
なんて悩みを持つ親御さんのために、この記事では日能研の入塾テストについて解説していきます。
この記事の内容は以下になります。
ポイント
- 日能研の入塾テストは難しい。小学校プラスαが必要
- SAPIXや早稲田アカデミーよりかは受かりやすい
- 日能研に入塾させるための対策をまとめました
なんて内容について説明していきますね。
息子を新4年生の年度始まり向けに、日能研に入塾させた私が体験やその時調べた情報をもとに解説していきますので、同じ悩みを持ってる人は、参考にしてくださいね。
なかなか受からない。上位クラスで入塾できない。
なんてお困りの方は、こちらの記事も参考にしてください
あなたが得られる情報
日能研の入塾テストは難しい。小学校プラスαが必要

まず最初に結論です。
中学受験向けの勉強を一切していない子供にとっては、日能研の入塾試験はなかなかに難しく感じるはずです。
なぜなら、日能研の入塾テストのレベルは、
日能研の入塾テストレベル
- 学校で習ってる項目の復習5割
- 私立中学受験向け勉強3割
- ただただハイレベル2割
ってのが、問題構成だからです。
このような問題構成に対して、合格基準が6割。となってますので、なかなかに難しいですし厳しい門となっていますね。
ただ、日能研の採点は、文章など比較的文字を書くと点数を付与してくれますし、基準に達してなくても入塾させてくれたりもします。
この辺りは、もう少し入塾させる方法として、後半で説明していきますね。
SAPIXや早稲田アカデミーよりかは、日能研は受かりやすい
完全に比較論でどこも難しいのは間違いないのですが、しいて言うなら、大手進学塾の中では日能研は受かりやすい・入塾しやすいと言えます。
そもそも塾のスタイル自体が考えるチガラを身に付ける。
ってことで、中堅校から幅広く対応しており、合格実績も多数です。
そのような運営スタイルの塾ですので、中学受験向けに鍛えこまれていない子供でも十分に受かる可能性はあります。
自分の子供でいうと、しいて言うと学校の勉強がそれなりにできる。
+ 読書が好きで理科とか感じは割と得意。
ってぐらいでギリギリ合格判定をもらえましたので、参考にしてみてくださいね。
日能研の入塾判定の『準合格』『次回を期する』って何?
日能研の入塾テストの結果判定なんですが、少し独特な言い回しをしているので、ここで軽く解説しておきます。
合格は、そもそも基準点に対して点数が上回っており、入塾テストをパスした試験結果です。
じゃあ、準合格とは何かといいますと、言葉の通りで、合格ではないんだけど、合格者の中で入塾希望者が少なくて席が余っていたら入塾OKですよ。
ってのは準合格になります。
さらにその下の、『次回を期する』ってなんのこっちゃら・・・?
ってな感じですが、まあ一言で言ってしまいますと不合格です。
ただ、不合格とは言いたくないみたいで、次回に夏期講習とか日能研の講義をとって、次回入塾テストで頑張ってね。ってのが、こちらの判定結果になります。
日能研の入塾テスト対策は、何をすればよいのか?

結論として、日能研の入塾テスト対策としては、文章の記述に慣れさせておきましょう。
なぜなら、日能研のテストでは、記述式でも部分点をしっかりとくれるからです。
国語は言うまでもないことかもしれませんが、理科や算数でも、文章を書かせる問題が出ます。
その問題に対して、記述式を解いたことがない子供にとっては、そもそも何を書いたらよいのか?
ってのが分からないので、書くことができず手が止まりがちです。
飛ばすだけならよいのですが、作文のように、やたらと記述式に時間がかかって、結局ほかの問題は全然手付かず・・・
なんてケースもよく聞きます。
そんなことが起こらないよう、まずは記述式についての解説をしておきましょう。
入塾させたいなら、何度もテストを受けてOK!上位クラスには入れたらラッキー!
結論から言ってしまいますと、日能研の入塾テストは何度受験してもOKです。
もちろん1回目で合格したらそれでそのまま入塾手続きに進んだらよいです。
また、合格しても基礎クラスにしか合格できなかったので、上位クラスと判定されるまで何度か受けなおす。
ってのも一つのやり方です。
まあ、あまりにも最初から背伸びをさせると大変だとは思いますが、後から上位クラスへとクラス替えするのもなかなかに難しいのも事実です。
特に日能研では、上位クラスと下位クラスで、テキストも違いますし、2週間に1回行う、理解度を確認する学力育成テストでも、上位クラスと下位クラスで受けるテスト問題が異なります。
下位から上位に上がるのは難しいので、本人たちが納得いくまで試験を受けるのが良いですね。
何とかして日能研に入塾させたいのだが、何か良い手はないの?
勉強してない状態で、いきなりテストで6割とれってなかなかに難しいですよね。ここでは、日能研に入塾させやすくなるための方法について、2点紹介しておきます。
日能研入塾のコツ
- 結果を受け取る前に、塾に入塾の意思を伝えて、人数を確保してもらう
- 冬期講習など特別講習後のテストを狙う。
という2点ですね。
まず最初の入塾意思に関してですが、塾としては当然定員いっぱいまでは生徒を獲得したいと考えています。
なので、基本的には少々合格ラインに足らなくても、惜しい子供だったら、席が空いていればもう入塾させてしまいたいわけですね。
テストが終わった後に合格判定結果の通知が来るのですが、通知が来る前に先に入塾意思を確認するようなタイミングがあります。
入塾説明会などでもよいですね。
そのような場で入塾を伝えておくことにより、たとえ準合格の成績だったとしても、優先的に入塾させてもらえる可能性が高まります。
もう一点の冬期講習後の入塾テストは、要はそこで習った範囲そのものが出てきます。
なので、比較的対策を立てやすいです。塾としてもそこまでしてくれる生徒に対しては、入塾してほしいと思っているはずですし、合格確率は上がります!
結局入塾時の基準ってある程度動く可能性のあるものですので、そこは入塾への強い意志を見せることにより、入れる可能性が上がります。
日能研入塾テストの合格率や不合格率は?

ここまで話してきて、気になるのが、どの程度の人数が日能研の入塾試験で落ちてしまうのか?
ってことが気になりますよね。
ここまでで話してきたように、日能研の試験結果は、少々基準に満たされていなくても合格判定を出して、なんとか塾で面倒を見てレベルを上げていこうとするので、そこまで極端に落とそうとする試験ではないです。
合格率や不合格率自体は公表はされていませんが、4年生1学期の間の入塾試験の希望者数と合格人数を見ると、少なくとも1回のテストで6割ぐらいには、合格者を出しているように感じましたね。
そこから実際に行かない人もいるだろうし、全員が入るわけではないので、もしかしたらもう少し合格率が高い可能性もあります。
とはいえ、落ちるときは落ちますし、実際にツイッターなどでも不合格の話を聞くことや相談されることもあります。
くれぐれも言っておきますが、落ちたからって、凹んだりもうだめだ!なんて思いつめないようにしてください。
子どもなんで緊張することもありますし、たまたま苦手分野が出て、全く手も足も出ないことも、子供のやることなんで、調子にばらつきがあるのは仕方がないです。
まだ単純にレベルが足りてないんだな、って理解して、通信教育なり、家出できる学習プリントなど、いくつかの対策を試してみるもの一つの手ですし、もう一回ぐらい受けてみて、点数に変動があるかどうかを見るもの良いですね。
まとめ:日能研の入塾テストの難易度と対策
いかがしたか?
日能研を候補に入れ始めたけど、子供が入塾テストに受かるのだろうか?落ちていきなりやる気をなくさないだろうか・・?
なんて疑問を持ってるアナタ向けに対策など含めて説明してきました。
ここで、繰り返しになりますが、説明した内容をまとめておきますね。
ポイント
- 日能研の入塾テストは難しい
- 小学校の範囲だけでは不合格に
- サピックスや早稲アカに比べると難易度はかなり緩い!
- テストは何度でも受ければよい
- 冬期講習など、特別講座あとの入塾テストはねらい目
ってのが、ここで話してきた内容でしたね。
不安に思う気持ちはわかるのですが、この入塾テストを突破しないと、そもそも中学受験が始められません!
何度も受けれることを前提とし、小学校3年生の夏休み夏期講習ぐらいから受けていれば、冬期講習明けには合格できるぐらいには間違いなく子供の学力は伸びます。
入りたいと強い意志を見せれば、塾も融通を聞かせてくれる可能性もあります。あきらめないで、何度もチャレンジして、入塾テストを突破してくださいね!
なかなか受からない。上位クラスで入塾できない。
なんてお困りの方は、こちらの記事も参考にしてください