国立音楽大学附属中学校(国立市)の偏差値・入試は?演奏・創作コースと総合音楽コースの試験、学費まで

  • URLをコピーしました!

「国立音楽大学附属中学校って、どんな学校なの?」

「楽器が弾けないと受けられないの?」

国立音楽大学附属中学校は、東京都国立市にある共学の中学校です。「音中」と呼ばれ、音楽を中心にした学びを続けてきた学校です。

最初に言っておきます。2027年度の入試は、演奏・創作コースと総合音楽コースの2つです。演奏・創作コースは国語・算数・面接に実技と視唱、総合音楽コースは国語・算数と面接(第1回はプレゼンテーション)で受けます。総合音楽コースは楽器の実技試験がないので、これから音楽を学び始めたい人も受けられます。

この記事では、学校の特色、偏差値、2027年度の入試日程と科目、出願、学費、進路、いじめへの取り組み、アクセス、落ちたときの次の手まで、公式の募集要項をもとにまとめました。

学年・状況に合わせた中学受験の始め方をチェック

中学受験の始め方ガイドを見る
目次

国立音楽大学附属中学校はどんな学校?

基本情報

スクロールできます
項目内容(国立音楽大学附属中学校の公式情報より)
所在地東京都国立市西2-12-19
共学・別学共学
創立1949年
教育理念自由・自主・自律
コース演奏・創作コース/総合音楽コース
生徒数(2025年度)1年生51名・2年生48名・3年生44名

指定の制服はありません。学食はありませんが、お弁当やパンの販売があります。

演奏・創作コース

楽器や声楽の知識・技術を学ぶコースです。週1回の個人レッスンがあり、主楽器は50分、ピアノ以外が主楽器の生徒は副科ピアノのレッスンも15分受けます。

ソルフェージュは習熟度別のクラスです。創作の授業では、1年生で短いメロディー、2年生で変奏曲と歌曲、3年生で合唱曲を作ります。3年生では、主楽器のソロをコンサートの形で発表する校内演奏会があります。

総合音楽コース

音楽が好きで、これから音楽を学び始めたい生徒のためのコースです。レッスン(50分の個人レッスン)か英語表現のどちらかを選べます。1・2年生の器楽では、三味線・リコーダー・ギターから楽器を選び、プロの講師から学びます。

総合音楽コースは、高校3年生で「音楽劇」を創作・発表することを大きな目標にしています。中学ではプログラミングやダンス、舞台制作なども学びます。

コースは入学後も変えられる

入学したあとも、コースや主楽器を変える制度があります。希望者には、夏のカナダ短期研修(10日程度)や、中3からの3か月のターム留学もあります。

校内で受けられる「KUNION放課後学習」があり、週1回の放課後講座で、レッスンや部活動と勉強を両立できるようにしています。

国立音楽大学附属中学校の偏差値

首都圏模試(ONETES)の2026年の結果偏差値の一覧では、国立音楽大学附属の第1回〜第3回は、どれもデータが足りないため数値が出ていませんでした。

学科と実技の結果を総合的に見て合否を決める学校です。偏差値だけで考えず、実技の準備も含めて計画を立てましょう。

入試結果と倍率

国立音楽大学附属中学校の受験者数・合格者数は、公式サイトでは見つけられませんでした。募集人員は、2つのコースを合わせて約45名です。

倍率を知りたいときは、入試説明会で聞いてみてください。

2027年度の入試日程・科目と対策

国立音楽大学附属中学校(国立市)の偏差値・入試は?演奏・創作コースと総合音楽コーのイメージ写真

入試日程

スクロールできます
回コース試験日科目
第1回演奏・創作コース2月1日(月)・2日(火)1日目 国語・算数・面接、2日目 実技・視唱
第1回総合音楽コース(プレゼンテーション重視型)2月1日(月)国語・算数・プレゼンテーション
第2回総合音楽コース(二科入試)2月3日(水)国語・算数・面接
第3回演奏・創作コース2月10日(水)午後国語・算数・実技・視唱・面接
第3回総合音楽コース(二科入試)2月10日(水)午後国語・算数・面接

(国立音楽大学附属中学校「2027年度 生徒募集要項」より)

国語は9:00〜9:50、算数は10:10〜11:00です。第3回は午後の入試で、国語は13:30〜14:20、算数は14:30〜15:20です。

演奏・創作コースの実技

視唱は、12小節くらいの新曲視唱です。ヘ長調かト長調のどちらかから1曲出ます。演奏実技は、ピアノ・声楽・弦楽器・管楽器・打楽器・電子オルガン・オルガンの中から1つ選んで受けます。

実技の課題曲は、学校のホームページの中学校「入学案内」で確かめてください。

総合音楽コースのプレゼンテーション

第1回の総合音楽コースは、プレゼンテーション重視型の入試です。出願のときに、学校の指定用紙で400字程度の課題作文を郵送で出します。

テーマは、小学校のころの音楽に関わる体験で心が大きく動いた出来事と、これから音楽とどう関わっていきたいかです。

家で進めたい対策

学校のQ&Aでは、国語・算数は小学校の授業の延長線上の問題で、塾に行かないとできない問題はないと説明されています。算数は計算が6割ほど出るので、毎日計算の練習をしておくと安心です。学校のホームページでは、2026年度の入試問題(国語・算数・視唱)も見られます。

あわせて読みたい:塾なし中学受験の家庭向け勉強法:国語の記述問題を教えます!聞かれ方に合わせた文末と、本文から材料を集める手順

出願・受験料・入学手続

スクロールできます
項目内容
出願インターネット出願。受付は1月10日(日)から
出願の締切第1回 演奏・創作 1月22日(金)15:00、第1回 総合音楽 1月26日(火)13:00、第2回 2月2日(火)13:00、第3回 2月6日(土)13:00
出願書類の郵送第1回 演奏・創作 1月25日(月)必着、第1回 総合音楽 1月28日(木)必着、第2回 2月2日(火)必着、第3回 2月9日(火)必着
入学検定料各試験26,000円。第3回だけ2つのコースを併願でき、併願は36,000円
合格発表(Web)第1回 総合音楽 2月1日17:00、第1回 演奏・創作 2月2日17:00、第2回 2月3日17:00、第3回 2月10日19:30
入学手続第1回 総合音楽 2月2日(火)、第1回 演奏・創作 2月3日(水)、第2回 2月4日(木)、第3回 2月12日(金)。いずれも17:00まで

(国立音楽大学附属中学校「2027年度 生徒募集要項」より)

出願書類は、志願票と、6年生の通知表(1・2学期または前期)の全ページのコピーです。インターネット出願のあと、簡易書留で郵送します。

入学を辞退したとき

入学手続のあとに辞退する場合、2月16日(火)16:00までに学校の手続をすれば、入学金を除いたお金が返されます。

当日の持ち物

受験票、筆記用具、コンパス、定規、上履きを持っていきます。保護者は校舎の中には入れません(受付までは行けます)。

特待

国立音楽大学附属中学校の募集要項には、入試の成績による特待生の制度は書かれていませんでした。

学費の支援の制度があるかどうかは、入試説明会で聞いてみてください。

学費

スクロールできます
納める時期金額おもな中身
入学手続のとき727,600円入学金260,000円・施設設備資金200,000円・授業料1期分・施設維持費1期分・教材費など
8月254,500円授業料2期分・施設維持費2期分・教材費
12月194,500円授業料3期分・施設維持費3期分
年合計1,176,600円−

(国立音楽大学附属中学校「2027年度 生徒募集要項」より)

授業料は1期166,000円で、年に3回納めます。1年分で498,000円です(計算)。

このほかに、修学旅行費や副教材費などがかかります。PTAは全員加入です。総合音楽コースで、カリキュラムの外のアフタースクール(楽器や声楽のレッスン)を受ける場合は、月額11,000円かかります。

あわせて読みたい:中学受験の入学金はいつまでに払う?返金されるか・「捨て入学金」の考え方

高校・大学への進学

音中を卒業した生徒のほとんどは、附属高校の音楽科か普通科に進みます。

附属高校の音楽科・普通科の主な現役合格大学(過去4年間、国立音楽大学をのぞく)には、東京藝術大学・東京科学大学・東京学芸大学・筑波大学・早稲田大学・上智大学・立教大学・東京音楽大学などが挙げられています。人数は書かれていません。

音楽大学だけでなく、ほかの分野の大学に進む人もいます。くわしくは附属高校の説明会で確かめてください。

いじめへの取り組み

国立音楽大学附属中学校のいじめ防止基本方針の文書は、公式サイトでは見つけられませんでした。

いじめ防止対策推進法では、すべての学校が、いじめ防止のための基本的な方針を定めることになっています(第13条)。

1学年50名ほどの学校です。入学を考えている家庭は、説明会で、いじめの相談の窓口と対応の流れも聞いておくと安心です。

評判・口コミで言われやすいこと

国立音楽大学附属中学校について調べると、「音楽が好きな仲間が集まっている」「制服がなく自由な雰囲気」と感じる人が多いようです。

口コミは一人ひとりの感じ方です。レッスンと勉強の両立のしかたは、説明会で確かめてください。

アクセス(最寄り駅と通学)

スクロールできます
交通学校まで
JR中央線 国立駅(南口)富士見通りを徒歩13分、またはバスで「音高」下車
JR南武線 矢川駅徒歩13分、またはバス(国立駅南口行・音高まわり)で「音高」下車

(国立音楽大学附属中学校「アクセス」より)

落ちたときの次の手と、併願の組み方

2月10日の第3回がある

「国立音楽大学附属中学校 落ちた」と調べている方もいると思います。総合音楽コースは2月3日の第2回と2月10日の第3回、演奏・創作コースは2月10日の第3回もあります。

第3回だけは、演奏・創作コースと総合音楽コースを併願できます(36,000円)。

ほかの学校と組み合わせる

あわせて読みたい:中学受験の午後入試とは?午前から間に合う?移動・昼食・待ち時間の過ごし方

あわせて読みたい:中学受験の併願校選び方は?2023年入試、男子、女子、地域別にパターン紹介!

あわせて読みたい:中学受験で全落ち全敗をしないために親がやるべきことまとめ

説明会・学校見学で確かめたいこと

国立音楽大学附属中学校(国立市)の偏差値・入試は?演奏・創作コースと総合音楽コーのイメージ写真

国立音楽大学附属中学校では、学校説明会・入試説明会のほか、「音中KUNION講座」や冬期音楽講習会も開いています。日程は学校のホームページで確かめてください。説明会では、次のことを聞いておくと学校選びに役立ちます。

  • コースごとの受験者数と合格者数
  • 実技で見られるポイント
  • 入学後にコースを変えるときの条件
  • 学費の支援の制度
  • いじめの相談の窓口と、対応の流れ

よくある質問

国立音楽大学附属中学校の偏差値は?

首都圏模試(ONETES)の2026年の結果偏差値の一覧では、データが足りず数値が出ていませんでした。

楽器が弾けなくても受けられる?

総合音楽コースは国語・算数と面接(第1回はプレゼンテーション)で受けられ、楽器の実技試験はありません。

受験料はいくら?

各試験26,000円です。第3回で2つのコースを併願する場合は36,000円です。

学費はいくら?

1年目の納入金は年合計1,176,600円です。ほかに修学旅行費や副教材費などがかかります。

制服はある?

指定の制服はありません。

まとめ

  • 国立音楽大学附属中学校は、国立市にある共学の音楽大学附属校。1949年創立
  • 演奏・創作コースと総合音楽コースの2つ。募集は合わせて約45名
  • 総合音楽コースは楽器の実技試験がなく、これから音楽を学ぶ人も受けられる
  • 入学検定料は各試験26,000円。入試は2月1日〜10日
  • 1年目の納入金は1,176,600円

音楽を中心に、自分で考えて表現する力を育てる学校です。説明会や講座でレッスンや授業の様子を見てから、ご家族で話し合ってみてください。

塾に通わずに受験の準備を進めている家庭は、通信教育を比べた記事も参考にしてみてください。

あわせて読みたい:中学受験の通信教育おすすめ比較、お子様に合う教材の特徴と料金で選ぶ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

中学受験で迷ってる人向けに、役立つ情報を届けます!

目次