「補欠って書いてあったけど、繰り上げってあるの?」
「電話がかかってきたのに出られなかった…どうしよう」
合格発表のあと、繰り上げ合格を待つ数日間は、本当に落ち着かないですよね。
最初に言っておくと、繰り上げ合格の連絡方法や期限は、学校ごとに決まっています。ネットの体験談より、まずはその学校の案内を確かめるのがいちばん確実です。
この記事では、繰り上げ合格のしくみ、連絡が来る時期と方法、電話に出られなかったときの考え方、入学金や他校の手続きとの関係をまとめました。
中学受験の繰り上げ合格とは?
合格者が辞退した分を、補欠の人から埋めるしくみ
私立中学は、他の学校と併願している受験生が多いです。合格を出しても、別の学校に進む人が一定数います。
その辞退で空いた分を、補欠や次点の受験生から順に埋めていくのが、繰り上げ合格です。
「補欠」と書かれていなくても繰り上がることはある?
学校によって、やり方はさまざまです。
- 合格発表のときに「補欠」として番号や順位を示す学校
- 補欠は示さず、必要になったら連絡する学校
- 繰り上げ合格を出さない学校
繰り上げ合格の有無や、補欠の示し方は学校ごとに違います。合格発表のページや募集要項の案内を確かめてください。
繰り上げ合格の確率は分かる?
正直、外からは分かりません。
辞退する人の数は、年によっても、その年の他校の結果によっても変わります。去年何人繰り上がったかが公開されていても、今年も同じとは限りません。
期待しすぎず、でもあきらめすぎず、という気持ちで待つのが現実的です。
繰り上げ合格の連絡はいつまで来る?

連絡の時期は「入学手続きの締め切りのあと」が多い
繰り上げ合格の連絡は、合格者の入学手続きの締め切りのあと、辞退者が出たタイミングで行われることが多いです。
締め切りが複数ある学校や、他校の発表を待ってから辞退する人がいる場合は、連絡が数日〜数週間にわたることもあります。
いつまで連絡の可能性があるかは、学校の案内に書かれていることがあります。書かれていなければ、学校に問い合わせても大丈夫です。
連絡方法は電話が中心
繰り上げ合格の連絡は、出願のときに登録した電話番号にかかってくる形が一般的です。Webの合否照会ページや、メールで知らせる学校もあります。
出願のときに、連絡がつきやすい番号(親の携帯など)を登録しておくのが大事です。
電話に出られなかったらどうなる?
ここが一番気になるところですよね。
連絡がつかないと、次の人に回ることがある
繰り上げ合格の連絡は、決められた時間内に入学の意思を確かめる形が多いです。連絡がつかない、または期限内に返事がない場合は、次の補欠の人に連絡が回ることがあります。
扱いは学校によって違いますが、「折り返せば大丈夫」とは限らないと思っておいてください。
着信に気づいたら、すぐ折り返す
知らない番号からの着信に気づいたら、すぐに折り返してください。学校の代表番号をスマホに登録しておくと、着信を見逃しにくくなります。
待っている期間にやっておきたいこと
- 受けた学校の代表番号をスマホに登録する
- 電話に出られる人(父・母)を日ごとに決めておく
- 留守番電話を設定し、メッセージを聞けるようにしておく
- 合否照会ページやメールも、こまめに確かめる
仕事中で出られない時間がある家庭は、出られる人を交代で決めておくと安心です。
繰り上げ合格と入学金・他校の手続き
すでに他の学校に入学金を払っている場合
繰り上げ合格の連絡が来るころには、別の学校に入学金を払っていることも多いです。
一般的に、入学金は返ってこないことが多いので、繰り上げ合格の学校に進むと、入学金を二重に払うことになります。
入学金や授業料の返金の扱いは、学校ごとの募集要項で確かめてください。
入学金の考え方は、別の記事でくわしくまとめています。
あわせて読みたい:中学受験の入学金はいつまでに払う?返金されるか・「捨て入学金」の考え方
繰り上げ合格の連絡が来たら、すぐ答える必要がある
繰り上げ合格の電話では、その場で、またはごく短い期限で「入学するかどうか」を聞かれることがあります。
なので、連絡が来てから考えるのでは遅いです。
待っている間に家族で決めておくこと
- 繰り上げ合格の連絡が来たら、その学校に進むか
- 入学金を二重に払うことになっても進むか
- 子ども本人の気持ちは、どちらの学校にあるか
- 入学手続きの書類や支払いを、すぐ用意できるか
ここは子どもの気持ちを一番大事にしてください。「せっかく受かったから」と親だけで決めると、入学後にしこりが残ることがあります。
繰り上げ合格を待つ子どもへの声かけ

待つ時間は子どもにもつらい
繰り上げ合格を待っている間、子どもは「自分は受かっていない」という気持ちと、「もしかしたら」という気持ちの間で揺れています。
待っている間も、すでに決まっている進学先のことを前向きに話しておくと、どちらの結果になっても気持ちを切り替えやすくなります。
連絡が来なかったときも
連絡が来ないまま期限が過ぎることもあります。そのときは、ここまで頑張ったことをしっかり認めてあげてください。
正直、親の方が引きずりがちです。でも、子どもが新しい学校を楽しみにできるかどうかは、親の言葉で大きく変わります。
あわせて読みたい:中学受験で言ってはいけないNGワード25選!「勉強しなさい」は言っちゃダメ!
まとめ:繰り上げ合格は「待ち方」を先に決めておく
繰り上げ合格は、連絡が来てから考えるのでは間に合わないことがあります。
- 繰り上げの有無・連絡方法・期限は、学校の案内で確かめる
- 学校の番号を登録し、電話に出られる人を決めておく
- 着信に気づいたら、すぐ折り返す
- 進むかどうか、入学金をどう考えるかを家族で決めておく
- 待つ間も、決まっている進学先を前向きに話しておく
どちらの結果になっても、子どもが前を向けるように。待つ時間の過ごし方も、受験の一部だと思っておいてください。
よくある質問
- 繰り上げ合格の電話は、何時ごろにかかってきますか?
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学校によって違います。平日の日中にかかってくることもあるので、出られる人を決めておくと安心です。
- 繰り上げ合格を断ることはできますか?
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断ることはできます。その場合、次の補欠の人に連絡が回ります。迷っている場合でも、期限内に必ず返事をしてください。
- 補欠の順位が遠い場合、期待しない方がいいですか?
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辞退の人数は年によって変わるので、順位だけで決めつけることはできません。ただ、期待しすぎず、決まっている進学先の準備も進めておくのがおすすめです。
- 繰り上げ合格の連絡を待つため、他校の入学手続きを遅らせてもいいですか?
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他校の手続きの締め切りを過ぎると、そちらの合格もなくなってしまいます。締め切りは守り、必要な手続きは期限内に済ませてください。