「東洋大学の附属校なら、大学へそのまま進めるのかな」
「入試がたくさんあって、どれを受ければいいか分からない」
東洋大学附属牛久中学校は、茨城県牛久市にある共学の中高一貫校です。東洋大学の附属校で、中学校は平成27年4月に開校しました。中学校の生徒は、2026年4月で、1年生41名、2年生60名、3年生66名の計167名です。
最初に言っておきます。2027年度の入試は、専願(12月5日)、適性検査型と英語特別(11月22日)、第1回一般(1月5日)、第2回一般(1月23日)、第3回一般(2月11日)の7つ。募集人員は、専願が30名、そのほかの6つの併願入試が、あわせて30名。
この記事では、学校の特色、偏差値、2026年度の入試結果、2027年度の入試日程と科目、学費と奨学金、東洋大学への附属推薦、スクールバスまで、公式の募集要項とサイトをもとにまとめました。
東洋大学附属牛久中学校はどんな学校?
基本情報
| 項目 | 内容(東洋大学附属牛久の公式情報より) |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県牛久市(JR常磐線の牛久駅) |
| 共学・別学 | 共学 |
| 設置 | 学校法人東洋大学。中学校は平成27年4月開校、高校は昭和39年4月開校 |
| 中学の生徒数 | 167名(2026年4月)。各学年2クラス |
| 高校への進学 | 原則として全員が、附属の高等学校へ内部進学する |
教育理念
東洋大学の創立者・井上円了の教育理念、「知徳兼全」「独立自活」、そして「諸学の基礎は哲学にあり」が、教育の土台です。教育目標は、知的好奇心と高い志を持って自ら考え、自ら行動する生徒を育てることです。
中学校は、週6日で、1週間に35時間の授業があります。公立中学校と比べて、1.3〜1.5倍の授業時数があると、学校が説明しています。
特色ある教育
| 取り組み | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| グローバル探究 | 総合的な学習の時間に行う、独自の教科。哲学・教養・国際理解・課題発見と課題研究・キャリアの5つ |
| 哲学 | ディベートやクリティカルシンキングを学ぶ。中2は学年内のディベート対抗戦がある |
| 英語 | 年5回のSpeaking Test。全学年が縦割りで競うスピーキングコンテスト「TOYO CUP」 |
| ICT | 1人1台の情報端末に音声教材を入れて、通学中にも繰り返し聞く |
学校は、中学3年生の修了時までに、3年生の9割弱が英検3級以上、4割が準2級以上に継続的に合格していると説明しています。
6年間の流れ
| 学年 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 1年次 | ホームルーム合宿(2泊3日)。基礎学力を定着させる |
| 2年次 | フィリピンのパナイ島で英語集中研修 |
| 3年次 | 高校課程の学習に入る。オーストラリアのアデレードで2週間の語学研修(目標は英検準2級) |
| 4年次 | 伝統文化研修 |
| 5〜6年次 | 課題研究の論文と発表。修学旅行はシンガポール(目標は英検2級) |
中学課程は、2年〜2年半で修了します。内部進学した生徒は、高校からの入学生とは別のコースに在籍します。
東洋大学附属牛久中学校の偏差値
首都圏模試(ONETES)が公開している2026年の結果偏差値(80%合格ライン/50%合格ライン)は、第1回一般入試(併願入試)が41/37です。
専願・適性検査型・英語特別・第2回一般・総合型は、数字が出ていません(***)。
2026年度の入試結果
学校は、2026年度入試の志願者数・受験者数・最高点・最低点を、公式サイトで公開しています。合格者数は載っていないので、倍率は出せません。
| 入試 | 志願者 | 受験者 | 最高点 | 最低点 |
|---|---|---|---|---|
| 適性検査型(2025年11月23日) | 96名 | 96名 | 186点(200点満点) | 33点 |
| 英語特別(同日午後) | 4名 | 4名 | 249点(300点満点) | 135点 |
| 専願(2025年12月6日) | 18名 | 17名 | 215点(300点満点) | 55点 |
| 第1回一般(2026年1月5日) | 86名 | 80名 | 261点(300点満点) | 59点 |
| 第2回一般(2026年1月24日) | 9名 | 6名 | 236点(300点満点) | 141点 |
(東洋大学附属牛久中学校「入学試験結果」より)
総合型入試(2026年2月10日)は、志願者・受験者が1名で、最高点と最低点は非公開です。
受験者がいちばん多かったのは、適性検査型の96名です。第1回一般は80名でした。
2027年度の入試日程・科目と対策

入試の日程
| 入試 | 試験日 | 合格発表 | 入学手続 |
|---|---|---|---|
| 専願 | 12月5日(土) | 12月9日(水) | 12月9日〜12月16日(水) |
| 適性検査型 | 11月22日(日)午前 | 11月26日(木) | 11月26日〜12月4日(金) |
| 英語特別 | 11月22日(日)午後 | 11月26日(木) | 11月26日〜12月4日(金) |
| 第1回一般 | 1月5日(火) | 1月8日(金) | 1月8日〜1月25日(月) |
| 第2回一般 | 1月23日(土)午後 | 1月26日(火) | 1月26日〜2月5日(金) |
| 第3回一般 | 2月11日(木・祝) | 2月15日(月) | 2月16日(火)・2月17日(水) |
(東洋大学附属牛久中学校「2027年度 生徒募集要項」より)
合格発表は、受験者の自宅への郵送とインターネットで行います。掲示での発表はありません。
科目
| 入試 | 科目 |
|---|---|
| 専願 | 国語・算数・理科社会(各50分)と、集団面接 |
| 適性検査型 | 適性検査問題Ⅰ(算数・理科)・Ⅱ(国語・社会)(各45分)と、集団面接 |
| 英語特別 | 課題作文(日本語)・英語リスニングテスト・英語スピーキングテスト(集団面接を含む) |
| 第1〜3回一般 | 国語・算数・理科社会(各50分) |
(東洋大学附属牛久中学校「2027年度 生徒募集要項」より)
専願は、昼食を持参します。国語は9:00から、算数は10:10から、理科・社会は11:20から始まり、面接は午後の13:00からです。
専願と併願の違い
専願は、「本校を第一志望とする人」の入試です。専願で合格した人は、必ず入学の手続きをします。併願の入試は、ほかの学校も受験する人が受けられます。
適性検査型・英語特別・一般3回の6つの併願入試は、募集人員があわせて30名です。
英語特別入試
英語特別入試は、日本語の課題作文と、英語のリスニング、英語のスピーキングで評価されます。国語・算数の試験はありません。2026年度は、志願者が4名でした。
家で進めたい対策
専願と一般は、国語・算数・理科社会を、各50分で解く形式です。時間を計って解く練習を重ねましょう。適性検査型は、文章や資料から考えをまとめる力が試されるので、記述の練習が役に立ちます。
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出願・受験料・入学手続
出願は、インターネットで登録して、受験料を払い、出願書類を郵送します。書類は、角形2号の封筒に入れて、簡易書留で送ります。窓口に持っていくこともできます。
| 項目 | 内容(募集要項より) |
|---|---|
| 受験料 | 1回の出願につき20,000円。2試験目から10,000円 |
| 出願書類 | 保管票、小学5年の通知表のコピー、小学6年の1学期(前期)の通知表のコピー |
| 専願のみ | 自己申告用紙と、内容を証明する書類(賞状などのコピー) |
(東洋大学附属牛久中学校「2027年度 生徒募集要項」より)
| 入試 | 出願(インターネット登録・受験料) | 書類の郵送期限 |
|---|---|---|
| 専願 | 11月1日〜12月2日(水)16:00 | 12月3日(木)必着 |
| 適性検査型・英語特別 | 11月1日〜11月19日(木)16:00 | 11月20日(金)必着 |
| 第1回一般 | 12月1日〜12月16日(水)16:00 | 12月17日(木)必着 |
| 第2回一般 | 12月1日〜1月20日(水)16:00 | 1月21日(木)必着 |
| 第3回一般 | 12月1日〜2月8日(月)16:00 | 2月9日(火)必着 |
(東洋大学附属牛久中学校「2027年度 生徒募集要項」より)
納めた受験料と入学金は、返金されません。再び出願するときは、通知表のコピーの再提出は要らず、保管票だけを送ります。
入学手続の延長
ほかの中学校も受験する人のために、入学手続の期間を延ばす制度があります。延納金30,000円を納めて、必要書類を送ります。
| 入試 | 延長できる期間 |
|---|---|
| 適性検査型 | 12月5日〜2027年1月25日 |
| 英語特別 | 12月5日〜2027年2月5日 |
| 第1回一般 | 1月26日〜2月5日 |
(東洋大学附属牛久中学校「2027年度 生徒募集要項」より)
延納の場合、延納金30,000円を引いた残りの入学時納付金は、370,000円です。
試験当日
試験の当日は、JR牛久駅の東口から、学校まで、無料の送迎バスが出ます。志願者の状況によって、運行を中止することもあります。駐車場はありません。
学費と奨学金
入学時と毎月の学費
| 項目 | 金額(2026年度入学生の実績) |
|---|---|
| 入学金 | 210,000円 |
| 入学施設費 | 190,000円 |
| 入学時の合計 | 400,000円 |
(東洋大学附属牛久中学校「学費・奨学金」より)
| 1年生の毎月の納入金 | 金額 |
|---|---|
| 授業料 | 29,000円 |
| 維持費 | 14,000円 |
| 生徒会費 | 600円 |
| PTA会費 | 600円 |
| 後援会費 | 2,500円 |
| 宿泊行事等積立金 | 33,000円 |
(東洋大学附属牛久中学校「学費・奨学金」より)
毎月の合計は79,700円で、募集要項の表と同じです(計算)。宿泊行事等積立金は、3年生の11月まで納めます。
1年生の4月だけは、生徒会入会金200円・PTA入会金200円・後援会入会金10,000円が加わります。6月には、PTA支部会費1,000円です。
そのほかに、副教材費や外部テスト代、行事費用にあてる諸経費が、年2回に分けて必要です。公式サイトでは、諸経費が40,000円と35,000円で、あわせて75,000円(計算)。2年生と3年生の4月には、施設費の50,000円もかかります。
入学時の400,000円と、月額の12か月分、4月・6月の追加分、諸経費を足すと、1年目はおよそ144万円です(計算)。
学費は、在学中に改定されることがあります。
奨学金
| 種類 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 奨学生AⅠ種 | 授業料と維持費の全額を免除(年間合計516,000円) |
| 奨学生AⅡ種 | 授業料と維持費の半額を免除(年間合計258,000円) |
(東洋大学附属牛久中学校「学費・奨学金」より)
1年生は、入学試験の上位者から選ばれます。2年生と3年生は、人物が優秀で、前の年度の成績が上位の人が選ばれます。期間は1年間です。
学校の外の制度として、授業料軽減制度もあります。条件は、保護者全員の年収の合計が400万円未満など。公式サイトの数字は、過年度の実績です。
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東洋大学への附属推薦と大学合格実績
附属推薦のしくみ
附属高校として、内部推薦で東洋大学に進む制度があります。3年間の学業成績・出席状況・人物評価などを、総合的に判断して選びます。推薦の基準は、学部や学科によって違うことがあります。
例年の卒業生のうち、附属推薦で東洋大学に進むのは、約4割以上と、学校のよくある質問に書かれています。
2025年度の実績(高校)
| 学部 | 推薦枠 | 進学者数 |
|---|---|---|
| 文学部 | 41名 | 25名 |
| 経営学部 | 41名 | 41名 |
| 経済学部 | 34名 | 24名 |
| 法学部 | 28名 | 23名 |
| 社会学部 | 31名 | 29名 |
| 全学部の合計 | 367名 | 214名 |
(東洋大学附属牛久高等学校「附属推薦制度」より)
この表は、高校の卒業生全体の結果です。中学から入った生徒だけの数ではありません。
中高一貫コースの進路
中学から入った生徒の、2025年度卒業生の進路は、3か年の表が公開されています。
| 大学 | 2023年度卒 | 2024年度卒 | 2025年度卒 |
|---|---|---|---|
| 東洋大学 | 7名 | 7名 | 10名 |
| 日本大学 | 5名 | 1名 | 2名 |
(東洋大学附属牛久中学校「進路指導・進学実績」より)
このほかに、筑波大学・横浜国立大学などの国公立大学、早稲田大学・上智大学・東京理科大学・明治大学・立教大学・法政大学などの私立大学にも、合格者がいます。人数は、年度ごとの表で確かめられます。
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学校生活
1日の流れ
朝のホームルームと読書の時間は、8:35から8:55です。1時間目は8:55から始まります。土曜日も授業があり、中学校は4時限、12:45までです。
最終下校時刻は、平日が18:30、土曜日が17:30です。
昼食
中学校は、クラスのみんなで、いっせいにお弁当を食べます。お弁当は持参するか、食堂に注文できます。土曜日は、中学生も食堂を使えます。
部活動・行事・制服
部活動は、原則として、水曜・木曜・土曜の週3回です。
| 時期 | 行事(公式サイトの年間行事より) |
|---|---|
| 4月 | 入学式、フレッシュマンセミナー、ホームルーム合宿(1年・2泊3日) |
| 6月 | スポーツフェスティバル |
| 9月 | 創造祭(学習の成果の発表) |
| 10月 | 芸術鑑賞 |
| 11月 | 語学研修行事 |
| 12月 | 百人一首大会(1・2年) |
| 3月 | 学習発表会(1年)、校内スピーキングコンテスト |
制服は、「コムサ・デ・モード」のスクールレーベルによるオリジナルデザインです。東洋大学のスクールカラー「鉄紺」に、彩りを加えたデザインです。
携帯電話は、保護者の了承があれば、持ち込みが許可されます。在校中は担任が保管し、使うときは職員室の中です。
いじめへの取り組み
公式サイトでは、「いじめ防止基本方針」の文書は見つけられませんでした。
専門の臨床心理士のスクールカウンセラーが、週に2日、ピアルームにいて、生徒の相談に応じています。
いじめが起きたときの相談先と対応の流れは、説明会で聞いて確かめたい点です。
評判・口コミで言われやすいこと
東洋大学附属牛久について調べると、「東洋大学の附属校」「英語に力を入れている」と感じる人が多いようです。
実際の雰囲気は、説明会で確かめられます。学校は、個別の見学や相談も受け付けています。
アクセス(スクールバス)
| 手段 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 電車 | JR常磐線の牛久駅から、バスで約10分、徒歩で約25分(試験会場案内図) |
| スクールバス | 全10ルート。中学・高校あわせて、利用率は約4割強 |
| 牛久駅ルート | 朝は10便以上、帰りは15便。登校は牛久駅東口7:10・7:30・7:50発、7:45〜8:25は随時 |
(東洋大学附属牛久中学校・高等学校「スクールバス」「よくあるご質問」より)
中学校は、自宅から学校までの自転車通学も、許可制で認められています。
落ちたときの次の手と、併願の組み方
7つの入試がある
「東洋大学附属牛久 落ちた」と調べている方もいると思います。この学校は、11月から2月まで、7つの入試があります。
第3回一般入試は、2月11日です。専願で合格した人は必ず入学手続をしますが、併願の人は、延納金で入学手続を延ばせる入試があります。
ほかの学校と組み合わせる
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説明会・学校見学で確かめたいこと

2026年度の入試説明会は、第1回が9月19日、第2回が10月3日、第3回が10月25日で、第4回が12月12日(土)です。第3回は、入学試験プレテストと同じ日に行われます。内容は、学校概要、入試概要、入試問題の説明、個別相談、施設見学です。
説明会では、次のことを聞いておくと学校選びに役立ちます。
- 2026年度の合格者数と倍率
- 中学から入った生徒の東洋大学への附属推薦の人数と基準
- 奨学生AⅠ種・AⅡ種に選ばれる点数の目安
- 自宅の近くを通るスクールバスの停留所と料金
- いじめ防止基本方針の文書と、相談の窓口
よくある質問
- 東洋大学附属牛久中学校の偏差値は?
-
首都圏模試(ONETES)の2026年の結果偏差値は、第1回一般入試(併願)で、80%が41、50%が37です。ほかの入試は数字が公開されていません。
- 入試の種類と日程は?
-
2027年度は、11月22日の適性検査型と英語特別、12月5日の専願、1月5日・23日と2月11日の一般入試です。募集人員は、専願が30名、併願があわせて30名です。
- 学費はいくらかかる?
-
入学時は400,000円です。1年生の毎月は、授業料・維持費と諸会費、宿泊行事等積立金で79,700円です(計算)。ほかに、年75,000円の諸経費があります。
- 東洋大学へ進学できる?
-
附属高校として、内部推薦で東洋大学に進む制度があります。例年、卒業生の約4割以上が附属推薦で進学します。基準は学部・学科によって違うことがあります。
- スクールバスはある?
-
あります。全10ルートで、牛久駅ルートは朝10便以上、帰り15便です。入試の日は、牛久駅東口から無料の送迎バスが出ます。
まとめ
- 東洋大学附属牛久中は、牛久市にある共学の中高一貫校。東洋大学の附属校で、原則全員が附属高校へ進む
- 2027年度の入試は7つ。専願は12月5日、一般は1月5日・23日と2月11日。募集人員は専願30名、併願あわせて30名
- 2026年度の受験者数は、適性検査型が96名、第1回一般が80名。合格者数は公表されていない
- 入学時は400,000円。1年生の毎月は79,700円(計算)。奨学生は授業料・維持費の全額か半額を免除
- 附属推薦で東洋大学へ。例年、約4割以上が進学。スクールバスは全10ルート
東洋大学への進学と、英語・探究の学びに興味がある子には、一度見ておきたい学校です。説明会で、合格者数と推薦の基準を確かめてから、ご家族で話し合ってみてください。
塾に通わずに受験の準備を進めている家庭は、通信教育を比べた記事も参考にしてみてください。
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