狭山ヶ丘中学の評判や口コミ！偏差値４０の学校でも悪くない！

埼玉県入間市にある狭山ヶ丘中学校といえば、低偏差値の中学入学時からGMARCHまでは十分に狙えるぐらいに学力を引き上げてくれる、面倒見の良い教育、進路指導が持ち味の学校です。

高校からは生徒数もかなり多くなるのですが、中学時点では募集もかなり少なく、少人数制でアットホームな学校運営を行っています。

そんな狭山ヶ丘中学について、口コミや評判などまとめてきましたので、気になってる人は参考にしてみてください。

狭山ヶ丘中学の学費や偏差値、進学率などの基本情報まとめ

それでは、まずは狭山ヶ丘中学の学費や偏差値、進学率や住所などの最寄り駅情報、といった一般的な情報について、紹介させてもらいますね。

倍率や偏差値などは、基本的には、一番合格しやすい、メインとなる試験での情報を載せています。
特待生選抜など見かけ上の偏差値稼ぎデータは意味がないと思っていますので、なるべく合格性も多い試験について、倍率や偏差値を載せるようにしています。

偏差値についても補足します。
偏差値は、受験生のレベルによって大きく異なるのは知ってますよね？
ここでは、大手進学塾代表として、SAPIX、日能研、四谷大塚、市進ゼミ、首都圏模試、といった各試験の偏差値について、記載しています。

受ける模試によって、偏差値はかなり異なりますので、あなたが普段受けている模試の種類の偏差値を確認するようにしてくださいね。

サピ生はSAPIXの偏差値、日能研の生徒は日能研の偏差値、四谷大塚、早稲アカ、馬淵は四谷大塚の偏差値、その他個人塾や全国共通模試などの偏差値は市進ゼミや首都圏模試、の偏差値を見るようにしてください。

また、ここで掲載している偏差値は、80%合格可能性が高い偏差値を載せていますので、これも参考にしてくださいね。

前置きはこれぐらいにして、こちらが狭山ヶ丘中学の基本的な情報となります。

以上が基本的な情報となります。

倍率としては1.2倍程度と非常に受かりやすい学校ということが言えますね。
立地的にそこまで良くはないので、近所からくる生徒さんが多い私立中学校となります。

狭山ヶ丘中学の校風や教育方針の特徴は？

狭山ヶ丘高等学校附属中学は「事にあたって意義を感ぜよ」を校訓とする埼玉県入間市の共学中高一貫校です。

西武池袋線武藤藤沢駅より徒歩１５分ほどの場所にあり、川越駅、狭山市駅、入曽駅、箱根ヶ崎駅からスクールバスが運行されています。

中学は１学年５０名程度の少人数制となっており、高校は１学年３００名程です。
中学でのコース分けはありませんが、高校からはⅠ類（難関国公進学コース）、Ⅱ類（特別進学コース）、Ⅲ類（総合進学コース）、Ⅳ類（スポーツ進学）の４コースに分かれます。

狭山ヶ丘中学では人間教育として、自分を見つめなおす「自己観察教育」を重視しています。

黙想、対話を基本とし、高校３年生では週１回茶道の授業が行われます。
また、中学１、２年生では総合の時間に農作業を行います。実際に自分で育て、収穫することで食への価値観を育てます。

進路指導面では、「具体化」「自己分析」「思考力、発想力の向上」をキーワードにしており、各学年での目標を定めています。

将来何をしたいか、なぜ大学に進学するのか等を主体的、能動的に考えられるような指導を目指しています。

進学実績としては、国公立大学へ４５名、早慶上智理科大で３０名、GMARCHに１７０名程が合格しています。指定校推薦の枠も多く用意されています。

正直、中学入学時点の偏差値が、日能研や四谷大塚で４０、入試倍率も１．２倍、ってかなり受かりやすい中学校と言えます。
そのレベルの学校から、これだけの進学実績を稼げている！
ってのは、なかなかに侮れない学校ということが言えますね。

部活動は、強化部が５つ、運動系が１５、文化系が１２、同好会が７あります。中学生が入部できるものは限られていますが、強化部を中心に好成績をおさめています。

狭山ヶ丘中学の入試説明会や学校説明会で得られる情報は？

狭山ヶ丘中学の学校説明会は、年５回ほど開催されます。学校生活や、教育方針、入試情報についての情報が得られます。

教員と直接話せる相談会も行っており、直前期では入試問題の解説を行います。

参加者からは「校長先生の話から非常に情熱が伝わった。学校に親近感が持てました。」という声が寄せられています。どの回も予約制になっていますので、希望者は早めに申し込むようにしましょう。

また、夏にはオープンスクールが開催されます。

各教科の体験授業や校内見学会があり、希望者は個別相談をすることができます。このような機会を是非利用して、学校の雰囲気、生徒や先生の様子などをしっかり観察しておきましょう。

狭山ヶ丘中学の試験問題の傾向や対策は？

狭山ヶ丘中学の入試は、国語、算数、理科、社会の４教科型または、国語、算数の２教科型となっています。

４教科型の場合は、国語、算数は各５０分・８０点満点、理科、社会は各３０分・８０点満点です。２教科型の場合は各５０分１００点満点となります。

国語はオーソドックスな読解問題と漢字知識問題が出題されます。

算数は、基礎から標準レベルが多くなっています。一つ一つの問題を丁寧に解答していきましょう。

理科は全分野からバランスよく出題されます。試験時間に比較して記述問題が多いのが特徴です。

社会は歴史分野からの出題がやや多くなっています。漢字指定問題もありますのでしっかりと対策しておきましょう。

狭山ヶ丘中学の良い口コミ、評判は？

中学は少人数でアットホームな雰囲気です。いじめもなく、皆仲良しという印象です。高校から人数が増えますが、勉強や部活でよい刺激を受けているようです。

中学生専用の自習室があるため、学校に残って勉強することもでき、学習環境は充実しています。

中学入学生から東大や東工大の合格者も出しており、今後も期待できます。

朝ゼミや季節講習など学習サポートが手厚いです。

勉強もきっちりするが、農作業や軽登山など行事も豊富で勉強漬けになることなくのびのびできます。

狭山ヶ丘中学の悪い口コミ、評判は？

強化部は厳しすぎるので、スポーツ推薦を狙う人以外はお勧めしません。

良くも悪くも自分で勉強できる人でなければしんどいと思います。

勉強を頑張る雰囲気の学校なので、行事やその他のことで学生生活をエンジョイしたいと思っている人には合わないと思います。

私立なので普通だと思いますが、校則が厳しいと感じる人は一定数いるようです。

グラウンドが遠くて不便です、あと周囲のにおいが臭いです。

まとめ：狭山ヶ丘中学の進学実績や口コミ評判

狭山ヶ丘中学入学時の偏差値は、埼玉県下の中でも下から数える方が早いほどの低い偏差値ですが、かといって学校も良くないのかと思いきや、全然そんなことはないです。

高校からも中学校入学時と同程度の人数が入ってきますが、それでも高校卒業時の大学への進学実績、進学率はなかなかのものです。

中学入試倍率も1.2倍程度、って言うことを考えると、かなりお買い得な私立中学、ってことが言えると思いますね。

場所もあまり便利なところではないので、遠くから通ってきている生徒も少ないと思いますが、もし近場で通いやすい環境にある方は、安全校、保険校としては十分に候補に入ってくる学校となりますので、学校説明会など積極的に参加してみてくださいね。