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中学受験を考えて通信教育を探すと、スタディサプリと進研ゼミという2つの名前が必ず出てくる。料金を見れば月額1,815円と7,480円で4倍以上の差があり、対象学年は片方が小1から、もう片方は小4から。
この違いを見て「安いほうで十分じゃないか」と考えるか、「高いほうがちゃんと中学受験に対応しているはず」と判断するか、そこで迷う人が多い。
でも、料金だけで選ぶと失敗する。
学年だけで選んでも失敗する。
中学受験という目標を前にしたとき、この2つはそもそも設計思想が違う。
片方は映像授業の見放題で自由に学べるサービス、もう片方は中学受験専用講座として毎月教材が届くサービス。どちらも「中学受験に使える」と公式に謳っているけれど、使い方の想定がまるで違うんです。
この記事では、公式サイトから取得した情報をもとに、中学受験を目指す家庭がどちらを選ぶべきか、塾との併用パターンも含めて結論を出す。
最後まで読めば、あなたの家庭にどちらが合うか判断できます。
スタディサプリと進研ゼミ、中学受験ではどっちを選ぶべきか先に結論
スタディサプリと進研ゼミの比較表
| 比較項目 | スタディサプリ | 進研ゼミ |
|---|---|---|
| 対象学年 | 小1〜小6 | 小4〜小6 |
| 月額料金(税込) | 12か月一括払いで月あたり1,815円/月払い2,178円 | 1年分一括払いで月7,480円/6か月分まとめ払い・毎月払いは月7,870円 |
| 無料体験 | 14日間(Web・クレジットカード申込のみ) | 中学受験講座の無料体験の案内はなし(無料の資料請求あり) |
| 入会金 | — | なし |
| 授業レベル | 基礎・応用の2レベル | — |
| 授業動画時間 | 1コマ約10分程度(基礎レベル講座) | — |
| 視聴可能範囲 | 小1〜高3まで全授業見放題 | — |
| 1日の学習時間 | — | 1日約60分(4年は月約20日、5・6年は月約26日の目安) |
| テキスト教材 | PDF無料、冊子1,320円 | 授業テキスト・演習ワーク付 |
| 向いている人 | 低コストで自分のペースで学習したい人 | 私立・国立中学受験を目指す人 |
※2026年10月11日時点の公式情報です。料金やプランの内容は変更されることがあります。出典:各公式サイトより引用
中学受験という前提で見たときの向き不向き
中学受験を前提に置いた瞬間、2つのサービスの立ち位置は明確に分かれる。
進研ゼミの「考える力・プラス 中学受験講座」は、私立・国立中学校向けの受験対策を正面から掲げている講座で、授業テキスト・演習ワーク・プロ講師による映像授業・赤ペン先生の添削がセットで毎月届く。4年生から6年生まで、1日約60分の学習を想定して設計されている。
一方でスタディサプリは、小1から高3までの全授業が見放題という設計。
基礎と応用の2レベルが用意されているものの、「中学受験講座」という名前の専用コースは無い。応用レベルの授業を使えば受験対策にも使えるという位置づけ。
つまり、進研ゼミは中学受験のために作られた講座で、スタディサプリは中学受験にも使える映像授業サービス。
この違いが全て。
2つのサービスの違いを一覧で比較してみた
この表を見るだけでも、設計の違いがわかる。
スタディサプリは視聴制限なし・全学年見放題という自由度の高さが特徴。
進研ゼミは中学受験講座として、毎月決まった量の教材が届く仕組み。
塾と併用するか、単独で使うかで選び方が変わる
ここが一番大事。
中学受験を塾に通いながら進める場合と、通信教育だけで進める場合では、求めるものが違う。
塾に通っているなら、塾で扱わない単元の補強や、苦手分野のピンポイント復習ができればいい。この場合、スタディサプリの「必要な授業だけ繰り返し見る」という使い方が効率的。
逆に通信教育を軸にして中学受験を目指すなら、毎月の学習計画が組まれていて、添削指導があって、進捗管理ができる進研ゼミのほうが向いている。
単独で進めるには、ただ映像授業が見られるだけでは足りないから。
塾併用か単独かで、どちらを選ぶべきかの答えは変わる。
料金の安さだけで選ぶと、後から「これじゃ足りない」となる。
公式情報とスペックを確認しておく
スタディサプリの公式サイトと基本スペック

スタディサプリの基本スペック
| 項目 | 公式サイトの情報 |
|---|---|
| 無料体験期間 | 14日間(Webサイト・クレカ決済のみ) |
| 対象学年 | 小学1年生〜小学6年生 |
| 視聴可能範囲 | 小1〜高3まで全授業見放題 |
| 対応教科 | 国語・算数・理科・社会 |
| 授業レベル | 基礎・応用の2レベル |
| 授業動画時間 | 1コマ約10分程度(基礎レベル講座) |
| 視聴制限 | 制限なし・追加料金なし |
| テキスト | PDF無料ダウンロード |
株式会社リクルートが運営するスタディサプリ小学講座は、小1から高3までの全授業が見放題で月額1,815円。12か月一括払いでこの料金になり、Webサイトからクレジットカード決済で申し込むと14日間の無料体験が使える。
授業は国語・算数・理科・社会の4教科で、基礎と応用の2レベル。
基礎レベル講座は1コマ約10分程度と短く、テキストはPDFで無料ダウンロードできる。
冊子版が欲しい場合は1冊1,320円で購入可能。
進研ゼミの公式サイトと基本スペック

進研ゼミの基本スペック
| 項目 | 公式サイトの情報 |
|---|---|
| 対象学年 | 小学4年生~6年生 |
| 入会金 | なし |
| 1日の学習時間 | 4年生:約60分×約20日/月、5・6年生:約60分×約26日/月 |
| 最短受講期間 | 1か月のみのご受講はできません |
| 教材お届け | 毎月25日までにお届け |
| 支払い時期 | 教材到着後のお支払い |
| 視聴環境 | インターネットにつながったパソコン・チャレンジパッド |
| 赤ペン返却 | 提出から3日で返却 |
ベネッセコーポレーションが運営する「考える力・プラス 中学受験講座」は、小4から小6を対象にした私立・国立中学校向けの受験対策講座。
月額7,480円で、毎月25日までに授業テキスト・演習ワーク・映像授業が届く。
1日の学習時間は4年生で約60分、5・6年生で約60分×約26日/月という設計。
赤ペン先生の添削は提出から3日で返却される。
支払いは教材到着後で、クレジットカード・口座引落・コンビニ振込に対応。入会金は無し。
対象学年・料金・教材形式で比べてわかったこと

対象学年・月額料金・テキスト教材の比較
| 比較項目 | スタディサプリ | 進研ゼミ |
|---|---|---|
| 対象学年 | 小1〜小6 | 小4〜小6 |
| 月額料金(税込) | 12か月一括払いで月あたり1,815円/月払い2,178円 | 1年分一括払いで月7,480円/6か月分まとめ払い・毎月払いは月7,870円 |
| テキスト教材 | PDF無料、冊子1,320円 | 授業テキスト・演習ワーク付 |
| 無料体験 | 14日間(Web・クレジットカード申込のみ) | 中学受験講座の無料体験の案内はなし(無料の資料請求あり) |
| 入会金 | — | なし |
中学受験コースの有無と対象学年の違い
スタディサプリの対象学年は小1から小6まで。
ただしこれは「小学講座全体」の対象であって、中学受験専用のコースが用意されているわけではない。
応用レベルの授業を選べば受験対策に使えるという位置づけ。
進研ゼミの「考える力・プラス 中学受験講座」は小4から小6が対象。講座名に「中学受験」と明記されており、私立・国立中学校向けの対策として設計されている。
中学受験を前提に教材が作られているかどうかが、この2つの最大の違い。スタディサプリは幅広い学年に対応している分、中学受験に特化した構成にはなっていない。
進研ゼミは逆に、小4からという学年制限がある代わりに、受験対策に的を絞った内容になっている。
月額料金と年間コストの差はどれくらいか
スタディサプリの月額は1,815円。これは12か月一括払いの場合の月あたり料金で、Webサイトからクレジットカード決済で申し込む必要がある。
コンビニ決済やアプリ決済では条件が変わる可能性がある。
進研ゼミは1年分一括払いなら月7,480円、6か月分まとめ払いと毎月払いなら月7,870円(税込・公式の2025年12月現在の表記)。入会金はかからない。
単純に月額だけ見れば、スタディサプリのほうが圧倒的に安い。
ただしこの料金差は、教材の設計思想の違いをそのまま反映している。
スタディサプリは映像授業の視聴サービスで、進研ゼミは教材・添削・サポートがセットになった講座。
料金だけで比べるのは意味がない。
テキスト教材と無料体験の扱いを比べてみた
スタディサプリの授業テキストはPDF形式で無料ダウンロードできる。印刷すれば手元で使える。
冊子版が欲しい場合は1冊1,320円で購入する形。
進研ゼミは授業テキストと演習ワークが毎月セットで届く。テキストを別途購入する必要は無い。
無料体験について。スタディサプリは14日間の無料体験があり、Webサイトからクレジットカード決済で申し込む場合に適用される。
受講申し込み日を含む14日間で、無料体験終了の24時間前までに利用停止手続きをすれば料金は発生しない。
進研ゼミの中学受験講座には無料体験の案内はなく、無料で資料請求ができる。
- スタディサプリはPDFテキストを無料DL可能
- 進研ゼミは紙の教材が毎月届く
- スタディサプリは14日間の無料体験あり
- 無料体験はクレカ決済限定
無料で試せるかどうかは判断材料として大きい。
スタディサプリなら14日間実際に使ってから継続を決められる。進研ゼミは最短受講期間が1か月以上なので、入会後すぐに辞めることはできない仕組み。
授業内容と学習時間の設計で比べてわかったこと

授業レベル・授業動画時間・視聴可能範囲の比較
| 比較項目 | スタディサプリ | 進研ゼミ |
|---|---|---|
| 授業レベル | 基礎・応用の2レベル | — |
| 授業動画時間 | 1コマ約10分程度(基礎レベル講座) | — |
| 視聴可能範囲 | 小1〜高3まで全授業見放題 | — |
| 1日の学習時間 | — | 1日約60分(4年は月約20日、5・6年は月約26日の目安) |
授業レベルと難関校対応の違い
スタディサプリの授業は基礎と応用の2レベル。
基礎レベルは学校の授業内容を確実に理解するためのもので、応用レベルは発展的な内容や受験対策に使える内容。
ただし「難関校対策」という名前の専用レベルがあるわけではない。
進研ゼミの「考える力・プラス 中学受験講座」は、私立・国立中学校向けの受験対策として設計されている。公式サイトには授業レベルの段階分けについての記載は無いが、良問テキストとプロ講師の映像授業で対策できると明記されている。
難関校を目指す場合、スタディサプリだけで対応するのは難しい。応用レベルの授業があるとはいえ、受験に特化した内容ではないので、塾との併用か、進研ゼミのような受験講座を使う必要がある。
1日の学習時間と視聴可能範囲の差
スタディサプリの基礎レベル講座は、1コマ約10分程度。
短い授業なので、隙間時間に見ることもできるし、必要な単元だけピンポイントで学ぶこともできる。
視聴可能範囲は小1から高3まで全授業が見放題なので、先取り学習も復習も自由。
進研ゼミの学習時間は1日約60分。4年生は月約20日、5・6年生は月約26日取り組む目安になっている。
毎月決まった量の教材が届くので、計画的に進められる反面、ペースを自分で大きく変えることはしにくい。
自由度を取るか、計画性を取るか。
スタディサプリは自分でペースを決められるけれど、逆に言えば自分で管理しないと進まない。進研ゼミは毎月の教材量が決まっているので、それに沿って進めれば計画的に学習できる。
質問対応と添削サポートはどちらが手厚いか
スタディサプリの問い合わせ手段は電話とWebサイトのよくあるご質問ページ。
電話対応は月曜から金曜の12:00〜19:00で、祝日・年末年始・GW・夏季休業は除く。
授業内容についての質問対応や、個別の添削サービスについては公式情報に記載が無い。
進研ゼミには赤ペン先生の添削がある。ネット返却なら受付後約3日(日曜・祝日除く)、郵送返却なら10〜14日で返ってくるので、わからない部分をそのままにしにくい仕組み。
問い合わせはLINE(24時間対応、オペレーター対応9:00-21:00)、チャット(24時間自動応答)、電話(9:00-21:00、年末年始除く)が使える。
添削と質問対応の手厚さでは、進研ゼミが圧倒的に上。
スタディサプリは映像授業を見るサービスなので、個別のサポートは最小限。進研ゼミは赤ペン先生の添削と充実した問い合わせ体制があり、わからない部分を放置しない設計になっている。
- スタディサプリに個別添削は無い
- 赤ペン先生はネット返却で約3日(日・祝除く)
- 進研ゼミはLINE・チャット・電話対応
- スタディサプリは電話が平日昼のみ
通信教育だけで中学受験を進めるなら、添削と質問対応があるかどうかは致命的な差になる。
わからない問題を自力で解決できるなら映像授業だけでもいいけれど、そうでないなら添削サービスがあったほうが安心。
結局どっちにすべきか、迷ったときの決め方
スタディサプリが向いているのはこんな家庭
塾に通っていて、塾で扱わない単元や苦手分野の補強に使いたい家庭。
スタディサプリは小1から高3まで全授業が見放題なので、学年を超えた復習や先取りができる。塾の授業でわからなかった部分を、スタディサプリの基礎レベルで復習するという使い方が効率的。
中学受験の準備段階として、小1や小2から低料金で学習習慣をつけたい家庭にも向いている。
進研ゼミの中学受験講座は小4からしか無いので、それ以前の学年ならスタディサプリという選択肢しかない。
スタディサプリは塾の補助教材、または低学年の学習習慣づけに使うのが正解。これ単独で中学受験を目指すのは、よほど自己管理能力が高い子でない限り難しい。
進研ゼミが向いているのはこんな家庭
通信教育を軸にして中学受験を目指したい家庭。進研ゼミの「考える力・プラス 中学受験講座」は、毎月の教材・映像授業・添削がセットになっているので、これに沿って進めれば計画的に受験対策ができる。
塾に通わずに中学受験を目指す場合、ただ映像授業を見るだけでは足りない。
問題演習と添削指導がセットになっている進研ゼミなら、通信教育だけでも受験対策の形になる。
ただし、最難関校を目指すなら進研ゼミだけでも足りないという声もある。
Web検索で確認できる範囲では、進研ゼミは中堅校から上位校を狙う層に向いているという評価が多い。
併用はありか、それとも一つに絞るべきか
併用するなら、進研ゼミを軸にしてスタディサプリで補強する形が現実的。進研ゼミで毎月の学習を進めながら、苦手単元だけスタディサプリで復習する。
この使い方なら、進研ゼミの計画性とスタディサプリの自由度の両方を活かせる。
ただし併用すると当然コストは上がる。進研ゼミだけでも月7,480円〜(税込)かかるので、そこにスタディサプリを足すかどうかは慎重に判断したほうがいい。
逆に、塾に通っているならスタディサプリだけで十分。
塾がメインの学習で、スタディサプリは補助教材という位置づけ。
この場合、進研ゼミまで追加する必要は無い。
一つに絞るべきかどうかは、塾に通うかどうかで決まる。
塾に通うならスタディサプリ、通信教育だけなら進研ゼミ。
この判断基準が一番シンプル。
- 塾併用ならスタディサプリだけで足りる
- 通信教育軸なら進研ゼミが第一候補
- 併用は進研ゼミ+スタディサプリの順
- 志望校によっては塾との併用も検討
- 低学年はスタディサプリから始める
通信教育だけで受験対策を完結できるかは、志望校のレベルによって変わる。難関校をめざすなら、塾との併用も視野に入れて考えたい。
進研ゼミの公式Q&Aには「どのくらいの偏差値の中学をめざせる講座ですか?」という項目もあるので、申し込む前に確認しておくと安心。
迷ったら、まずスタディサプリの14日間無料体験を使ってみる。
子どもが映像授業だけで理解できるタイプなら、スタディサプリで十分かもしれない。
逆に、演習と添削が無いと定着しないタイプなら、進研ゼミのほうが向いている。無料で試せる期間があるうちに、子どもの学習スタイルを見極めるのが一番確実です。
スタディサプリと進研ゼミの比較表(再掲)
| 比較項目 | スタディサプリ | 進研ゼミ |
|---|---|---|
| 対象学年 | 小1〜小6 | 小4〜小6 |
| 月額料金(税込) | 12か月一括払いで月あたり1,815円/月払い2,178円 | 1年分一括払いで月7,480円/6か月分まとめ払い・毎月払いは月7,870円 |
| 無料体験 | 14日間(Web・クレジットカード申込のみ) | 中学受験講座の無料体験の案内はなし(無料の資料請求あり) |
| 入会金 | — | なし |
| 授業レベル | 基礎・応用の2レベル | — |
| 授業動画時間 | 1コマ約10分程度(基礎レベル講座) | — |
| 視聴可能範囲 | 小1〜高3まで全授業見放題 | — |
| 1日の学習時間 | — | 1日約60分(4年は月約20日、5・6年は月約26日の目安) |
| テキスト教材 | PDF無料、冊子1,320円 | 授業テキスト・演習ワーク付 |
| 向いている人 | 低コストで自分のペースで学習したい人 | 私立・国立中学受験を目指す人 |