京華女子中学、非常にアットホームで生徒思いの教師が多い、
ということで、進学した生徒たちからの評判が非常に良いのがこちらの学校です。
ぶっちゃけた話をすると、偏差値は非常に低いです。
なので、大学を少しでも偏差値の高いところに行かせたい!
なんて思っている方には、受験はおススメできません!
偏差値も首都圏模試で40いかないぐらいですし、かなり受かりやすい!
というか、まじめに勉強を2年間ぐらい塾通いしていれば、ほとんどの方は受かれるレベルの学校です。
ですが、学校の評判はよく、この中学のレベルから千葉大など国公立への進学も行われており、そこまで卑下するものではありません!
偏差値35から40でも十分に通う価値のある私立中学校もある!
という考えを持っている方にはおススメなので、学校選びの参考にしてくださいね。
記事の想定読者
- 京華女子の受験を考えている子供や保護者
- 公立中学の評判が悪く、慌てて別の私立中学を考えている保護者
- 小学校でいじめなど子供がトラブルに巻き込まれてしまったので、中学はおっとりとした私立の中学を探している
あなたが得られる情報
京華女子中学の学費や偏差値、進学率などの基本情報まとめ
それでは、まずは京華女子中学の学費や偏差値、進学率や住所などの最寄り駅情報、といった一般的な情報について、紹介させてもらいますね。
倍率や偏差値などは、基本的には、一番合格しやすい、メインとなる試験での情報を載せています。
特待生選抜など見かけ上の偏差値稼ぎデータは意味がないと思っていますので、なるべく合格性も多い試験について、倍率や偏差値を載せるようにしています。
偏差値についても補足します。
偏差値は、受験生のレベルによって大きく異なるのは知ってますよね?
ここでは、大手進学塾代表として、SAPIX、日能研、四谷大塚、市進ゼミ、首都圏模試、といった各試験の偏差値について、記載しています。
受ける模試によって、偏差値はかなり異なりますので、あなたが普段受けている模試の種類の偏差値を確認するようにしてくださいね。
サピ生はSAPIXの偏差値、日能研の生徒は日能研の偏差値、四谷大塚、早稲アカ、馬淵は四谷大塚の偏差値、その他個人塾や全国共通模試などの偏差値は市進ゼミや首都圏模試、の偏差値を見るようにしてください。
また、ここで掲載している偏差値は、80%合格可能性が高い偏差値を載せていますので、これも参考にしてくださいね。
前置きはこれぐらいにして、こちらが京華女子中学の基本的な情報となります。
中学校名称 | 京華女子 |
住所 | 東京都文京区白山5丁目13−5 |
学校HPのURL | https://www.keika-g.ed.jp/ |
初年度入学金 | 約126万円 |
6年間の学費目安 | 約560万円 |
男子校・女子校・共学高 | 女子校 |
最寄り駅、アクセス | 千石駅A2出口より徒歩約5分、本駒込駅1番出口より徒歩約8分 |
試験回数 | 回 |
実質倍率 | (女子)倍 |
SAPIX偏差値 | (女子) |
日能研偏差値 | (女子)35 |
四谷大塚偏差値 | (女子) |
市進ゼミ偏差値 | (女子)31 |
首都圏模試偏差値 | (女子)39 |
現役進学率 | 73% |
早慶上智現役合格実績 | % |
MARCH現役合格実績 | 73% |
以上が基本的な情報となります。
正直、中学入試自体は、定員割れも起こしかねないぐらいの人気度です。
なので、しっかりと勉強をして受験に臨めば、合格する可能性は高いです。
ただ、そのような学校でも、現役進学率が7割以上あり、しっかりと中学以降で進路指導を行い、面倒見良く、なんとか大学までたどり着かせてくれている、ってのが分かります。
ここではもう少し、学校の特徴や詳細について説明していきますね。
京華女子中学の校風や教育方針の特徴は?
京華女子中学は、21世紀に活躍できる女性を育成することを教育理念としています。
昨今の社会問題の多くは、子供の精神的側面に起因しているとして、将来母親となり子供を育てる女性を、創造性と知性を兼ね備えた豊かな人間に育てることを目標としています。
また、この豊かな人間性の育成のために、ボランティア活動や宿泊学習などの体験型プログラムを豊富に取り入れています。
都営三田線千石駅から徒歩5分、東京メトロ南北線本駒込駅からも徒歩8分とアクセスが良い便利な立地です。
近くには、姉妹校である京華中学高等学校(男子校)、京華商業高校があります。
2024年には新校舎が完成し、京華女子中高も京華中高の敷地内に移動する予定です。
校則は私立の女子校では一般的な内容です。
スカート丈や頭髪など身だしなみについて細かく規定されており、月1回、服装検査があります。
部活動はマーチングバンド部、バスケットボール部、演劇部などが有名で、熱心に活動し好成績をおさめています。
特にマーチングバンド部は海外遠征をするなど、国外からも評価を得ています。
高校卒業後は、生徒の多くがGMARCH、日東駒専などをはじめとする首都圏の難関私立大学に進学します。
東京女子大、日本女子大、津田塾大など名門女子大に進学する生徒もいます。
また、首都圏の学校を中心に指定校推薦の枠が用意されています。
教育の特色としては、中学2年生から段階的に習熟度別クラスを採用し基礎力を固めます
応用期である高校からは特進クラス、進学クラスにクラス分けし、生徒それぞれの能力、個性を伸ばしながら進路指導を行います
通常の授業以外にも放課後や長期休み期間に講習を行うなど、きめ細やかな学習フォローの体制が整っています。
京華女子中学の入試説明会や学校説明会で得られる情報は?
京華女子中学では、今年度の入試関連のイベントは、新型コロナウイルス感染症対策のため、人数を制限し行っています。
学校説明会では、教育の特色、入試情報、在校生・卒業生からの話を聞くことができます。個別相談会も開かれますので、入試について不安がある方、教員に直接話を聞いてみたい方など、この機会を是非利用してください。各回満員になることが予想されますので、早めに予約するようにしましょう
オープンキャンパスも開催され、各教科の体験授業を受けることができます。
ホームページ上でも学校生活、部活動案内、入試に関する情報など様々な紹介動画がアップロードされています。
京華女子中学の試験問題の傾向や対策は?
京華女子中学の入試科目は複数のタイプから選択することができます。
①適性検査型、②2教科型、③4教科型、④英検併用型の4タイプがあります。
②から④のタイプでは受験生の個人面接があります。
適性検査は、Ⅰ国語長文総合問題、Ⅱ算数・理科・社会総合問題、Ⅲ算数思考力総合問題があり、Ⅰ・ⅡまたはⅠ・Ⅱ・Ⅲを選択します。
国語は45分の100点配点で大問は2題、算数も45分の100点配点で大問5題構成です。
理科・社会は2教科で50分、配点はそれぞれ50点です。難易度は高くなく、基礎力を測る試験となっています。
面接は生徒1名、面接官2名で5分程度行われます。主な内容は志望動機や将来の希望など簡単な質問が多いです。
一言でいうと、試験問題の難易度自体はそこまで高くはないので、しっかりと基礎から行っておくことで、十分に問題自体は解くことができます。
問題構成も毎年のクセというか傾向がありますので、しっかりとどの問題から解いていくか?
という作戦を事前に立てておくことさえできれば、十分に解いていくことができるはずです。
京華女子中学の良い口コミ、評判は?
1学年50名ほどの少人数制ゆえに、生徒と教師の距離が近く、質問や相談事がしやすい環境があります。学習についても面倒見がよいです。高校からは外部生と混合のクラスになるので様々な刺激を受けることが出来ます。
制服が可愛いです。バリエーションがあるので選ぶのも楽しいです。
文化祭は、京華中高、京華商業と合同で行うので、非常に盛り上がります。
校舎は広くはありませんが、レトロで上品なつくりになっています。
京華女子中学の悪い口コミ、評判は?
手のひら側から見て爪が見えないよう、短く切るように指導されるなど意味のない校則があります。
難関大学を希望するのであれば塾通いが必須。授業は寝ている人も多いです。
高校になると教師からの扱いが明らかに内部生と外部生で違う。内部生の方が優遇されています。
特進クラスは指定校推薦がもらえないので一般受験するしかありません。
まとめ:京華女子中学の進学実績や進路指導、口コミ
いかがでしたか?
最初に偏差値が低い!40以下!
なんて言ったから、あまりにもちゃんとした学校なのに、拍子抜けした方が多かったのではないでしょうか?
実際、中学入学時の偏差値が40以下なのに対し、大学受験時にはGMARCHも視野に入れて現役で合格している生徒が多数いる、ってことは、偏差値は相当アップしています。
卒業時偏差値は50後半には達しているので、中高6年間での偏差値アップ分は20弱!
と考えると、中高に進学させ甲斐がある私立中学校!
という言い方もできますね。
これだけ面倒見がよく先生たちも育ててくるので、口コミの内容もよく、行かせても後悔しない中学、と言えそうですね。