中学受験の準備・始め方

中学受験で全落ち全敗をしないために親がやるべきことまとめ

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中学受験に悩む母親

中学受験全落ち全敗、なんて地獄のような体験談をよく聞いて、恐怖でしょうがない・・・
どうやって全落ちは回避すればよいの?全落ちしやすいタイプや塾は?割合はや確率は?全落ちした場合の親の対応は?

子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。

都市伝説のように感じている全落ちですが、実はそれなりの確率・割合で、残念ながらそういったケースがあります。
特に最近は国立公立中高一貫校が人気なのですが、こういった学校を1校だけ受けさせている親御さんも多いようで、まあダメ元受験でそこまでダメージは大きくないかもしれませんが、全落ちは全落ちですね。

ここでは、そんな恐怖の全落ちについて語っていきますね

本記事のテーマ

中学受験で全落ちしない方法や全落ちした場合の子供のケア

本記事を読むと分かること

  • 中学受験の全落ちとは?普通に起こりうるのか?
  • 中学受験全落ちしないための親が心がけるべき注意ポイント
  • 全落ちした場合は、子供の心のケア、自己肯定感が最優先!

本当につらく怖いことですが、体調不良などどうしようもない事情もありますし、絶対に起きないとは言い切れないのがこの全落ち。基本的に避けるように親が行動して学校を決めていかなければいけないのですが、注意ポイントを紹介していきますね。

本記事の信頼性

記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。

塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。

管理人の中学受験成功や得られた知識はこちら

本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。

中学受験全落ちとは?割合や確率的に本当にありうるのか?

中学受験全落ちとは?割合や確率的に本当にありうるのか?

まず、最初に言っておきますが、中学受験全落ち・全敗は、恐怖の都市伝説でもなんでもなく、各大手の塾でも教室に一人は起こりうる確率で実際に存在します。

体調不良で全く受験できなかったり、どうしても熱望校を受け続ける選択をしてしまい、全敗してしまう。なんてのは、起こりうることなのです。

ですが、親としては、これは本来は絶対に避けないといけません。
小学校6年生の子供が、3年間必死で勉強し続けて頑張ってきた以上、まずは合格という成功体験を与えるのは、親が絶対的に考えないといけない仕事だと思います。

もちろん大手の塾でも、絶対に全落ちは避けるように協力してくれますし、志望校選びも親身になって相談に乗ってくれます。
なので、めったなことでは起こらないことなのです。

が、そこで忘れてはならないのが小学生6年生の未熟なメンタル

大人ですら就活など志望している企業に何社も断られ続けると、就活ウツなど精神的にダメージたまりますよね?
中学受験も当然同じことが言えます。

最初に失敗して、そこからは偏差値をどれだけ下げてもダメで、結局どこの学校にも引っかからず・・・

なんてことも聞く話なので、しっかりと戦略をもって受験に取り組みましょうね・

中学受験全落ちを避けるには、徹底した併願受験戦略が重要!

中学受験全落ちを避けるには、徹底した併願受験戦略が重要!

全落ちを避けるには、併願校選びが非常に重要!
その中でも、とにかく初日午前、の一発目に安全圏の学校を受験させて、しっかりと勝ち星を確保しておくのが最重要項目です。

なぜなら、子供のメンタルは未熟です。当たり前の話なのですが、不合格の結果を突き付けられると、ある程度は覚悟している子供でも絶対にショックを受けてメンタルが揺らぎます。
それって当たり前ですよね?
大人でも不合格の文字を見せられたら泣きそうになるんですから、子供の受けるショックは、とうぜんものすごいストレスになります。

その状態を引きずって2日目3日目、と受け続けていくと、完全に調子を崩したままの受験となってしまい、結果として実力を出し切れないまま、全敗を重ねてしまう。。。なんてのが恐怖の全落ちのパターンです。

こんな状態を避けるには、親が熱望校を熱望しすぎない!ってのを覚えておいてください。
もちろん各家庭の事情はあると思いますし、捨てきれない希望もあるとは思いますが、まずは親の気持ちは置いておきましょう。

『ウチは偏差値○○以下の学校には何があっても行かせないから受験させることも全く考えていません!』
なんて家庭もあると思います。

ですが、ここで親が当初の思いや見栄を重視して子供に受験をさせてしまうと、結果として最悪の全落ちが発生してしまう可能性が高くなります。

もちろん親の気持ちを優先するのも重要ですが、もう受験直前まで来てしまったのであれば、まずは子供に成功体験を積ませるためにも、親の気持ちはかなり引っ込めて、合格という最高の成功体験をプレゼントするのを最優先に考えてあげましょうね

特に厄介なのが、学校指定で中学受験を始めてしまってる家庭は、この罠にはまりがちです。

例えば、親族がほとんど慶応だから、慶応しか考えてない。
もちろん幼稚舎も受験したけど不合格だったから、何としても中学受験では慶応合格以外は考えていません!

みたいな家庭も中にはあるかもしれません。
ですが、こういった考えで、結果として中学受験でも失敗してしまった場合、子供に与えるキズは取り返しがつかない可能性もあります。
子供がやる気になってまじめに勉強さえすれば、東大の入りやすい文1や理2なら公立からでも行ける可能性はあるわけですし、そこは長い目で見ることを考えてあげてくださいね。

全落ちしないためには、併願校は先に決めておく!

全落ちを避けるには、併願校の学校選択の戦略は、あらかじめ冷静なタイミングで決めておいてください。
なぜなら、受験結果によってそこから学校を選ぼうとすると、絶対に冷静な判断ができません!

特に全落ちする体験談で多い子供や親の気持ちを紹介しますね。

初日全敗してしまったけど、どうしても熱望校があり、その学校に行きたい!
ってか、その学校に行けないだけならまだしも、受験すらできないなんて、何のために中学受験勉強を今までやってきたのか分からない。
もうこうなったら、全落ちしてでもよいから、その熱望校にチャレンジし続けます!

なんて、完全に熱くなりすぎて冷静さを欠いた精神状態にはまり込む親子がごくまれにいます。しかも、こういうことを言い出すのが子供からだったりするので、親もどうせなら、子供の気持ち最優先なら全落ちしたとしても後悔が残らないはず・・

なんて、変な精神状態にはまり込むことがあるようです。
ですが、この時の判断、これは完全に間違えています!

子供がこういうことを言うときって、冷静じゃないし万が一失敗したら後悔が残ります。
ってか、この子供の気持ち最優先。って、要は親が子供の結果に責任逃れをしたいときの言い訳のセリフなんですね。

ここまで中学受験を始めて子供をたきつけてきた以上、子供の気持ちよりも将来にとって本当にどちらが良いのだろうか?
という目線で冷静な判断を下すのが、最後の親のやるべきことです。

それで失敗したら、その失敗まで含めて親が責任を取らないといけません。

最後の最後、一番大事な学校選びで子供の気持ち最優先、なんて言い訳を使って、親が判断するのをやめてはいけません。
本当に最適な受験は何なのか?ということを最後の最後まで考え続けましょうね。

中学受験で全落ちしたら、子供の心のケアを最優先で!

中学受験で全落ちしたら、子供の心のケアを最優先で!

万が一、中学受験で全落ちしてしまった場合、親はショックを見せないで子供に平気だよ!と言葉をかけてあげてください。
こういった最悪のケースは、考えたくないかもしれませんが、あらかじめ考えておかないと、子供に一生残るキズを与えてしまう可能性があります。

もちろん親がショックなのはわかります。
そんなの、言うまでもなく子供だって、ガッカリしてますし、いままで協力してくれた親に対して申し訳ない。
なんて気持ちが完全に縮こまっちゃってる状態になっています。

その状態で、親が追い打ちをかけるように目の前でショックがってしまっては、子供の傷口に塩を塗り込んでいるようなものです
平気な顔をして、頑張ったね。残念だったけど、ここまで遊びたいのも我慢して、よく努力し続けたね。

という言葉を、まずは真っ先にかけてあげることを覚えておいてくださいね。

全落ちした場合、そこから公立中学校に行くことになるのですが、子供にとっては全落ちして失敗して、泣く泣く公立中学校に通う。なんて、気持ちが完全に下がっている状態になっています。

ですが、公立からだって県下トップの進学公立高校に進めば東大とかも見えてきますし、私立高校の編入も人数は少ないですが、当然あります。
ってか、私立中高一貫の高校からの編入生って、中学から勉強を始めるような子は少なく、中学受験で失敗して、高校受験でもう一回頑張った子がほとんどです。

なので、やる気さえあれば、そこからでも挽回は可能なので、子供がそうやって中学でスタートを切れるように、しっかりと励まして、恥ずかしいことなんかまったくないんだよ!
と親が子供の背中を押してあげましょうね。

まとめ:中学受験全落ちを避けるのは、親の責任!まずは勝ち星を確保して!

いかがでしたか?

最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?

繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。

本記事の概要まとめ

  • 全落ちする可能性はゼロではない
  • 併願受験の戦略を立て、すべり止めの学校を選ぶのは親の仕事
  • 併願校は、あらかじめ決めておいた戦略に従って
  • 全落ちした場合は、子供の心のケアを最優先に

いかがでしたか?

恐怖の全落ちですが、絶対にないとは言い切れないことですし、万が一のことを考えると、あらかじめ想定しておかないといけないことです。

特に注意してほしいのは、親が楽になりたいからと、子供の気持ちに任せて無謀な挑戦をさせるのだけは絶対にやっちゃダメです。

ャレンジ受験をすると決めた時は気持ちが良いかもしれませんが、終わって不合格だけの通知を見て、絶対に後悔することは間違いありません!!

本当に最初の最初から、子供も親も絶対にそのチャレンジ以外は受けないし意味がない。
って思ってるなら良いのですが、それ以外で受験直前にチャレンジ受験を言い出した時は、親が冷静になって対応しましょうね。

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