やめさせるとしたら、しこりの残らないやめさせ方は?親と子の対立は?
中学受験に役立つ習い事とは?
なんて疑問に答えます。
この記事を読むことで、
ポイント
・中学受験と習い事について、学年別整理方法
・習い事を円満にやめさせる、親の問いかけ
・中学受験で有利になる、おすすめのお役立ち習い事
について、理解できると思います。
私は、子供時代に中学受験難関校突破、3人の子育て中で児童書毎月10冊以上読破、と絶対的に勉強しています。
そんな父親目線で、ソンタクなしに、本当に役立つ情報を中心に情報発信しています。
あなたが得られる情報
中学受験と習い事について、学年別整理方法を教えます!
結論、中学受験を考えるなら、6年生になったら習い事はやめさせるべきです。
もう、この理由は非常にシンプルなんですが、ただただ単純に時間が足らなくなるからです。
実際の具体的な6年生の塾通いのスケジュールを交えながら説明していきますね。
6年生になりますと、平日は4/5で塾授業、土曜日がテスト、日曜日が学校別対策授業、と授業が詰め込まれます。
これだけ塾に通い、さらに復習や間違い直し、などやっていると、もうどうやっって時間が足りません。
なので、6年生になり受験勉強が加速してきた場合は、ぜひとも習い事はやめる方向で子供を説得していきましょう。
4年生や5年生なら塾通いは少ないし、習い事と両立できるのでは?
4年生、5年生の間は、続けている習い事は、塾の授業とバッティングさえしてなければ、塾通いと習い事の両立は可能です。
先ほど述べた6年生との対応とは異なります。
4年生、5年生の間は、6年生の受験への取り組みに比べれば半分以下だからです。なので、塾に通いながらも時間が取れます。
またまた、今度は4年生、5年生の塾の授業プログラムの具体例を示しながら解説します。
具体例
<4年生>
平日3/5で塾の授業。2週に1回試験
<5年生>
平日3/5で塾の授業。毎週試験。
ってのが、一般的な大手塾の塾スケジュールとなります。
こうやって見ると、割と5年生までは塾以外の時間をとることが可能になります。
また、親御さんにとっては、子供の生活全部100%を受験勉強にあてたくない。
という気持ちもあると思います。
子供の気晴らしになるし、時間も取れるのであれば、むしろ続けさせてあげるぐらいの余裕がまだ必要な時期と理解してください。
習い事を円満にやめさせる、親の問いかけとは?
子供の習い事を円満にやめさせるコツは、子供にお金と時間の事情を話して素直に話し合う。
たった、これだけです。
やめる方向に誘導するような、『あなたは興味ないよね?』みたいな質問は、子供の反発を招くだけなので、絶対にやめましょう!
塾通いしているような子供にとっては、その習い事がどれぐらいのお金がかかっているのか?
もしくはどれぐらいその習い事に時間を割かないといけないのか?
なんてことは、十分すぎるほどわかっています。
なので、基本的には素直に親子で話し合う時間を設けることにより、子供が折れてくれることが多いです。
実際、私も子供時代にサッカーを続けており、基本土日は両方ともサッカーの練習に行ってました。
ただ、小学校6年生になって、授業や試験が土日も多くなり始めると、徐々に自分でもわかってきちゃったんですよね~。
練習も休みがちになるし、かといってせっかく塾に通っているのに、試験を受けないなんてのももったいないし。。。
しかも、そんな練習に参加してないのに試合に出させてもらうのも何となく悪い気がするし・・・
って感じで、徐々にですが、自分の中でも整理がついてきたんですよね。
そんな感じでどっちつかずの時に、親と相談して結局は6年生の上がる前、具体的には5年生の2月ぐらいに結局辞めましたね。
その時はなんとなく寂しい気持ちになったのですが、それでも、結果として自分の中でも整理がついていたし、そんなやめることに抵抗はなかったですね。
なので、繰り返しになってしまうのですが、子供の習い事を円満にやめさせるには、素直に話し合う。これだけです。
子供がどうしても習い事をやめたくない!と言い切った時はどうするの?
子供がそこまでやりたいことなのであれば、そのまま続けさせましょう!
ただし、なんでも許して塾や受験勉強に影響が出てしまっては本末転倒です。
そこは、塾や試験は絶対に習い事優先!という基準・ルールを子どもとしっかりと話し合い、そのうえで続けたいというのならば無理してやめさせる必要はないです。
子供の勉強って、結局どこまでやる気を出して集中力を夏休み前から半年間継続するのか?
ってことで、受験の合否が大きく左右されるからです。
この半年間において、子供のやる気が上がるならば、1週間のうち2,3時間の習い事なんて正直たいしたことないです。
子どもがどうしてもやめたくない!と言い張って喧嘩になるぐらいなら、そこは無理する必要はないともいます。
なので繰り返しになりますが、子供がやめるのにどうしても反対するのなら、塾通い・受験が最優先!ということだけを約束して、続けさせましょう!
ちなみにですが、ここで決めたルールは、リビングや子供部屋に大きく常に見える位置に書いておくようにしましょうね。
中学受験に役立つ習い事とは?
中学受験に役立つ習い事は、「そろばん」「英会話」「作文教室」です。
理由:その理由は、中学受験で必要な学力・地頭力が鍛えられるからです。
実際に中学受験に役立つ理由について解説していきますね。
そろばんが中学受験に役立つ理由とは?
そろばんで鍛えられるのは、計算力と聞くチカラ、の2点が鍛えられます。
この聞くチカラ、これが育ってないと、塾通いしてもなかなか勉強効果を得るのが難しいんですよね。
最近の小学校だと落ちこぼれを出さないためなのか、そこまで授業中に集中してなくても、おいてかれるようなことはありません。
なので、小学校になんとなく通っているだけでは、相手の言うことを集中して聞く。さらに理解する。って能力がなかなか成長しません。
そこを補填してくれるのがそろばん教室です。
そろばんって、あんまり親世代でやってた人って少ないんですが、実際あれはかなり有効だと私は思っています。
正直、公文式でちょろちょろ毎日3枚の計算練習、なんかよりも抜群に効果がありますよ。
特に、教室で少し大きめの子が通っているところであれば、読み上げながらそろばんをはじく。もしくは暗算する。
なんて授業の進め方になります。
この読み上げるのを集中して聞く。ってことを徹底的に小さなことから教え込んでいる子供は、やっぱり強いですね。
中学受験でも、英会話教室に通って有利になるケースがあります
英会話は、中学受験で英検2級以上を取得している場合に、点数としてプラス加算してくれる学校がいくつかあるからです。
とはいえ、受験科目として英語がある学校は本当に数えるほどです。
なので、そこまで積極的に習わせる必要はありません。
ただ、頑張ってきたご褒美というかようは特殊技能、として評価してくれる中学校が増えてきています。
そういった学校を志望する場合や面接がある学校を選ぶ際には、やっておいても損はない習い事です。
まあ、結局中学校に入ればいやでもやることになるので、そういった意味でも小学校低学年ぐらいから始めていってもよいかもしれませんね。
中学受験の筆記問題では、作文教室の論理思考が役に立つ!
これは、最近の中学受験で考えされる形態の試験が増えてきていることに起因しています。
特に理科や社会の科目での筆記は、かなり訓練が必要です。
簡単な流れ
- 自分で問題文に書かれている状況を把握
- その状況において、問いにたいして自分なりの仮説をもって論理を展開する。
- 結論を書く
というところまでの記述が求められているんですよね。
こういった、論理的思考というかロジックライティングは、文章を書きなれていない子供では、書くことは難しいです。
ってか、大人でも、こういった論理展開を踏まえて文章を書くのが苦手な人は多いです。
作文教室などでは、しっかりと意味がつながってないところや文章の流れを添削してくれるプロが多数いますので、ぜひとも試してみてくださいね。
中学受験のストレス解消として、プールやトランポリン、など体を動かすのもあり!
勉強でのストレス解消を考えると、このあたりの体を動かす習い事もおすすめですね。
なぜかというと、家で練習の必要がない、ってのが大きな理由ですね。
習い事に行ってその場で練習するだけで時間が住むので、塾との折り合いがつけやすいですね。
注意点は、サッカーや野球、空手とかは、家で練習が求められてしまうのでイマイチお勧めできません。
そういった意味では、突発的に休む可能性もあるので、団体競技もイマイチ向いていないといえますね。
まとめ:中学受験と習い事についての、学年別整理方法
いかがでしたか?
塾と習い事、どうやって付き合っていくのか?という悩みは晴れましたかね。
結論としては、繰り返しになりますが、中学受験を考えるなら、6年生になったら習い事はやめさせるべきです。
もう、この理由は非常にシンプルなんですが、ただただ単純に時間が足らなくなるからです。
現実問題、これ以上ないシンプルな結論となりますが、これが現実です。
塾通いばっかりで習い事もやめさせてかわいそうじゃないの?
なんていう批判もあるかもしれませんが、子供は意外とそんなものは気にしません。
結局、塾でも友達を見つけてきますし、チューターの先生とも勝手に仲良くなって、自然と塾通いの中でも楽しみを見つけてきます。
親のエゴじゃないのか?とか気にすることなく、何を最優先にするべきなのか?
という観点で、後悔の内容に塾と習い事のバランスを計画してあげてくださいね。