私立中学を選ぶ時に、イベントってどんなのに行ったらよいの?何年生から行くべき?そもそもイベントに行く学校をどうやって選ぶの?
子供の受験となると、疑問があると不安になりますよね。
ここではそんなあなたの不安を解消していきます。
本記事のテーマ
私立中学校選びで、学校イベントを上手に活活用する、子供のやる気をアップさせる方法まとめ
本記事を読むと分かること
- 私立中学校選びのイベントは、学校説明会、オープンスクール、文化祭、合同説明会、の4種類
- 各学校イベントは、小学校4年生とか早めに行くべき!
- イベントに参加する際の学校選びの注意ポイント!
- イベント参加時のチェックポイント
本記事では、こういった内容について紹介していきます。
この記事を参考に、少しずつ学校イベントへの参加を計画してくださいね♪
本記事の信頼性
記事を書いている私は、中学受験難関校突破し、現在は男の子育てで中学受験チャレンジ中。
塾などの宣伝広告情報とは違い、本気で試してよかった情報を、本音で暴露公開中です。
本記事を読むことで、あなたの疑問や不安を取り除いてくださいね。それでは、さっそく見ていきましょう。
あなたが得られる情報
私立中学校の代表的なイベント4種類を紹介します!
私立中学校のイベントは、学校説明会、オープンスクール、文化祭、合同説明会、の4つがメジャーであり、各学校もどれかの手段で準備していることが多いです。
最近では、コロナCovid-19の影響で対面式が減ってオンライン形式やストリーム配信が増えてきますが、基本的にはこの4種類のイベントになると思います。ここでは、これら4種類のそれぞれの特徴を紹介していきますね。
学校説明会は、教育理念などキッチリした保護者向けイベント
まず学校説明会ですが、これは講堂や体育館などの会場に集まり、学校側の説明を受けるのが基本スタイルです。
基本的には大人数の保護者に対して、学校側が淡々と説明していくような内容になりますね。
校長をはじめ担当教員が壇上に上がり、教育理念や指導方針、授業や部活動など生徒の日常、進学実績などについて、配布された資料や映像をもとに説明を受けます。
正直、そこまで面白いものではなく、どちらかというと学校ホームページなどにも載っている情報が多いのですが、ここで説明される内容が、その学校が力を入れて取り組んでいること、ってのを説明してくれます。
最近では、在学中の短期留学やホームステイなどの海外交流についても話されることが多いので、入学を考えているなら、一度は参加してみてもよいイベントですね。
ただ、基本保護者向けのイベントです。
ごくまれに子供への質問タイムなど子供のやる気を盛り上げてくれるような時間や、入試の出題傾向にダイレクトに関係する内容を説明してくる学校もあるので、そこは注意が必要ですね。
また、学校説明会の後に校内見学できる学校も多いので、施設や設備についても確認できます。
テーマに沿った複数学校主催の合同説明会!
合同説明会は、就活なんかでもよくあったように、複数の私立中学校が集まって、各学校の特色や受験日、遠隔受験、などさまざまな情報の説明会を行うイベントです。
東京都内の全私立学校が出展する大規模なものから、沿線の学校、キリスト教の学校に限定したものまであり、各校の入試広報担当者に直接質問することができます。
自分ちはカトリック系のミッションスクールしか行かない。
とか校風に強い希望があるなら、一度に複数の学校の情報を集めるので、楽と言えば楽ですね。
合同説明会は受験生と保護者のほか、小学校低学年でも参加できます。
人混みがそこまで嫌でなければ、いろいろ一気に聞けて便利なことは便利なので、一度は参加しても良いかもしれません。
とはいえ、人数が多い大規模なイベントだと、結局パンフレットの情報を紹介しているだけになりがちなので、どうせ参加するなら、少しこじんまりとしてイベントに参加することをおススメしますね
文化祭は、私立中学見学の定番中の定番!
文化祭、これは学校見学の一番メジャーなものじゃないですかね。
年1回開催される「文化祭」はその学校の生徒学習・研究の成果をまとめた展示物や、各部活動による演奏や演劇、ダンスの発表、来場者を楽しませるためのイベントです。
基本的には、男子校や共学、女子で大きく雰囲気が変わるので、どういった学校を子供が行きたいと思っているのか?
なんてあたりの様子見にも使えると思いますので、お子様のタイプに合わせて、あえて全然違うタイプの学校を見に行くのもアリだと思いますね。
こどもが好きなものがあれば、部活活動発表は楽しい時間となりますので、行って損はないです!
鉄道好きとか生物部、とか子供の興味ドンピシャのイベントを用意して在校生が楽しませてくれますので、時間の都合がつくならなるべく行ったほうが良いですね。
最近は体育祭も見学ができる中学校が増えていますので、子供が行こうか考え始めてるなら、何度か見学に行って、子供にリアルなイメージを植え付けてくださいね。
子どもが中学校生活を体験する「オープンスクール」
オープンスクール、と言葉通り、小学生が学校の授業を実際に体験するような内容となっています。
ほとんどの場合は、実際の授業を見学し、自分たちでもできる理科のでんじろう先生的な感じで実験をする。
さらには、部活を見学して、先輩たちとの交流を図る。ってのが、主なスケジュールになりますね。
オープンスクールは、積極的に在校生が子供たちに話しかけて場を盛り上げようとしてくれることが多いので、子供のやる気を上げるには、一番効果が高いといえるかもしれませんね。
学校側としても在校生に協力させてまで学校をアピールしようとしているので、楽しいイベントを企画してくれており、単純に楽しめるイベントしても行く価値はありますね。
各学校イベントは、少しでも早くいくべき!子供のやる気に直結する
学校イベントへの参加時期ですが、3年生より大きくて塾に行き始めてるなら、早め早めに参加するべきです。
なぜなら、学校イベントに参加することで、こどものやる気がアップすることが多いからなんですね。
特に小学校3年生終わりから新4年生あたりの小学生男子なんて、なんで自分が中学受験用の進学塾に行っているのか?なんてことがちゃんと分かってなかったりします。
なので、どういった中学校があるのか?
そのためには、どれぐらいの成績をとらないといけないのか?
そのためにはどれぐらいの勉強が必要となるのか?
なんて、大人であれば分かることでも、こどもはちゃんと自分のこととして理解してません。
イベントに参加して、自分がこういった学校に行くために勉強をしているんだ!
ってことが腹落ちすると、勉強への取り組む姿勢が変わってきます。
こういった効果が狙えるので、少しでも早くから参加することをおススメします。
また、小学校6年生の秋なんて、テスト+日曜特訓、なんて休日もやること満載で自由な時間なんて、かなり少なくなっています。
高学年になればなるほど忙しくなる塾がほとんどなので、そういった意味でもできるだけ早め早めに見学に行っておくのがおススメですね。
イベントに参加する学校を選ぶ際の注意ポイント
イベント参加時は、親が行かせてもよいと思ってる学校をあらかじめピックアップし、その中から子供に選ばせましょう!
正直、子供がどういったところにピンとくるのかは、行って感想を聞いてみるまでは分かりません!
親としては全然良さが分からないのに、子供がやたらとその学校を気に入ってしまう、なんてことも考えられます。
その時に、子供が行きたいと思っている学校を親の都合でやめにしてしまうと、子供のモチベーションは非常に下がります。
正直、子供の言うことなんですぐに変わるのでそこまで真剣に受け止めなくてもよいとは思っているのですが、モチベーションが下がってやる気が下がるのだけは避けないといけません!
なので、万が一子供が気に入って、第1志望とは言わないまでも、第3のすべり止めには使ってもよいよ。
ぐらいの学校から子供に選ばせるようにしてくださいね。
学校イベントを有効活用するための注意ポイントとは?
せっかく行った学校イベント、その効果を最大限に活用したいのであれば、まずは子供に感想を聞いて日記でも何でもよいので、記録を付けさせましょう。
できれば、パンフレットとかもらってきたものをファイリングして、そこに子供が感想を少し書き込むぐらいで十分です。
この自分の感想、これを見ることによって子供が勉強につかれた時も、もう一度やる気を引き出せるかもしれません。
中学受験勉強は子供のモチベーション次第でどうとでも転んでしまうのが怖いところです。
それを考えると、やる気を引き出させる可能性のある小道具はいくつあっても良いものなので、しっかりと受験に向けて残すようにしましょうね。
その他の注意ポイントとしては、学校の理念や雰囲気、設備、などなど色々とチェックポイントはあるのですが、可能な限り在校生や広報担当以外の先生と、個別に話をするようにしてくださいね。
広報担当の先生って、誰に対しても同じ内容を話せるように、質問の想定問答集を作って練習しているので、本音トークがなかなか飛び出しません。
なので、せっかく行ってリアルな学校を知りたいと思っているのであれば、なるべく広報からは少し離れた先生や在校生たちの会話に耳を傾けるようにしてくださいね。
まとめ:子供が絶対合格したい。と思わせるための学校イベント活用方法
いかがでしたか?
最初にあなたが疑問や不安に思っていたことは解消されましたか?
繰り返しになってしまいますが、ここまでで説明してきた内容を、簡単にまとめておきますね。
本記事の概要まとめ
- 学校説明会は、オフィシャルな保護者向けイベント
- 子供のやる気アップ王道は、文化祭がやっぱり強い
- 文化祭に参加するなら、男子校や共学など雰囲気違うので、子供の進路判断にも
- オープンスクールは、在校生と濃密な時間を
- 合同説明会は便利だけど、少しせわしなくて、本音トークは少なめ
- 学校イベントは、3,4年生の中学年から行くべき
- 学校イベントに行ったら、日記など記録を残して
- イベント参加する学校は、親があらかじめ選んだ中から子供に選ばせて!
小学校4年生ぐらいであれば、中学受験と言っても、まだまだどんな学校があって、なんで自分は塾に行っているのか?
なんて当たり前のことが分かっていない、中身おこちゃまの小学生男子がわんさかいます笑
そういった中身おこちゃまのやる気スイッチを押すためにも、この記事を参考に、少しずつ学校イベントへの参加を計画してくださいね♪
そこが可愛いとは思うのですが、終了の期限が決まっている中学受験では、それでは乗り切れません!
早め早めに勉強へのやる気スイッチを覚醒させて、合格につなげましょうね!