中学受験の準備・始め方

中学受験で後悔していることは?私立中学に行かせた親子の本音体験談を紹介!

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中学受験に悩む母親

中学受験は確かに色々得られるものが多そうなんだけど、やらないといけないことが多すぎて、取りこぼしが多そう・・・
中学受験の先輩ママさんたちに、中学受験での勉強や生活面やっておけばよかったなんて後悔私立中学に行かせたことの後悔、なんてことがあれば教えてほしい!

子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。

特にいざ塾に行かせ始めてみると、
最初4年生の途中は、『塾にお任せください!』
なんて言っていた先生たちが、
6年生の春休みには、『家庭での親の復習、取り組みが重要です!』
なんて手のひらを返したように、家庭でのやるべきことをたくさん言ってくる始末・・・

完全に騙されたやん・・・汗汗
って思いながらも、やり始めた以上は後悔の内容に子供に取り組ませたい!
なんて意見が圧倒的大多数ですよね?!

ここではそんな先輩パパさん、ママさん、受験生、にインタビューして話を聞く機会があったので、生々しい体験談をそのまま紹介していきます。
先人たちの後悔している内容を読んで、同じようなやり残しは無いように頑張って乗り切りましょうね♪

本記事のテーマ

中学受験でやり残した後悔の生々しい体験談紹介

本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。

中学受験で後悔している体験談ベスト3!

いろいろな先輩ママ、先輩パパに聞いていると、後悔している内容って本当に似たような内容が多いです。
ここでは、体験談に入る前に、まずは、悩んでいたり後悔していることについて、軽く触れていきますね

お金がかかりすぎる。1000万余分に学費がかかる・・・

中学受験の後悔:教育費が高すぎる

中学受験をさせたことで後悔している項目で、みんなが真っ先に声にするのは、お金、学費についてです

単純計算ですが、

  • 私立中学 + 私立高校 の学費6年間分 = 130万 x 6年間 = 780万円
  • 塾の学費 4年生 50万 + 5年生 80万 + 6年生 120万 = 250万
  • 安く見積もっても 780万 + 250万 = 1030万円

ってのが、公立の中高に通っている子供との学費の違いになります。

何の覚悟もなく、周りの子供が行かせてるから中学受験塾に通わせ始めた親御さんにとって、これだけの教育費が余分にかかるのは相当にきついですよ?!

ある程度は覚悟していたとしても、こうやって金額で出すと本当に厳しいので、兄弟構成や家族構成をしっかりと理解したうえで、実際に受験させるか考えてくださいね

小学生の子供時代に遊ばせてやれなかった

次に多い意見は、小学生なんだし、もっと勉強なんかよりも遊ばせてあげればよかった・・・
なんて意見が多いです。

特にこれは受験生の子供から出てくる意見なのですが、『仲の良い友達と中学校も離れて小学校でも遊べなくて、本当につらかった』

なんて不満や公開を話す子供が多いことからも、このあたりは慎重にしてあげないといけないですね。

東京都内で中学受験をさせようとすると、本当に週5日塾通い、残り2日はテスト直しと授業の復習、ってな感じで1週間の予定を組んでいる家庭も多くあると思います。
もちろんそれだけの熱量をかけて得られるメリットも多くありますが、デメリットも当然ありますので、慎重に考えていきたいですね

もっと効率の良い勉強方法をやらせるべきだった

中学受験で第一志望に合格する子供の割合は1/4程度、って言われています。

本当の自分の本命校、熱望校、に受かる子供の割合はこれぐらいに収まってしまいます。

そうなるとやっぱり思うのは、もっとあの時に勉強させておけばよかった・・・
お金をケチらないで、子供に家庭教師をつけて、なんとか偏差値を底上げさせておけばよかった・・・

なんて、後悔をしている親御さんが多くいるようですね。

もちろん受験勉強真っただ中の子供、親御さんにとっては切実な問題ですが、勉強量増加に関しては、なるようにしかならないので、そこまで気にしなくて良いです。
結局、無理やりやらせようとしても、今度は子どもがサボる習慣が身に付くだけ・・・
なんて最悪のケースも考えられますので、あまり後悔しないようにしたいですね

(とはいっても、第一志望の不合格の結果を見た瞬間、まず思うのは、『もっとこうしておけばよかった。。。』なんて後悔ばかりですが・・・)

中学受験の後悔体験談①子供の意見を無視してしまった・・・

中学受験の後悔体験談①子供の意見を無視してしまった・・・

私の家族は四人家族で長男が今年受験になっています。
近くの普通の中学校でも良かったのですがせっかくだからいいところに行かせたかったので受験をさせました。

私の場合は子供がやりたいようにやらせてあげたかったので本人が中学受験をやりたいといえば受けさせるししたかないと言えばさせないつもりでした。

ですが母親の方は周りばかりを気にしておりどうしても格差をつけたかったのか絶対有名中学に行きなさいと言いつけていました

子供本人もあまり中学受験したくなかったみたいだし友達も今いる小学校の子たちと離れたくないと言うのが本当の思いだと私は思いました。

その後は私は母と二人で相談し本人のしたいようにさせてあげた方が今後のためにもなるし普通の中学に通わせて塾も行かせてあげれば有名中学に負けないくらいの勉強もさせてあげられるだろと説得をしました。
母はかなり行かせたかったので母の思いとしてはどうしても普通の中学校にいって高校に普通にいって就職して後でもっと勉強していれば良かったと後悔をさせたくなかったと言うのが本心でした。

でも子供に今現状後悔させたくないから悩んでいるとモヤモヤしてました。

確かに中学受験は本当に大切だししたほうが今後のためにもなると思います。
ですがお子様の気持ちを最優先にしてあげてください。少しでも不安だったりやりたくないのであればそれはもうやめさせてもいいだろうしさせない選択肢の未来もきっと明るい未来だと私は思うからです。

チェックポイント

子供への過度な期待、は要注意!子供は親の夢を叶えるための存在じゃないです!

中学受験の後悔体験談②選んだ中学は、宿題が多い学力変調偏重

父、母、長女、次女、長男の5人家族です。長女が小学校時代の友達関係をリセットして新たに頑張りたいという気持ちから中学受験をしました。

娘は小学校時代に友達関係に特別困ったということはないのですが、女子特有のドロドロした感じや嫉妬、ねたみなどの感情をぶつけられることがありました。
この友達関係を引きずったまま中学校に進学をするのが嫌で、中学受験をしました。

そこは中高一貫の学校です。
進学に力をいれているせいか、やたらと宿題が多く、中学3年には高校の勉強を始めるような学校でした。

子どもの自主性に任せるというよりは、課題などをたくさん出して詰め込み教育をするという感じに思いました
また、地元の中学校に進んだ友達が楽しそうに学校生活を送っている中で、娘は宿題に追われる日々を送り、常にイライラしていました。

また、地元の中学校に進学しずらい人が集まってきたような雰囲気があり、元いじめっ子、元いじめられっ子など、個性的な生徒が多いのも悩みの種でした。
結局、そのような少し特殊というか個性的な人間関係、雰囲気の学校に娘はなじめず、不登校になりました。

受験する学校のことをよく調べてから、子どもに合うかどうか考えることは大事だと思いました。

長女は、小学校の友達関係から逃げるために受験をしたような所があるので、入学してから「こんなはずじゃなかった」ということがあり不登校になってしまいました。
ただ、娘自身が受験をすると決めたからか、親を怨むこともなく、後悔することも少なかったように思います。

(地元の中学に行っても不登校になったかもしれないですし)一番大事なのは、親に言われて受験をするのではなく、子供自身がどうしたいのか本人の気持ちを尊重して、子供自身に決めさせることだと思います。

チェックポイント

私立中学だから人間関係がうまくいくわけではない!学校の雰囲気、風土をしっかり見よう!

中学受験の後悔体験談③地元の友達との人間関係が希薄・・・

30歳男です。現在は医療関係の仕事をしています。家族は4人で、父、母、弟と私です。
中学受験を考えたきっかけは、中高一貫というところにメリットを感じたからでした。

ほとんど周りの友達は同じ中学に進学する中で、私は私立の中高一貫校へ進学するべく中学受験をすることを決断しました。

しかし、最終的には自分の意志で決断をしましたが、ほとんどは両親の意向が強かったからだと感じています。
後悔しているのは、あのままみんなと同じ中学に進学していれば、もっと違った形で友人関係を築けたのではないかと思うことです。

私は中学受験をしたことにより、まわりに友達がいないところから学校生活が始まりました
まわりは小学校から同じという関係の人たちもおり、当然その人たちは仲良く話したりしているのですが、私はなかなかその輪の中に入ることができませんでした。

一方で、私の友人たちは地元の中学に進学後、登下校はいつも一緒であり。また新しい友達ができて友人の輪がさらに広がっているように当時感じていました。
高校入試を受けなくても済むというメリットを得たのですが、肝心の中学校生活で友人ができるまでに時間がかかり、一人で孤独な時間を過ごしていたこともあったことから、私もまわりのみんなと同じ地元の中学に進学していればどうなっていたのかなと思うことがあります。

当時は小学生だったので親の意見のままに受験したのはどうにもならないなと振り返ったりしますが、自分の人生をもう少しなんとかできなかったかなと考えると、苛立ちを感じる時があります。

私の場合は自分の性格上のこともあり、人見知りであったため特に友人ができなかったと思っています。
私のように中学受験を通してまったく知り合いがいない環境に変化したとしても、気さくに友人を作ってみんなと仲良くやっていける人はたくさんいらっしゃると思います。

しかし、やはり0からのスタートとなるので、初めはさみしい思いをしてしまうこともあるかもしれません。

先々を見据えると、私の場合は高校までエスカレーターであるというメリットがありましたが、本人たちが中学校での生活を楽しめそうか?というところにfocusしてお子さんの意見も尊重してあげるのがいいのではないかと思います。

チェックポイント

中学生に人間関係が完全にリセットされるのは大変な試練!親はしっかりとフォローしてあげて!

中学受験の後悔体験談④塾に行ってても、勉強しない子供の相手はしちゃダメ!

共働きの両親が仕事に行っている間だらけないようにと、学習塾に行くことになったが、それと同時期に受験というものを意識して、志望校等について考えるようになった。

受験に向けて学習塾に通っていたが、その時の学校の友達に無理やり付き合わされ、行かなければならない時間になっても遊びに付き合わされ続けた。

そんな日が一年近く続き、授業をろくに聞けないままだったため、成績は下がり続け、さらにサボりの常習犯として親や講師から目をつけられる日々を送らなければならなくなった。
しかも周りに相談しようにも友達からの圧力を受けていたため、無理やり付き合わされているとも言えず、ただただ自分に対する評価と成績が下がっていく一方だった。

その友達は受験など考えていなかったため、こちらの成績アップを邪魔したいというよりは、ただ単に便利なパシリやいじられ役を手放したくなかったのだろう。

「そろそろ帰って塾に行かなきゃ」と何度も行ったが、「ダメ。まだ遊ばなきゃダメ。」と言って聞き入れようとしなかった。
その友達と遊ぶことなどこちらは楽しくもなんともなかったので、はっきり言って付き合わされるのは苦痛の一言だった。

子供が成績等で悩んでいることも多いかもしれないが、学校で悪い仲間に捕まってやりたい勉強等ができなくなっている可能性も無視できない。早い段階で子供を堕落させると思われる存在は遠ざけるか排除しておくかしておいたほうが良い。

チェックポイント

塾に行ってるからってみんなが勉強好きなわけではない!塾のサボりは、当然ある!悪い友達に引っ張られないで!

まとめ:中学受験の後悔は当然ある!なるべく減らそう!

いかがでしたか?

中学受験をいざ始めると、ある程度は覚悟していたことが、予想の数倍のプレッシャーになって襲ってくるので、後悔することだらけになる家庭が多いです。

特に気に留めておいてほしいのは、
中学受験中は親子に強烈なストレスがかかって、相談相手も見つからない!冷静な判断ができない!

ってことを本当に覚えておいてください。

中学受験が終わって半年ぐらいたつと、急に冷静になって、もっとあの時にこうしておけばよかったな~、なんて思うことが多いです。

ただ、そんな時に子供と険悪な関係になってしまっては、もうそのあとの親子関係の修復は相当に厳しいです。
中学入学して私立に行かせてしまうと、学校の様子も分からないし、そのまま反抗期に入ってしまうので、会話も減る一方です。

中学受験で成績が思うように上がらなかったとしても、それで人生が終わるわけじゃないので、親子関係は絶対に維持できるような親子の会話を続けていきましょうね

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