちは分かります。
ですが、このちゃんとって一体、何をどうすればちゃんとやったことになるのか?ってのが子供には全く伝わっていません!
ちゃんとができてなくて間違えて子供も困ってるのに、こんなあいまいなアドバイスとも言えないセリフを言って、親が満足してるだけ、って状況は本当にやめてあげましょうね。
覚えさせたいなら、どうやって覚えるのか、計算を間違えてるなら、絶対に間違えないように正しく計算するやり方を教えるとか、もう少し具体的に親が説明しながら覚えさせないと、意味がない説教となります。
まとめ:中学受験で勉強しない子供の言い分とやる気にさせる方法まとめ
親としては非常に残念なんですが、自分から進んで勉強をやる子供なんて本当に少数派です。
中学受験をしたい、って言って塾に通ってるんだからひたすら勉強をしてくれるだろう。なんて思ってる親もいると思いますが、そんな子供はほとんどいません。
まず、勉強しない、ってのが普通なんだよ、って意識を変えるところから始めてください。
ということで、ここまでの内容を簡単に振り返りますね。
ポイント
- 中学受験勉強を自分からしないのは当たり前
- 小6になってもやらない子はやらない
- 親は勉強のスタートだけは見届けてあげる
- ノートを褒めろ
- 遊んだら合格しない、とかネガティブな怒り方はするな
- 勉強した?って聞くなら、勉強したノートも見ろ
- ちゃんと覚えろ、ってあいまいな怒り方はしない
よく『勉強しろとは言わない』『のびのび育てる』なんて、理想論みたいなのが素敵な子育て!みたいなこと言ってるタレントやテレビがあるが、あんなのは信じないでください。
こどもなんて当たり前ですけど、のびのびと完全に遊び惚けて、勉強しないだけです。
別にそれが悪いとは言いません。
ですがここでは中学受験に受からせたい!と切実に思っている親御さんの悩みを解消しようと思っていろいろ調べたり体験談を書かせてもらっています。
そんな理想的な子育てなんてのに頼っていては、受験に間に合わずに時間切れになるパターンがほとんどです。
無理やり引き上げるのが良いかどうかは分かりませんが、少なくとも、子供が勉強を始めようとするきっかけを作ってあげるのは親の仕事です。
そういう気持ちで、子供の日々の勉強を支えてあげてくださいね。