※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
「あんなに頑張って合格したのに、中学に入ったら全然勉強しない。このままで大丈夫なの?」
中学受験を終えてほっとしたのも束の間、定期テストの点が下がってきて、こう感じる親は少なくないようです。受験のときは親が毎日横について見ていたぶん、手を離したとたんに崩れて見えるのもつらいところですよね。
最初に結論を言っておきます。中高一貫校の中だるみは、本人の怠けだけが原因ではありません。「高校受験がない」「受験期の勉強のやり方が中学の勉強に合わない」「親が手を離した」の3つが重なって起きます。立て直しは、まず定期テストの1教科から。家で勉強の時間と場所を作り、学校の補習を使い、それでも続かなければ中高一貫校の勉強に慣れた塾を考える、の順で十分間に合います。
この記事では、中だるみが起きやすい理由、成績が下がり始めたときに親が見るところ、家・学校・塾それぞれでできること、塾を選ぶときに確かめたい点を、順番にまとめました。
中高一貫校の「中だるみ」とは?
受験が終わって、勉強の量と点数が下がっていく状態
中だるみは、はっきりした定義がある言葉ではありません。一般には、中高一貫校に入って受験の目標がなくなったあと、家での勉強時間が減り、定期テストの点数や順位がじわじわ下がっていく状態を指して使われます。
中だるみは「急に成績が落ちる」より「気づいたら下がっていた」形で進むことが多いので、早めに気づけるかどうかが分かれ目です。
中学受験をした家庭ほど、気づくのが遅れやすい
中学受験の間は、塾のテストの結果が毎月のように届き、親も子どもの勉強をよく見ています。入学後は、成績を知る機会が定期テストと通知表だけになり、子どもも「見せたくない」時期に入ります。そのため、家庭によっては、下がり始めてから気づくまでに時間がかかることがあります。
中だるみが起きやすい3つの理由
1. 高校受験がなく、次の目標が遠い
中高一貫校では、多くの場合、高校受験をせずにそのまま高校に進みます。大学受験は5〜6年先です。目の前に大きな目標がないので、「今がんばる理由」が見えにくくなります。
目標が遠いぶん、定期テストを小さな目標として使うのが立て直しの近道です。
2. 中学受験の勉強のやり方が、学校の勉強に合わない
中学受験は、塾が決めた順番で、親が管理しながら進める勉強でした。中高一貫校の授業は、先取りで進みが速い学校も多く、学校の課題と定期テストに合わせて自分で予定を立てる力が求められます。受験の勉強がよくできた子でも、このやり方の切り替えでつまずくことがあります。
3. 親が手を離すタイミングと重なる
入学後は、親も「もう自分でやってほしい」と一歩引きます。これ自体は自然なことですが、勉強の予定の立て方を身につける前に手を離すと、何から手をつければいいか分からないまま時間が過ぎてしまいます。
あわせて読みたい:大学附属の中学から系列大学へ進めるのは何割?首都圏の附属校50校の内部進学を、公式の数字で比べました
成績が下がり始めたときに親が見るところ

点数より先に「どの教科の、どの単元か」を見る
定期テストの合計点や順位が下がったときは、まず教科ごと、単元ごとに見ます。中高一貫校では、英語と数学は前の単元が分からないと次の単元が分からない積み上げ型なので、ここが崩れていないかが大事です。
| 見るところ | 気づきやすいサイン |
|---|---|
| 定期テスト | 英語・数学の点が続けて下がる。平均点との差が開いていく |
| 学校の課題 | 提出が遅れる・出していない。答えを写して出している |
| 家での様子 | 机に向かう時間がほぼない。スマホやゲームの時間が長い |
| 学校からの連絡 | 補習・再試験・追試の案内が来る。面談で先生から話がある |
学校から補習や再試験の案内が来たら、それは「今のうちに立て直して」という合図です。叱るより先に、どこでつまずいたかを一緒に見てください。
叱る前に、本人の言い分を聞く
中だるみのときに、親が一方的に勉強しなさいと言うと、反発して話をしなくなることがあります。まずは「どの教科がつらい?」「授業はどこから分からなくなった?」と、本人が答えやすい形で聞いてみてください。
家でできる立て直し方

定期テストの1教科から立て直す
全部の教科を一度に戻そうとすると、本人も親も続きません。まずは、いちばん下がった教科か、英語・数学のどちらか1教科にしぼり、次の定期テストで「前回より上げる」を目標にします。
- 定期テストの範囲表をもらったら、範囲を日ごとに分けて予定表に書く
- 学校の課題(ワーク・プリント)を、テストの1週間前までに一度終わらせる
- 間違えた問題だけを、テストの前にもう一度解く
中高一貫校の定期テストは、学校の課題や授業のプリントから出ることが多いので、まずは学校の教材を回すのが基本です。
勉強する時間と場所を、家の中に決めておく
「やる気が出たらやる」は、中だるみのときにはほぼ動きません。夕食の前の30分など、毎日同じ時間に、同じ場所で机に向かう形を作ると始めやすくなります。スマホは、その時間だけリビングに置くなど、家族でルールを決めておくとぶつかりにくくなります。
親は「管理」から「確認」に変える
中学受験のときのように、親が毎日すべてを管理する必要はありません。週に1回、予定表と課題の進み具合を一緒に見るくらいが、中高生には受け入れやすいようです。
学校の補習・先生を使う
補習や質問の時間は、いちばん身近な立て直しの場
中高一貫校では、成績が下がった生徒向けの補習や再試験、先生に質問できる時間を用意している学校があります。学校の先生は、定期テストに出るところをいちばんよく知っています。補習の案内が来たら、出るように声をかけてください。
面談では「何をすれば戻れるか」を聞く
学校の面談では、成績の話を聞くだけで終わらせず、「次の定期テストまでに何をすればよいか」「家で見てほしいところはどこか」を具体的に聞いておくと、家での声かけがしやすくなります。
あわせて読みたい:私立中学の特待生制度を比べました|首都圏の私立中102校の免除額・合格の基準(得点率)・人数を公式の数字で一覧に
それでも続かないときは、塾を考える
塾を考えたい目安
家と学校で立て直そうとしても、次のような状態が続くときは、外の力を借りるのも一つの方法です。
- 英語・数学で、前の学年の内容から分からなくなっている
- 家ではどうしても机に向かえない
- 親が言うとけんかになって、勉強の話ができない
- 学校の補習や再試験が続いている
中高一貫校生の塾選びで確かめたいこと
中高一貫校の授業は、学校ごとに教科書や進度が違います。高校受験向けの塾では、学校の進度と合わないことがあります。塾を選ぶときは、次の点を確かめてください。
| 確かめること | 理由 |
|---|---|
| 自分の学校の教材・進度で教えてもらえるか | 定期テストは学校の教材から出るため |
| 定期テスト対策をしてもらえる教科 | 英語・数学だけか、理科・社会もか |
| 1回の授業の長さと回数 | 家で勉強できない子は、塾にいる時間が勉強時間になる |
| 費用の内訳 | 入塾金・授業料のほかに教材費や講習費がかかるか |
| 通える場所に教室があるか | 通塾が続かないと立て直せない |
- 「集団塾か個別指導か」より先に、「学校の進度と教材に合わせてもらえるか」で選ぶと失敗しにくくなります。
中高一貫校生専門の個別指導塾WAYSで確認できること
中高一貫校に通う中高生向けの塾として、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS(ウェイズ)」があります。公式サイトで確認できる仕組みを整理しました。
WAYSの仕組み(公式サイトより)
| 項目 | 公式サイトで確認できること |
|---|---|
| 対象 | 中高一貫校に通う中学1年〜高校3年。成績が悪いことを理由に入塾を断ることはない |
| 指導時間 | 1コマ1科目120分。週1回から受講できる |
| 定期テスト対策の教科 | 英語・数学・理科の3教科(大学受験対策は5教科) |
| 教材 | 学校で使っている教材で指導。足りないときはタブレット教材や演習プリントも使う |
| 入塾金 | 22,000円(税込) |
| 授業料 | 金額は公式サイトに記載なし。無料学習相談でプランを提案。学年ごとに違う |
| ほかの費用 | 月謝と初回の入塾金のほかは請求しない(教材費・年会費なし) |
| 保護者への報告 | 「保護者Web」で入退室・指導報告・学習状況を見られる |
WAYSは、学校の教材を使って1回120分の長めの個別指導をする形です。家で勉強の時間が取れない子に向いた作りといえます。
教室の場所(公式サイトの教室一覧より)
教室に通う形の塾です。東京都に17教室、神奈川県に9教室、埼玉県に3教室(大宮・南浦和・志木)、千葉県に2教室(津田沼・新浦安)があり、ほかに大阪府・京都府・兵庫県・愛知県・奈良県にも教室があります。通える範囲に教室があるかを先に確かめてください。
無料の学習相談と体験指導
無料学習相談(40分。保護者だけでも可)と、無料体験指導(90分。子どもだけでも可)があります。予約はWebで24時間、電話は10:00〜20:00です。子どもが塾に乗り気でないときは、まず保護者だけで学習相談を受けて、学校の成績表を見てもらうこともできます。
中高一貫校の定期テストで点が下がってきて、家では勉強が続かない子には、学校の教材で長めに見てもらえるWAYSの学習相談がおすすめです。
中学受験が終わった小6も相談できる
公式サイトのよくある質問によると、中高一貫校への進学が決まった小学6年生は、12月開講の冬期講習から指導を受けられます(相談・体験の申し込みは12月から)。「入学前に中学の勉強に慣れておきたい」という家庭は、合格が決まったあとに確かめてみてください。
よくある質問
- 中高一貫校の中だるみは何年生で起きやすい?
-
何年生で起きるかを示した公的な統計は見当たりません。入学して最初の定期テストから、教科ごとの点の変化を見ておくと、早く気づけます。
- 中だるみで成績が下がったら、どこまで戻せる?
-
戻せる幅は、どの教科のどこからつまずいたかで変わります。英語・数学は積み上げ型なので、つまずいた単元まで戻って学び直す必要があります。早く気づくほど、戻る範囲は短くてすみます。
- 親はどこまで口を出していい?
-
毎日の管理より、週に1回、予定表と課題の進み具合を一緒に見るくらいが受け入れられやすいようです。点数を責めるより、どの単元が分からないかを一緒に確かめてください。
- 中高一貫校生は、高校受験向けの塾でもいい?
-
学校の進度や教科書が塾と違うと、定期テストの対策が合わないことがあります。自分の学校の教材と進度に合わせてもらえるかを、入塾の前に確かめてください。
- WAYSの授業料はいくら?
-
公式サイトには授業料の金額は書かれておらず、無料学習相談でプランを提案する形です。入塾金は22,000円(税込)で、月謝と入塾金のほかは請求しないと案内されています。
まとめ
- 中高一貫校の中だるみは、「高校受験がない」「勉強のやり方の切り替え」「親が手を離す時期」が重なって起きやすい
- 成績が下がり始めたら、合計点より「どの教科の、どの単元か」を見る
- 立て直しは、定期テストの1教科から。学校の課題を先に一度終わらせる
- 学校の補習・質問の時間・面談は、いちばん身近な立て直しの場
- 家と学校で続かないときは、学校の教材と進度に合わせてもらえる塾を考える
中学受験をやり切った力は、なくなったわけではありません。やり方を中学の勉強に合わせて切り替えれば、また伸びていきます。焦らず、まず次の定期テストから一緒に始めてみてください。
